見出し画像

Kirari Remixes に思う

毎日聞いてます。
Kirari Remixes (Asian Edition)

元々リミックスって大したものじゃない気がして。
それに、いくら好きな曲でも9曲もそればっかりじゃ飽きるんじゃないの?
と思ったりもした。
   わ! ごめんなさい! 私個人の偏った好みの話なので
   どうぞ聞き流して、先へお進みください。

まったく無知蒙昧な自分を恥じます。

9曲あるからこそ、聞き比べという贅沢が味わえるのよ。
光がプリズムで色んな色に分散されて、きらきらしてるのよ。

そして、聞いていて思い出した言葉。
2020年10月のラジオ番組 J-WAVE SELECTION Behind the Music で
Yaffle さんとのお話しの中で
HEHN の元になるレコーディングを始めた頃、風さんは色々ナーバスになっていて
「曲に対する思いが強すぎて」
「熱い思いを共有して、分かってくれる人とじゃないとやりたくない」
「次々と、わしの大切にしとった曲が、ヤフさんというサウンドプロデューサーに預けられていくことになって、この思いを共有したい思うて、わしがメールを送ったことがあったんです」
メールの最後に「(曲を)どうか、愛を持ってかわいがってあげてほしいです」と書いたこと
お話しされてました。

バンドを組まず、ずっと1人で活動してきた風さん、
「無駄な曲は一切作りたくない」とおっしゃる風さん、
作った曲は自分の子どもみたいなものとおっしゃる風さん、
自分の音楽に対する思いの深さが如何ばかりかと思います。

そんな風さんが
Yaffle さんだけでなくアジア各地のアーティストたちに「子ども」を託して
このリミックスアルバムができあがったんだと思うと感無量。

前述のラジオ番組で
ヤフさんからの返信に書かれた「僕は自分が手掛けるすべての音楽に対して心血を注いで愛しているつもりです」に「ググっと来てしまい」、「安心して、もっと信じてみようと思いました」
とお話が続きました。

Yaffle さんやずっずさんとの出会いと関りを通して、
もしかしたら他人とつるむことが好きではないか苦手と思っておられた風さんが
堂々と、自信を持って、このリミックス集を世に出された。
まったくもって僭越ながら、そこに風さんの成長を垣間見た気がして
感無量でした。

そう思いながら、昨日 Instagram に投稿された20歳の風さんを見ると、
また愛しさと尊敬の念が増したのでした。

画像1


この文章、やっぱり最後まで、私個人の偏った好みに基づくものでした。
風さんご本人の想いを勝手にひねくり回してご無礼しました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?