職場最後の日

今日、現職場最後の日だった。

帰り際、スタッフがかわるがわる別れの挨拶をしに来た。

いろいろ思うことあって辞めることにした訳だけど、

「残ってほしい」

「寂しい」

と言ってもらえるのはありがたいことだ。

今更ながら、みんなに愛されていたんだなぁ、と気づく。

自分では、他人からみた自分は分からないし、そもそも私はあまり他人からの目を気にしないタイプではある。

けれど、
「他人を嫌な気持ちにはしたくない」
という気持ちは常に根底にある。

だから疲れちゃうのかもしれないけど。

自分の見た目が、人が良さそうな見た目なようで、人からなめられやすいと同時に警戒をとかれやすい。

そんな良い人って訳でもないのだが…。

まぁ、悪い人でないことは確かだろうな…。

他人から見られる自分、というものにあまりに無頓着で、アカヌケからは程遠いミテクレである。

自分が他人に与える影響をみくびっているから、失言してしまうことも多々ある。

いつも心の声がダダ漏れである。

嫌なことがあればすぐ愚痴ってしまう。

これは改善しないとな。

本当に不完全な自分である。

立場上、気の利いたこと言えなくて、申し訳ないな、とも思う。

いろんな人の思いが自分に向かってきていて、そこから逃れたがってる自分もいる。

いや、私は、もっと、自分のことを、正しく理解しても良いんじゃないかな。

私はみんなに愛されていたんだ。

…ということを、もっと受け入れても良いんじゃないだろうか。

私は、愛を受け取るには自分は相応しくない、と心のどこかで思ってる。

遠慮してしまう自分がいる。

逃げようとする自分がいる。

人からの愛はちゃんと受け取って良いんじゃないかな。

それだけの価値が自分にはある、と、許可して良いんじゃないかな。

人々からの愛をきちんと受け入れて、ありがたく受け取って、前に進んで行ったら良いんじゃないかな。

自分は人々から愛されるに相応しいヒトだったんだ、と。

私は常に前を向いていたいし、実際、前しか見えていない。

明日には今日の日のことは忘れてしまう。

いつもそう。

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