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コミュ派とアート派。多様化するコスプレイヤーとカメコ

私はよく趣味でコスプレイヤーさんを撮影させてもらうので
Twitterはレイヤーのフォロワーさんが多いのですが

たまに、レイヤーさんやカメコの間で開かれる
「学級会」に違和感を感じています。

とにかく今日撮影したコスプレは今日みんなに見てもらいたい
「コスプレはコミュイベント派」

撮影も時間をかけて自分でも案を出すクオリティ重視の
「コスプレはアート派」

本当はもっと細かく色々なタイプがあるけれど
だいだい大まかに、私はこんな感じで分類しています。

そもそも目的(価値観)が違うのですよね。
なので、学級会を開いたって絶対まとまらない。

どちらが正しくどちらが間違っているとかいう話ではなく
もう、住み分けるしかない。

コスプレをどう楽しむべきかなんて決まっていないのだ。

同じように、カメコの方も似たタイプに分類できる。

レイヤーさんと仲良くなる為に撮影技術を磨くカメコもいるし

レイヤーさんと一緒にクオリティの高い作品を作りたい!
というカメコもいる。

なので、マッチングがとても重要になってくる。

作品撮りをしたいと声を掛けてもらったのに、いざ行ってみたら
レイヤーさんがずっとお菓子食べながら駄弁ってて
全然撮影は進まない、なんて事は割と多い。

私もカメコを始めた頃は、それに悩んだこともあったのだけれど

いま撮影に誘ってくれるレイヤーさんのうち
このグループはコミュ派で、このグループはアート派
みたいなものが明確にわかってきたので

何も言われなくても、そのつもりで参加するようになった。

(私はレイヤーさんにとても恵まれていて、
悩んでいたときはみんな一緒に悩んでくれたし

「今日は人数多いからダラダラするかも・・・」と、前もって伝えてくれる。
気を使わせてしまって申し訳ないと思うけどとても感謝しています。)

もともと私は、ゴリゴリ撮影技術を磨いて
写真集を出せるくらいのカメコを目指していたのですが
(今も目指しているけど)

今はコミュ系のレイヤーさんに混ぜてもらうのも
とても楽しいなと思っている。

マッチングが上手くいかなかったら
気持ちを切り替えて楽しんじゃうのもひとつのやり方かなと。

自分の中の固定観念に縛られず
いろんなタイプの人と仲良くなることで

いままで興味なかったことに興味が持てたり
いままでと違った撮影方法に気づいたりするので

どんな撮影でも得ることはあるなと感じる
今日このごろなのでした。

・・・まぁ、限度はあるのだけど。

40代主婦、職業フォトグラファー。 コスプレ撮影、アニメ・ゲームの感想、好きなアイドルのことなどの雑記がメイン。 世界一わかりやすい写真の撮り方も、すこしずつ増やしてゆきたいです。