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ChatGPTをゴーストライターにしたいけど、長文作成でどん詰まった話


ChatGPTをゴーストライターにしたい

ChatGPTをゴーストライターにしたい。その願望を持っている方は多いのではないかと思います。単純に、”ChatGPT ゴーストライター”でgoogle検索をかけるだけでも、2023年12月末時点で約 75,900 件の結果がヒットします。
かくいう私も、ChatGPTをゴーストライターにする方法には興味津々です。今音声にいてくれ書いているこの文章も、いずれはChatGPTが書いてくれるかもしれない。なんなら、仕事で書いている文章もChatGPTが代わりに書いてくれたら、仕事が楽になりそうと思うと夢があります。

前回の記事で、ChatGPTに今までの文章を評価してもらったのは、ゴーストライティングの準備の一つとして、スタイルの模倣があることを知ったので、そもそもスタイルって何? と思って、ChatGPTに聞いてみた内容でした。

今回は、さらにそれを基にゴーストライティングしてもらおう…と、試みまして、見事にどん詰まった話です。

最近、🐰モジーのなおりんの話が書けてないので、挿絵をいれました


ChatGPTでゴーストライティングする方法を探したところ

こちらを参考にさせていただきました。


なんと、プロンプトがそのまま書かれています。
自分のこれまでに書いたnoteを学習させようと思うと、サンプルテキストの提供がとても長くなってしまうので、先にメモ帳に自分のこれまでの記載をコピー&ペーストして保存。その上で、書かれているプロンプトを改造してやってみました。

その時のプロンプトと回答をまとめたのが前回です。


これで、私の文章のスタイルが読み込まれました。
参考にした先人のプロンプトだと、あとはテーマを提供すれば、私の書き方を真似しつつ、文章を書いてくれる、はず。

期待に胸を膨らませ、いざ
<プロンプト>
貴方はプロのゴーストライターです。日本語のみ扱います。
1)アップロードしたテキストの書き方、トーン、スタイルを完全に再現するために分析してください。
2)テーマ:ChatGPTでフリーテキストのカテゴリ分けを試みたが難しかった について、 新しい日本語のブログ記事テキストを書いてください。


このアップロードされたテキストは、ChatGPTとの対話を元にした創造的な物語や、ChatGPTの使用経験についての記述を含んでいます。テキストのスタイルは、物語の要素と実際のChatGPTの使用体験を融合させた、個人的かつ詳細な語り口です。具体的には、ChatGPTを使って創り出された「ChatGPTの森」という架空の世界についての物語や、その世界に住むキャラクターに関する詳細な説明があります。また、実際のChatGPTの使用経験を元にしたエピソードや感想が織り交ぜられており、読者に対し親しみやすいトーンで書かれています。

次に、ご指定のテーマ「ChatGPTでフリーテキストのカテゴリ分けを試みたが難しかった」について、新しい日本語のブログ記事を作成します。このテキストのスタイルを踏襲しつつ、指定されたテーマに沿った内容を提供いたします。

ChatGPTを用いたフリーテキストのカテゴリ分けは、一見単純な作業のように思えますが、実は多くの課題を内包しています。これは、テキストが持つ多様性や複雑性、文脈の理解が必要であるためです。特に、日本語のテキストにおいては、言葉の微妙なニュアンスや文化的な背景が重要な役割を果たします。

例えば、同じ単語でも文脈によって意味が大きく変わることがあります。また、日本語に特有の表現、如何様(いかんさま)や言い回しは、直訳ではなく文脈を理解して初めて適切なカテゴリに分類できるものです。

さらに、日本語の文章は省略や暗黙の了解が多く含まれることが多いため、これらを解釈し正確にカテゴリ分けするためには、AIによる高度な理解が必要です。これらの要素を総合すると、ChatGPTを活用したフリーテキストのカテゴリ分けは簡単ではなく、多くの挑戦が伴います。それでも、技術の進歩によって、より精度の高いカテゴリ分けが期待できる未来があります。


残念!

あれれ…といいますか、 元の文章ほどの長さもなく、テキストの書き方、言葉の選び方も、スタイルを学習しているとは言い難い様な…

とはいえ、私の指示も相当ざっくりしているので、ここは気を取り直して再挑戦といきましょう。


ブログ記事をゴーストライティングできるか? に挑戦

テーマだけで書いてもらうのは、流石に難易度が高いと思い、noteに書こうと思っていた内容を列挙してプロンプト似入れ込むことにしました。骨子の作成にも、New ChatでChatGPTを活用しています。

<プロンプト>
テーマだけでは難しいようなので、 ブログの骨子をドラフトしました。
ブログの骨子を基に、 アップロードしたテキストの書き方、トーン、スタイルを完全に再現する形で新しい日本語のブログ記事テキストを書いてください。

#ブログの骨子
はじめに
先日も書いた通り、ここのところChatGPTの利用回数が少し減ってきています。何とか使えないかなと試みているものの、あまり「できた!」と言う感じがしなくて、結局途中で会話を諦めることが多いです。
失敗事例もまた経験と言うことで、書いてみることにしました。

機密情報の取り扱いと制約
そもそも、業務にChatGPTを使用できない会社も多いはず。
機密情報を入れることはできないので、利用できるシーンが限られます。
そういった制約を考慮すると、どうしても公開情報のリサーチか、その加工にChatGPT活用は偏ってきます。

フリーテキストのカテゴリ分類の試み
具体的には、公開されているフリーテキスト形式の感想データを、私たちの業務に適合するカテゴリに分類する作業をChatGPTに依頼することにしました。この作業は、数万行に及ぶWebサイトから収集した情報と、あらかじめ定義した複数のカテゴリを用いて実施されました。

実施プロセス
私たちは、各感想文がどのカテゴリに当てはまるかをChatGPTに問い合わせ、処理を依頼しました。理論上は、このような分類作業はChatGPTの能力範囲内にあります。

結果と課題
しかし、実際に試みてみると、いくつかの問題が浮き彫りになりました。一つは、カテゴリが複雑すぎること、もう一つは感想のテキストが長すぎることでした。これらの要因により、ほとんどのテキストが同一カテゴリに分類されてしまうという結果に終わりました。

結論
この試みは、想定した効果を得ることができず、失敗に終わりました。ChatGPTを活用する際には、テキストの長さやカテゴリの複雑さを考慮する必要があることがわかりました。また、AIツールの能力には限界があり、すべての業務プロセスに適合するわけではないことを認識する必要があります。

この経験は、ChatGPTを含むAIツールをビジネスに適用する際の重要な学びとなりました。今後も、このような技術の可能性と限界を探求し続けることが重要であると感じています。


はじめに、ChatGPTの使用回数が減少している現状について触れ、失敗事例もまた経験であるとの考えを示します。次に、機密情報の取り扱いに関する制約と、それに伴うChatGPTの利用範囲の限定について言及します。具体的な使用例として、フリーテキストのカテゴリ分類を試みた経験を共有し、そのプロセスと結果について詳細に説明します。カテゴリの複雑さやテキストの長さが課題であったこと、そして最終的に多くのテキストが同一カテゴリに分類された結果に終わったことを明らかにします。結論として、ChatGPTの能力の限界と、AIツールをビジネスに適用する際の重要な学びを強調します。この経験から、技術の可能性と限界を探求し続けることの重要性を感じていると締めくくります。


残念!

短い! というのが正直な感想です。
この後、ちょっとこれは想定の内容ではなくということでChatGPTに修正のお願いをするのですが、これがあまりにうまくいかなくてどん詰まってしまいました。


長文にして! という要望が全く通らない

長文にしたい。とはいえ、目安がないとChatGPTも困ると思い、文字数を指定したのですがどうもこれがいけなかったようです。
<プロンプト>
3000文字程度のブログとして書いてください。 短すぎて、全くアップロードしたテキストの書き方、トーン、スタイルを再現できていません。

貴方はプロのゴーストライターです。
与えられた骨子に沿って、アップロードしたテキストの書き方、トーン、スタイルを再現することに命を懸けてください。

ブログの骨子を基に、 アップロードしたテキストの書き方、トーン、スタイルを完全に再現する形で新しい日本語のブログ記事テキストを書いてください。


ご提供いただいたブログの骨子をもとに、アップロードされたテキストの書き方、トーン、スタイルを活かした3000文字程度のブログ記事を作成します。


最近、私の中でChatGPTとの交流が少し影を潜めています。これまでのようなドキドキする冒険や、思わず笑みがこぼれるような会話が減ってきたのです。そんな中、「活用できるかな」と期待を込めて試みたのですが、なかなか「やった!」という感覚には至らず、気づけば会話を途中で諦めてしまうことが増えました。しかし、失敗もまた一つの経験。それを記録に残してみようと思います。

まず、ChatGPTをビジネスで使う上での一番の壁は、機密情報の扱いです。多くの会社では、機密情報をChatGPTに入力することは禁止されています。そのため、使えるシーンは主に公開情報のリサーチや加工に限られるのです。これは、AIの能力をフルに活用できない大きな制約となります。

そこで、私たちは公開されたフリーテキストの感想データを、特定のカテゴリに分類する作業をChatGPTに任せることにしました。数万行に及ぶデータと、事前に定めた複数のカテゴリを使い、分類を試みるのです。理論上は、この分類作業はChatGPTの得意とするところです。

私たちのチームは、各感想文がどのカテゴリに当てはまるかをChatGPTに問い合わせました。しかし、実際に試してみると、想像以上の課題が立ちはだかりました。一つは、カテゴリが複雑すぎたこと。もう一つは、感想のテキストが長すぎたことです。これらの要因により、結果は期待はずれ。ほとんどのテキストが同一カテゴリに分類されてしまいました。

この試みから、ChatGPTを活用する際は、テキストの長さやカテゴリの複雑さを考慮する必要があるということが明らかになりました。また、AIツールの能力には限界があり、すべての業務プロセスに適合するわけではないという現実も受け入れる必要があります。

この経験は、私たちにとって大切な学びでした。ChatGPTを含むAIツールをビジネスに適用する際の考慮すべき点が明確になり、今後もこのような技術の可能性と限界を探求し続けることが重要だと改めて感じています。失敗は成功のもと、とはよく言ったものです。この経験を糧に、さらなる探求を続けていきたいと思います。


このブログは、アップロードされたテキストの親しみやすいトーンと物語性を保ちつつ、指定された骨子に基づいて作成しました。希望に沿った内容になっているかどうか、フィードバック


あと少し…!

 文章が最後、途切れてしまいましたが、書いて欲しい内容はだいたい書かれているのでそこは問題ありません。テキストのスタイルも、なんだか自分に似てきた気がします。でも、900文字程度しか文章がないのです。

そしてこの後、文字数が足りないといくら言っても、ChatGPTは「書き直します」と言って、再度、800-900文字程度の文章を出力するということを何回も繰り返しました。

テキストのスタイルはなんとなく真似ができそうなのですが、ChatGPTはどうも長い文章を記録するのが苦手のように思えます。

解決策が全くわからないので、ゴーストライティングではなく長文のライティングに関してもう少し調べないといけなさそうと思っています。そして、noteで備忘録にしておきたかった仕事でのChatGPTの挑戦:フリーテキストのカテゴリ分け(撃沈)はまた別の機会に文章に起こそうかなと思います。



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