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2020.4.16
需要研究所で開催されている生命記号論の会がメールでやりとりしながらのオンライン開催となったので、山本さんの文章を読み進める。
長いけど、読んでみると難解ではなく、むしろ今を考えるヒントが沢山で、頭の中がすっきりした。
文章は、アーレントの「行為」と松野孝一郎の「内部観察」というタイトル。
P2Pガバナンスという、ITの専門用語を政治システムにも当てはめて考えることができるという考えからはじまっている。
全体のシステムありきではなく、個と個がメッセージを送り合い反応し合うことでより高いパフォーマンスを発揮するというイメージ。
生物の成り立ちやビジネスにも応用できる考え方。もちろん、政治にも共通する。
松野氏はカントの哲学を正確に理解されているそうだ。内部観察、は、その自信が土台になっている考え方だそう。
(大学生のときに図書券欲しさにカントの永遠平和のためにを読んで感想文を書いて、図書館から賞をもらって嬉しかったのだけどその時の文章は探しても出てこなかった。。でも感じたことは覚えている。)
誰でも平和を望んでいるのと同じように私も平和を望んでいて、私にとって世界平和とは、「尊重」が鍵。
国は隣の国を尊重し、国民を尊重し、民族や地域の文化を尊重する、一人は他人を尊重する、自分を尊重する、カントの哲学はそれと矛盾しないと思った。
アーレントの行為や松野氏の内部観察的な政治システムの構築は、カオスを生むけれど、この複雑な社会の問題と共存して行くためにはカオスから生まれる想像以上のパフォーマンスが必要不可欠だと思う。
料理をしながら今日聞いたのは、タネラジと都市ボーイズの口裂け女の回。
お散歩するときの良いテーマを思いついたので明日からやってみようかなと思った。
最近スーパーで売られるようになった宮城のだるま納豆、美味しい。現地で藁に包まれたの食べた時も美味しかった。
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