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エッセイとわたし

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日々感じたことなどなど。
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#エッセイ

義兄さんが良かった

朝早く、 姉からの電話が突然鳴った。 姉「今日、旦那さんとお見舞いに行くね〜」 僕「えっ!? 義兄さん有給でも取ったの?」 姉「いや〜、今も家で仕事してるけど、今日はもともと祝日だよ〜!」 しばらく考え、思い出す。 あぁ、そっか、海の日だったか。 椎間板ヘルニアの術後、しばらく休職させてもらっている。 祝日の感覚がなくなっている自分に気づく。 曜日は通院のために覚えているが、 ふぅー。 祝日をすっかり忘れていた。 姉「もしもし?  家にいるんだったら、旦那さんの仕事

エスプレッソがもっと美味しくなる秘訣 ― イタリアン・バールで挨拶を

Ciao a tutti! みなさんこんにちは! Naonardo です! 日本では、『お客様は神様』です。 と言われることがあります。 それを特に意識していなくても、身に染みついているのでしょう。 接客を受けて感銘を受ける外国の方も多いです。 日本特有のおもてなしは素晴らしい。 ヨーロッパでは、お客様は神様ではありません。 (日本のおもてなし文化をけなしたい訳ではありません) 何年か前に問題になりましたが、 たとえ求められても、ヨーロッパでは お店の人がお客さんに理

枯れても、なお、美しく

先日、 久しぶりに庭の小路を歩いたら、 それまでは家主の私に長らく知られず 夕陽に照らされて輝いている紫陽花たちを見つけた その紫陽花たちは今、 部屋の中を明るくしてくれている 術後の世話に来てくれていた母が ドライフラワーにしてくれていたのだ 紫陽花たちは 文字通り部屋を明るく照らしているのではない 自分たちでは光れない しかも 生を 終えたのにだ 枯れても なお 美しく 最期にそう思える そんな人生を送りたい