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こういう本があれば、社外で働いてみたい人のチャンスが広がると思うので、書きたいな、という話

普段、ビジネス・経済関係のライターをしているのですが、
それとは別に、
「30~40代で、これまで未経験の仕事にチャレンジ&転身するには?」
というテーマのサイトを2017年から運営しています。

以下の二つです。

今の仕事は好きだけど、他の仕事もやってみたい

このサイトを始めたきっかけの一つは、自分自身の悩みでした。

「ライターという仕事は好きだし、これからも続けたいけど、今までの蓄積を生かして他の仕事もやってみたいな」

30代も後半にさしかかってから、ふとそんなことを思ったのです。

「食いっぱぐれるかもしれないから仕事の幅を広げたい」という危機感もありましたが、どちらかというと「なんか他にも面白いことできないかな」という好奇心の方が強めでしたね。

ただ、今の仕事をやめて未知の分野に飛び込むリスクは負いたくありません。

「社会人インターンシップ」「リモート副業」っていいね

そこで、何かいい方法はないかと探していたら、以下の方法を見つけました。

◎「社会人インターンシップ」
1日~数週間、短期間だけ職業体験をする。

◎「リモート副業」
zoomなどを使って地方企業や首都圏のスタートアップなどで副業する。スキマ時間の作業ではなく、新規事業開発やウェブマーケティング戦略のような高度な仕事も多い。

これなら、今の仕事を辞めることなく、社外で働く経験ができます。

「この仕組みを利用したい人は自分以外にもいるのでは? リスクを負いにくい30~40代にピッタリでは」と思い、サイトを開設。マッチングサービスの事業者さんや実際に体験した方に取材し始めたわけです。

さらに、自分でも地方企業でのリモート副業(釜石で8カ月)や仕事体験に挑戦しました。11月からも長野県で新たな副業をすることが決まっています。

副業したい人はたくさんいるけど、働ける企業が全然ない

ということで、直接話を聞いたり体験したりしているのですが、そのなかで、いろいろなことがわかってきました。

一言でいえば、
「副業したい人はたくさんいるのに、働ける企業が全然ない」ことです。

最初はリモート副業のマッチングサービスを知らない人が多いだろうから、それをサイトで取り上げて、広く伝えようと考えていたのですが、

実際はどのサービス事業者さんでも、企業より副業希望者が圧倒的に多く、応募倍率10倍以上は当たり前。紹介したところで、大部分の人がチャンスにありつけない、という状況でした。

新型コロナの影響で在宅勤務や自宅待機になったことで、希望者が急増したとはいえ、企業の数はまだまだ少ないようです。

副業人材を雇っても意味ない?

なぜ企業は消極的なのでしょうか? 

・「ちょっとばかし副業で雇ったところで、大して意味ないでしょ」と考えている。
・興味はあるけれど、数カ月間、どう活用していいのかわからない。
・副業人材を雇ってみたものの、企業も人材も不慣れなので、仕事がうまく進まず、「もう副業人材はいいや…」となってしまった……。

あちこちで話を聞いていると、こんな理由が見えてきました。

とはいえ、企業によっては副業人材をうまく活用できていることは確か。働く側もたくさんのメリットが得られることを、自分自身で体感しています。

また、地方で副業する人が増えることは、企業のみならず、その地域にも少しは好影響があると思います。

このまま、受け入れ企業が増えないのは惜しいなと考えました。

「企業が副業人材をうまく活用するためのマニュアル」があればいいのでは?

そこで考えたのが、「企業が副業人材をうまく活用するためのマニュアル」をつくることです。

気軽に読める書籍の形で、次のような内容をまとめれば、企業の経営者や現場の担当者の方が不安や疑問を解消でき、副業人材を受け入れやすくなる。ひいては副業の募集が増えて、副業したい人たちのチャンスが広がるんじゃないかと考えたのです。

▼副業・兼業人材を受け入れるメリットとは?
人手が足りなくてできなかったことができる、新たな視点をもたらしてくれる、従業員が刺激を受け体質改善につながる…
▼人材を受け入れる前に知っておきたいこと
マッチングサービスの種類、クラウドソーシングサイトとの違い、副業・兼業とは具体的に何か、どんな人材がいるのか…
▼副業・兼業人材を採用するときのポイント
「何を求めるのか」目的をはきりさせる、採用時のチェックポイント…
▼副業・兼業人材との仕事の進め方
リモートだからこそ距離を縮める、週1回の定例会議はマスト、経営者だけでなく従業員を巻き込む、「仕事の範囲」のズレがトラブルを生む、トラブるプロジェクトの進め方、役割は明確に分けるべきか、どう情報共有するか、社内とは異なるミーティングの進め方…
▼複業・兼業人材を活用した実例集
▼複業・兼業人材活用Q&A
途中で「やめたい」と言われたら、契約満了後の関係は?…

…と、いま思いついたみたいに書いていますが、実際には数カ月前から目次案を作ったり、サンプル原稿を書いたり、取材先を探したり、とあれこれ動いていまして、あとはゴーサインを出していただける出版社さんを見つけ出すのみ! それが一番大変なんですけどね(笑)。

待っているのではなく、自分からご提案しまくるつもり満々なのですが、もし、ちょっと気になるという書籍編集者さんがいらっしゃいましたら、お気軽にお声がけください。泣いて喜びます。

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