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「暗黙の了解」探しに疲れたあなたへ

カリスマキャバ嬢としてyoutubeで活動する「桜井野の花」こと渚りえさんが、無許可でキャバクラ店を営業した罪に問われた事件。
りえさんは起訴内容を認めていて、「これからは歌舞伎町の常識ではなく法律に従う」と述べたそう。

法律上の「正論」はわかってる。
でも歌舞伎町でまかり通っている(らしい)「暗黙の了解」がある。
そして、「暗黙の了解」に沿って行動する。

法を犯してはいけないと言うのは大前提ですが、ニュースを見ていて、
「あーーーーーそう言うのあるよねーーー」
と思ってしまいました。

世の中に蔓延る「暗黙の了解」

例えばPTA活動

「子どもたちのために保護者と学校一丸となって、できることをやっていきましょう!」
そんな思いを汲んで、イベントの提案なんかした日にはえらいこっちゃ。
「あの人のせいで、めんどくさいことになって、ありえなくない?」
「やりたいなら1人でやればいいじゃんね。巻き込まないでほしー」
こんなこと、起こりがちじゃないですか?

確かにPTA活動の目的は、
「子どもたちのために保護者と学校一丸となって、できることをやっていきましょう!」
なはず。
でもそこには
「保護者の負担にならない範囲で」
「できるだけ慣例を踏襲した形で」
という条件があるというのが「暗黙の了解」なのです。
それを理解せず、自分の思いや願いで提案すると、えらいこっちゃになる。
多くの人が感じているところではないでしょうか。

例えば、新しく入ったオンラインサロン

「ここに入れば仲間ができる!」
「望む自分に近付ける!」
期待に胸を膨らませて入るんだけど、なかなか積極的な活動ができない。

「どんなテンションで参加するのが正解なんだろう?」
「出しゃばりすぎって思われないかな?」
当初の目的や自分がどうしたいかよりも、まずはその場にとっての正解を探さなくちゃいけない。
またまた始まる「暗黙の了解」探し。

「暗黙の了解」はその場の文化・ルールである

文化やルールを尊重することは、「うまくやる」上でとても大事なことですよね。
それをうまく掴み、尊重することは、生きていく上での必須スキルと言えるかもしれません。

でも、「暗黙の了解」を探すことや、「うまくやる」ということにばかりパワーを割くのはもったいない気がするのです。
そこは本質ではないのだから。

でもね、実際には多くの人がそうなってしまっているように感じています。
自分も含めて。

このことについては言いたいことがたくさんあるけれど、続きはまたどこかで。

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