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一般リーマン(深夜ラジオリスナー)がPodcastを配信することによる効果効能と、ネットの片隅でラジオ愛を少し叫ぶ

今日読んだBRUTUSの特集に「Podcastをはじめる」記事があった。
自分の棚卸も兼ねて、#わたしとポッドキャスト に乗っかって書きます。

⓪何やってるの

魚と食を笑って楽しむPodcast「JUNKFISH!」を、相方のかにへーと配信しています。本業で魚食に携わる2名で、食べた魚とか業界内外のゲストの方に出演してもらって話をしてもらったり、魚になりきった相方と掛け合いをしたり、相方のボケをスルーしたり、ラップや口上をギクシャクと聞いています(楽しいのだがリアクションが下手)
・収録は月1回、配信は3~4回。編集は相方様にやってもらっている
Notionでホームページ作ってみたよ
・ポッドキャストアワードの推薦作品に選んでもらったよ
・アフター6ジャンクションさんが取り上げてくれたよ(旧番組名ですが)


①Podcast配信をすることによる効果効能と意味合い

・情報収集のアンテナが能動的になる

2018年1月から毎朝、Twitterで水産業や食品に関わるニュースを見て、似たような記事をクリップすることを続けています。要はインプットです。 そこにアウトプットをする機会を得られると、ちょっと変化が起きます。 BEFORE
ニュースを見る→記憶と検索で過去の情報と紐づける→クリップする

AFTER
ニュースを見る→記憶と検索で過去の情報と紐づける→クリップする→これラジオで話したら面白いかもアンテナにひっかかる→意味合いを抽出して文章に起こす→ネタになりそうだったら話す

アウトプットがクリップだけでなく、人に話そうという頭があると、能動的に頭が動く感じで、今まで以上に有機的に頭の中の知識が紐づく感じがします。 僕の場合は本業に近い領域なので、趣味であり仕事、みたいな感じで個人的にはお得に感じています。

・話すことそのもののトレーニングができる

①発話自体が改善できる
僕は人前で話すこと自体に苦手意識はないのですが、根が陰キャなので 発話で言葉尻が消えがちになる癖があります。
宇多丸さん、会社の先輩、実弟にも指摘される「お前の声ちっちぇえよ」はなかなかショックでした。ついでに妻もそう思っていたらしい。きっつー。

⇒アクションとして、言い切る語尾を強く発するように意識をして話すようにしています。
※相方は僕のマイクの音量を上げてくれたりしてサポートしてくれておりありがたい
社会人になってプライベートで仕事に活きるアドバイスがもらえるなんてなかなかないので、めちゃくちゃすごくありがたい(語彙力)。
もちろん依然課題は山積みなんですが。少しは改善できたのかなと思っています。

②整理して物事を話すトレーニングになる
そもそも物事を整理して話すことにとても苦手意識があります。
声ちっちぇしトークはぐちゃぐちゃでお前本当に働いてんの?って感じですが、日々フル回転で生きてるんです・・・新卒の時とか今の比にならないくらい酷かった。
なもんで、収録前に毎回Qシートを書いています。
書いた上でよくわからなくなったりテンションで話しちゃうことも多々あるのですが、プライベートでここまで整理して話すことなんて、義父に挨拶したときと友達の結婚式スピーチ以外にない。
そういう機会を得られること自体がありがたい。
少しづつ進歩している・・・はず・・・(汗)

③知り合いが増える
①②の効能とは違いますが、Twitterを中心にコミュニケーションをしていると、「魚食」「水産業」「生きものとしての魚」「胃弱」など、取り扱ったトピックで、いろんなクラスターの人と話をすることができます。
例えば大学の先生とか、卸業者の方、魚屋さん、釣り好き、全国津々浦々の魚好き、調理師の方、公務員の人とか、伝説のフィッシャーマンとか、いろんな人と出会えます。
この話を周りにするとすごく羨ましがられます。
特に今は人と交流を広げづらいご時世ですので、音声・SNSで交流を広げられることの醍醐味を、Podcastを始めてからとても感じています。

そんなわけでヒューマンスキルの向上にめちゃくちゃ効果効能を感じておりますのでおすすめ。

以下自分語り。

②深夜ラジオリスナーが話す側に踏み出すことによってさらにラジオを楽しめるという話

今聞いてる番組:オードリーANN、マヂカルラブリーANN、ハライチのターン、有吉SND、蛙亭ANNi、ナイツちゃきちゃき大放送、問わず語りの神田伯山、アルコ&ピースDCG、トム・ブラウンANNi、錦鯉ANNi、他Podcastもろもろ。
ラジオリスナー界隈、聞いている方は上を見たらキリはないけど、テレビ全く見る暇がないくらいラジオを聞いている。
要はラジオが好きなわけです。好きの詳細は後日言語化してみよう。

ちなみにラジオ遍歴を書き起こしてみると、陰キャが徐々に社会に出るようになった経緯が見えて頭が痛い
①受験中に伊集院光・スクールオブロック・魂ラジでラジオに踏み入れた中学生
②ItunesのPodcast配信が始まり、TBSラジオやらねとらじ(音泉・はいてない.com・HIBIKIは今もあるのだろうか・・)に踏み入れた高校生
③オードリーと声優ラジオにはまった大学生(ひだまりラジオとアニスパのおかげで色々な悩みを吹き飛ばせた)
④関西赴任でFM802にハマった社会人1年目
⑤妻の影響でお笑いが好きになり芸人ラジオを聞きあさる昨今
⑥配信しつつPodcastを聞き漁る現在

そんな人が自分がしゃべる側を経験すると、話し手に思いを馳せる力が高まるのを感じる。「あ、この話は見切り発車で熱量大目なのかな」とか「こんなに長尺で頭に入る話、どうやって作ってるんだ!?」とか「自分が大学生の時から毎週オープニングトーク40分やってるオードリーって頭おかしいな」とか。
要はより、めちゃくちゃ楽しめるようになる。そしてラジオ本を買い漁るわけです。
佐久間さんの本はめちゃくちゃよかった・・・すごく参考にもなる・・・

③まとまらないまとめ

何か発信したいものがある人は一握りだと思いますが、もし好きなものがあったら、Anchorとかスマホあれば配信できるので、やってみるのがオススメです。
僕は幸運なことに相方が音質にこだわって編集してくれてるけど、こだわらなければ、アプリをインストールして、10分後には配信できると思います。

トークスキルがナチュラルボーンに備わっている人ってほんとすごい。
あと笑いのセンスが備わっている人すごい。

そんなわけでコロナきっかけで共催しようとしてたイベントが中止になってから、ラジオやらない?と声をかけてくれた相方かにへーさんに最大の感謝をしつつ、2022年2月時点の棚おろしとします。
また思いついたらやろう。

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