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これが不帰ノ嶮

今更になって軽量化とULに目覚めました。
どうもなおやです。✋
#シンプルに体力不足

というわけで今回は白馬〜唐松間、不帰キレットに挑戦してきました!⛰
注意箇所は結構一瞬で、どちらかというと天狗の大下りなどのアップダウン過多による体力勝負なルートでした。
#これが不帰キレット


そして今回のメンバーは
高見石に続いて2回目の登場!軽量化の神「なな」さんと
絶景を目にすると無限に歩ける「まりろう」と
僕の三人です✌️

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1日目
栂池



白馬岳


1日目は栂池自然園から出発して、なだらかな登りを歩き白馬大池へ🥾
山頂付近は黄葉してると思っていたけど、思ったより下まで来ていて、天狗原付近でも十分綺麗に見ることができました!🌾
思いもよらないサプライズでテンションがあがり、写真を撮りながら結構スローペースで歩きます🚶‍♂️
ちなみにこのルート絶景を拝みながら山を歩くことができますが、距離が長いため結構きつく、白馬大池に着くまでに結構疲労が溜まりました。


白馬大池でお昼休憩をして、いざ絶景の稜線歩きへ!


白馬大池から白馬岳山頂までのルートは、稜線歩きのルートになるので後立山の稜線、劔、立山、日本海、運がよければ雲海などいろいろなものを見ながら歩けます!
#稜線最高

自分がこれから歩く道がはっきり見える!しかも目標の山頂もしっかり見える!のに、距離が長いため全然近づいているように感じず、徐々に精神的にきつくなっていきます。

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山頂まで約1時間のところで若い男性3人組の集団と遭遇し、そのうちの1人がスピーカーから自分たち世代のテンションが上がる曲を流していたのでつられてこちらもテンションが上がりペースアップ💨


山を歩いていると時間が経つのは早いもので朝の9時ごろから歩き始めて9時間。ようやく白馬岳山頂に到着🚩
頑張って歩いて山頂に着いた時は達成感と目の前に広がる絶景で疲れが吹き飛びました!!!頑張ってよかった〜🔥


すでに17時を回っていて日没が近いので、山頂を後にしテント場に向かい始めると、夕日に照らされた杓子岳と白馬鑓がズドーン!!!
これを見た瞬間久しぶりに絶景を見た感覚が降りてきて、テンションが上がりまくりめちゃくちゃシャーターを押しました📸

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そうこうしていたらテント場付近まで降りてくる頃にはもう日没間近なので、このまま稜線上で日没を待つことに。
疲れていたからなのか沈む夕日を見ながらうっとりしてしまいました。。。

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2日目
頂上宿舎

不帰ノ嶮

唐松岳

八方池山荘


早朝3時。強風でテントが揺らされる中、起床🕰
不慣れな暗闇の中でのテント回収で、銀マットが吹き飛ばされ、たった1秒でガスガスの暗闇へ
#ゴミのように銀マットが落ちてたら僕のです 。ごめんなさい

準備ができたのは4時半で、まずは杓子岳へ向けて出発💨
気温も低く風も吹いていたため寒さに耐えながら歩いて行きます。

ちょうど日の出の時間ごろに杓子岳山頂に到着🚩
しかし周りはガスで眺望は見れず。。ただガスが赤くなっていたのでまるで異世界にいるような感じがしました。

少し待ちましたがなかなかガスが抜けてくれないため、白馬鑓まで行くことに!
すると途中でガスが抜け、大迫力の景色を見ることできました!
#その景色は写真にて

そこから完全にガスが取れ、後立山のどこまでも続くかと思える稜線を見ながらの山歩きは本当に最高でした。

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迫る不帰ノ嶮に少し緊張しながらもウキウキしながら歩いていると、天狗山荘に到着。
最近リニューアルオープンしたらしく、山荘内はとても綺麗で朝食も兼ねてインスタントのうどんとコーヒーをいただきました。☕️

少し休憩をして気合を入れ直し、いざ不帰ノ嶮へ

天狗山荘より先は、天狗の頭の少し先まではなだらかな稜線を降り、天狗の大下りで一気に急下降!!!
鎖などを使いながら一気に標高を下げて行きます。
降り初めてすぐ正面には不帰ノ嶮が見えたのですが、ここからまだ全然下るのに、それよりもはるか上に頂が見えて、この登り返しには絶望しました。😨

弱音吐いていられないので、一歩ずつゆっくりではありますが歩いて行きます。🚶‍♂️

とりあえず、一峰の頭に到着しここから2峰北峰までか注意箇所⚠️
鎖を使いながら、岩にへばりつくようによじ登っていきます🧗
最後に、横に置かれた梯子を歩いて核心部終了。

緊張感とスリルがあり、登る前は少し怖かったけれど、終わってみればめちゃくちゃ楽しかった。
#無事に歩けてよかった

そこから先は細く危険な道もありましたが、簡単な岩登り程度で2峰北峰到着🚩
ここまで緊張で疲労が溜まっていたので少し休憩。
ここから2峰南峰、唐松岳へと歩いて行くわけですが、特に危険箇所はなく行くことができました。
#毎回アップダウンで体力的にしんどい

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疲労困憊の末、やっとこ唐松山頂に到着🚩
山頂に着いたときは、足の疲労感と不帰を歩き切った達成感でいっぱいでした!
#頑張ってよかった


だがここで終わらないのが今回の山行。
僕以外の2人は明日もお休みのため、この日は唐松のテント場で宿泊し、翌日五竜岳を経由して下山。
しかし僕は翌日仕事があるため、このまま八方尾根を降りて車で帰らなければなりません。
#ハード過ぎる

唐松山荘で2人とお別れし、僕は最終リフトに乗るため猛スピードで八方尾根を駆け降りて行きます。
不思議なもので、あんなに疲労困憊だったのにキレット歩ききった達成感からか、体力が戻ってきてコースタイムの2倍のスピードで降りちゃいました笑


無事にリストに乗ることができて今回の工程が終了。

今回の山旅は、最初にも書いた通りアップダウンが激しいコースで、体力的にものすごいキツイ思いをしましたが、それ以上に後立山の絶景や不帰ノ嶮の迫力を堪能できて、とても充実感のある最高の2日間でした。
1人では行けないようなルートなので、一緒に行って来れた2人には感謝感謝!!!
二人ともとっても心強かったよ!

ちなみに今回は白馬方面から唐松に抜けるルートで行きましたが、こっちから行くと長い稜線歩きをして、体力を削られた最後に不帰を歩くことになるので体力的には結構しんどい。
唐松側から不帰を通って天狗山荘に泊まったほうが、岩場に慣れてる人なら体力的にも安全だと思いました。
#天狗の大下りを激登りしないとだけどね


今は秋の紅葉シーズンが始まって山が盛り上がってますね!🍁
次はどこの山に行こうかな


それではなおやでした!See You Next Time!!!

↓詳しくはこちら


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