KIACコミュニティプログラム_タケノ時空間散歩『この家で』2023年リサーチ日記 7
10月27日(金)
吉田さんも参加していただき、読み合わせの続きとミーティング。構成などへのフィードバックに加えて、コミュニティプログラムならではの解決すべきことなども話し合うことができました。そして岸本さんは「帰りたくないなぁ」といいつつ帰途へ。
10月28日(土)
午前中は竹野町須谷地区へ。集落入口には圓通寺の山門があり、以前はその門内すべてがお寺の敷地だったそう。圓通寺のご住職は若手アーティストの支援もかなりしておられるようで、とても幅広いお話しを伺いました。竹野のお寺でSalif Keïta(アフリカ、マリのミュージシャン)の話で盛り上がるとは!
須谷は、埋め墓と祀り墓がある両墓制が竹野で最後まで残っていた地区でもあります。三原のそれとはまた違う雰囲気の埋め墓も訪問させてもらいました。
午後からは、以前の『この家で』成果発表を観に来てくださった、5名のご婦人方と田中邸で女子会。竹野に映画館が2件もあった頃、クリスマスにはダンスパーティーがあり、そのために作ったちょっとおしゃれなワンピースを着て出かけた思い出やそこで出会ってご結婚に至ったお話し。実演付きの小さな頃の遊び、お家のお手伝いや印象に残っている食べ物のこと、などなど..色鮮やかに映像が浮かぶような素敵なお話が盛り沢山でした。
今年の3月に行った「みんなでお座敷リーディング」に参加してくださった方が、「あの日は寝る時にもいろんなことを思い出して、眠れんようになった。」と楽しそうにおっしゃっていました。『この家で』がそんなきっかけになってくれたことはとてもうれしいです。
持ち寄ってくださった手作りお菓子も美味しかったです。ありがとうございました!
続きは下の2023年リサーチ日記8へ。
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