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手と仕事

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100人を撮ることになってからからのことやぼくの思想そのものを文章化した。
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#言葉

人の口説き方を間違えると自分の価値を下げる|手と仕事#19

カメラマンになろうと思った時って一体いつだろうかなんてわかんないけど、20歳の時にカメラを手にした時には少なくともそんな夢見ていなかった。 ぼくがカメラを持つ理由を見つけた時に憧れた人はもちろんカメラマンで、アーティストで、芸術家で、気まぐれな大人で、そんな人の価値観を間近で覚えながらカメラと生きてきたぼくの感性はいつだってフォトグラファーや写真家って呼べるほど堅苦しいものじゃなくて、ぐにゃぐにゃと場所と環境で形を変えて、好き勝手に生きるように見えては何かを生み出すことをや

そのたった一言がぼくの心には必要だったよ|手と仕事#4

カメラマンとして嬉しい仕事を手にした。 とにかくうれしかった。 ずっと関わりたかった団体でずっとやりたかった仕事、憧れなのかなんなのかぼくにカメラを教えた師匠がいる世界に片足を突っ込んだ気がして、とにかく嬉しかった。 その世界には、ぼくの人生の価値観をぶっ壊した人も、カメラの魅力を教えた人もいて、常識っていう概念から逸脱した人たちもいる世界。 その仕事が決まった朝、昔お世話になった人たちに嬉しくて連絡してしまった。 あなたたちのいる世界に足を突っ込むことになった