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KIACコミュニティプログラム_タケノ時空間散歩『この家で』2023年リサーチ日記 9

10月30日
昨年夏のリサーチで、以前車での移動販売をしておられた太田吉男さんと、地域おこし協力隊で竹野に来て、農業をしながら移動スーパーの準備中だった谷川いづみさんのお二人にお話を聞きました。谷川さんは今年3月から「移動スーパー123」を始動!今日は南地区床瀬谷コースの床瀬のお堂から小城会館まで5箇所に同行させていただきました。特注の販売車は見事に創意工夫された構造で、豊富な品数がコンパクトに収まっていて、商品を見ているだけでワクワクします。

小城会館前にて

現在はより良い展開を探りつつ、曜日ごとに違う4つのコースを廻っておられます。できうる限り個人の特別注文にも応え、買手の方々の健康にも留意している谷川さんの愛と熱意にはホントに脱帽です!毎週楽しみに待っておられる方々、「孫や子供が買ってはきてくれるけど、自分で見て買うのは楽しいでなあぁ。」と言う御歳98歳の方、「冷やかしに来た」と言いつつ応援の心意気でやって来る方々、お馴染みさんで集まっておしゃべりしながら待っているご婦人方、みなさん笑顔でお買い物しておられました。

蓮華寺のもみじ

午後はオーディオブックを聴きながら中竹野の轟・鬼神谷を廻るツアー型パフォーマンス「アントロポセン」を体験してみました。これは精神科医で演出家の小林遼さんが演出 / ファシリーテーターを担う小林企画によるもので、今年度の豊岡演劇祭・フリンジへの参加作品でした。私のスマホが何故だかうまく対応せず、作者の意図とは異なる観賞方法になってしまいましたが、シーンのポイントをあーだこーだと言いつつ探したり、田畑の中の農道を歩いたり、美しい川辺を訪ねたりするのも楽しかったです。3人でうろうろしている姿は訝しく目に映るようで、2名ほどに声をかけられました。思ったよりも時間が過ぎていき、鬼神谷まで行くと日が暮れそうなので、今日は途中まで。

中竹野コミュニティセンターでは中竹野文化祭に向けて作品展示の準備中。みなさま本当に多才です!


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