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2024/06/09の日記

2024年6月9日はロックの日でありD.LEAGUE 23-24シーズンのチャンピオンシップ(以下CS)の日でした。
CSは、Dリーグのシーズン通して上位6チームがトーナメント戦で戦い、その日最後に勝ったチームが年間チャンピオンとなる、というもので、要するにシーズンにおける一番大きな結果が出る日となります。
Dリーグ、去年は配信で見ていたのですが、今年は結局ROUND.5を除いて全て現地で観戦しました。ROUND.5は私が応援しているCyberAgent Legitがお休みのラウンドで、パブリックビューイングを実施しておりそちらに行ってました。現地にはいませんでしたがDリーグに関連する現場にいたということで。
そのくらい夢中になりましたDリーグ。ひいきのチームの結果はどうあれシーズン通して本当に楽しい思いをさせていただきました。DリーグとLegitに大感謝です。

以下はそんなDリーグの年間チャンピオンが決まる今シーズン最後の日のおたくの日記です。
私は昔から、それこそノートに手書きで書いてた頃から日記がやたらと長くなるおたくなのですが(なのでいわゆる文庫サイズやハードカバーサイズのおしゃれな日記帳には縁がなかった、ずっと学校で使うようなノートに書き殴っていた)何か大きな出来事のあった日の日記はA4サイズのノートに10ページくらい書くのが当たり前で、つまりこれもめちゃくちゃ長いです。自分に起きたことを外側内側問わず書き残して覚えておきたいという貧乏性故です。タイムスタンプは全部うろ覚えです。


・AM8:00
なんか前の日あんまり寝られなかった記憶。それで多分4時くらいまで起きてて、やっと寝て、起きたのが確か8時くらい。
寝られなかった理由は別に緊張とかそういうのではなくて、単に前日TJBBリリイベのスリボスペシャルに行ってて、ついでに友達と遊んでもらってめっちゃ歩いたので、帰宅後即気絶して変な時間に起きて、みたいなことをやらかしてたから。

・AM10:00
家を出て駅に向かいながら買い物をするのに寄り道をしたところで、重大な忘れ物に気付く。買い物してから自宅に引き返して、その時についでに日焼け止め塗っておこう、とか色々ばたばたして、5分後くらいに再度家を出る。そこからまた駅に向かってしばらく歩いたところで、当初引き換えした理由の重大な忘れ物を持っていなかったことに気付く。もう一度自宅に引き返して、今度こそ忘れ物を回収して、もう一度家を出て、やっと駅に着く。おそらく予定の40分後くらい。
もう明らかにやばい日だ、とさすがに察する。こういう日ありますよね、何をやっても何もかも噛み合わなくてだめな日。年に一回二回くらいある。それがよりにもよって今日かあ、となる。単に調子が悪いのもあるかもだけど、ちょっと上の空なのも否めない。だめとだめの相乗効果。
どうしても考えちゃうんですよね、CSのことを。CSに至るまでの、大好きな贔屓のチームの人たちの、ファンが表面的に見ているだけでも感じていたおそろしく過酷な日々を。絶対に報われてほしい、だめだったらどうしよう、いやだめなわけがない、みたいなことを。
私はまあまあこじらせたおたくなので、Dリーグの日に己を鼓舞するためのプレイリストを持っていまして、この日もそれを聴きながら移動してました。

・AM11:00
亀戸駅に着いて、そこから亀戸香取神社に徒歩で向かう。
ここまでくるとおたくにできることは神頼みだけだ、ということで、勝負事にご利益がありそうな都内の寺社仏閣を調べて、亀戸香取神社、君に決めた、となりました。この時点でだいぶ重いしこじらせているのは重々承知です。なんかほんとすみません。
すごく信心深いとかでは全然ないけれど、ど田舎出身の私は実家のある地域が地元の神社やお寺に密着していて、お盆やお彼岸をめちゃくちゃきっちりやる中で育ったもので、何かあると、もしくは何もなくとも、なんとなーく近所の寺社仏閣に足を運ぶ、みたいなことはどちらかというと信心というより生活に近い動きです。寺社仏閣が単純に好きなのもある。どんなに都会でも寺社仏閣は自然が豊かなので。ツアーなどで遠征するときに時間があるとライブ会場近くの寺社仏閣を調べてお参りしたりするのも好き。
サッカーの試合を見に行くときとか、お笑いの賞レース予選を見に行くときとかも、事前にお参りしたりしてました。本当にそういう動きが身に染み付いてる。お参りして神頼みして叶う叶わないはあまり関係なくて、多分こういう場面でそういうところに足を運んでゆっくりお参りする、みたいな動きが単に好きなんだと思います。落ち着くとかほっとするとかもあまりない。どうせならやっとくか神頼み、やらないよりはいいんじゃないかな、くらいの感じ。ノリは軽いけど発想は重いので、おたくとしての自分の業については閉口せざるを得ない。
亀戸香取神社は近年スポーツ振興の神様として語られているそうです。池江璃花子さんの書がありました。なるほどという感じ。こじんまりとしているけれど参道が長くてそれがとても好きでした。ゆっくりお参りしました。


・AM12:00
亀戸駅に戻って、次の目的地に行くために電車に乗る。しばらく乗って、あ、これ逆方向の電車だ、と気付く。3駅分くらい気付かなかった。
これ、救われないのが、亀戸駅に最初に着いたとき、今日の自分はだめだめなので帰りに逆方向の電車に乗っちゃったりするかもだから気をつけないとなーと思っていたこと。思っていた上で、乗り間違えた。こんなにだめなことあるか?
次の駅で慌てて降りて、正しい方向の電車に乗り直す。これで予定よりさらに30分くらい遅れる。
今思い出したけど、移動の電車の中でLegitの今シーズンの作品をまたROUND.1から見直してたんですよね。見ながらまたいろんなことをぐるぐると考えたりして、謎に感極まったりしていた。そりゃ間違えるわ。自業自得。

・PM1:00
秋葉原駅着。やりたい用事がまとめてこなせる駅なので立ち寄りました。わざわざお参りするくらいのおたくなので、ついでにゲンも担ぎたいのです。なのでとんかつ。とんかつの美味しいお店はたくさんありますが、予定よりも時間が押しまくってしまい、いくつか考えていたお店に立ち寄るのが難しくなり、駅近くのすずやのとんかつ茶漬けをいただく。すずや大好き。

とんかつ茶漬けはとんかつを途中でお茶漬けにして食べます。

思っていたより早めにお店を出られたので、もう少し歩いて大好きなフルーツパーラーへ。これはゲン担ぎでもなんでもなくただただパフェが好きなだけです。ちょうどさくらんぼのパフェが始まったとSNSで告知がされていたので行きたくて、でもいかんせん予定が押しすぎてしまってどうかなーと思っていたけれど、ちょっとばたばたしつつ無事に行けて食べました。最高。

さくらんぼのパフェひたすら美しい

お店を出て駅に向かっていたところで、フルーツパーラーに忘れ物をしたことに気付く。即座に引き返して、無事に忘れ物を回収して、15分ほどのロスを経て改めて駅に向かいながら、だめだめだとは思ったけどここまでだめなのか…となった。このだめさ加減は年一どころではない、人生でも数えるほどのだめさ。
本当はバスでゆっくりガーデンシアターに向かおうと思っていたけれど、こんなにだめな日に慣れない経路で向かうの絶対やばい、バス乗り間違えたら詰む、と思って、これ以上の寄り道をやめて電車を乗り継いで即現地に向かうことにする。だめだめっぷりをX(旧Twitter)にポストしたらフォロワーが心配のリプくれたりLINEくれたりした。やさしい。

・PM2:30
無事に有明ガーデン着。着いてしまえばもう大丈夫のはず。グッズ引き換えたりしてふらふらしてたら友達が見つけてくれたり連絡くれたり。心配してくれていたので本当に申し訳ない。笑ってくれた人もいてそれはとてもありがとう。
TJBBきっかけでDリーグも好きになったベタなおたくだけれど、そういう友達がたくさんいて、みんなだいたいのラウンドで顔を合わせることができてたのがすごい。パフォーマーのファンは勿論だけれど、ボーカルを推してる友達も毎ラウンドいるんですよ、すごすぎる。Dリーグにはそういう魅力がある。
スポーツ全般に言えることだと思うけれど、命削って魂をかけて己の身ひとつで大きな成果を勝ち取ろうとする光景が、見ていて心を打たないわけがないんですよね。シーズン通して見ていくと、贔屓のチームだけじゃなくてそれぞれのチームに好きな選手ができるし、各チームの情報も自分も見るし友達からも流れても来たりして、リーグ全体の深みにしっかりはまっていく感じがとても楽しかった。私自身はもともと自分が踊るということを小さい頃からやっていたのもあって、ダンスへのハードルがかなり低い客だったと思うけれど、周りはそういうのでもない人だっていたと思うんですよね。Dリーグとダンサーの皆さん本当に凄い。
あと、私がDリーグを好きになった当初一番凄いなと思っていたのは、性別に関係なくあらゆる人が一つのチームに混在していることでした。体を使ったスポーツでこれってめちゃくちゃ難しいことなのに、Dリーグには最初からそこの垣根がない。当たり前に混じっていて、対等に戦っている。
サッカーを始めいろんなスポーツが好きなんですけど、こんなことは他では実現しえないので、物凄いことだと今も思ってます。ダンスって凄い。
見えないところでは、ダンサーの皆様の中にはきっと性に纏わる苦悩だって絶対あるはずなんですよ、ないわけがない。それでも、Dリーグの中ではあらゆるジェンダーが対等に戦える場が提供されていて、それは他のスポーツでは難しいことなので。私がDリーグを積極的に見ようと思ったきっかけの一つがそれだったりします。
会えたお友達とお茶して時間まで過ごす。「普段のROUNDと違って今日最後に笑えるのは1チームだけ」と自分で言っておいてダメージを受けたりしていた。

・PM6:00
18時からCSが始まって、終わったのは何時くらいですか。もう覚えてないな。配信アーカイブを見返せばいいんですけど、まだ全体のアーカイブは見られてないです。もうちょっと時間が経って今シーズンの結果を自分の中である程度処理できたら見ます。配信のゲスト解説が世界さんと勇征くんなので。世界さんが自分の好きなチームについてどう話してくれていたのかは絶対に見たいのだけれど、最終的に負けてしまっているので、ちょっとまだ難しい。

CyberAgent Legitは、シーズンでの成績はダントツの1位でした。シーズン途中でBGT挑戦のためにイギリスに遠征したりしてとてつもないスケジュールをこなしながら、最多SWEEPも獲得して、最終ROUND前にシーズン優勝を決めてのけたくらいに、ダントツの1位です。
それでも、CSで1つでも負けてしまえば敗者となる、というのは、ルールなので仕方がないです。Dリーグだけじゃない、プロ野球やその他いろんなスポーツがこの方式を取っているから、このルールでは最後に勝たないと最後には笑えない、というのは分かっていたことです。だからこそ神頼みまでして勝ってほしいと思っていたし、勝てると思って見てました。見てるだけなのになんでああいう時って手が震えるんですかね。こっちが緊張したってしょうがないのにね。

Legitのセミファイナルの作品「The Trush」あまりにも最高だったんですが、途中全員がフロアに伏せたと思ったら巧光くんだけがすっと横向きで立っていたあのシーンを見て、ROUND.1のあのシーンと同じだ、と思った瞬間から爆泣きして見てました。

シーズン中、ラウンドごとに披露されていくLegitの作品をずっと繰り返し見ているから、一番最初の作品であるROUND.1を一番見返してるんじゃないかと思うんですが、ROUND.1の中でも一番好きな瞬間がセミファイナルで再現されていると分かって、訳が分からないくらい泣いてました。
あの瞬間、開幕戦の作品からCSまで、Legitというチームの全部がつながっていて全部が詰まっているのだと問答無用に理解させられたし、頭で分かっていたつもりのものをこうして作品で、いやお前は全然分かっていないつながっているということはこういうことだ思い知れ、と叩きつけられた気分になってました。作り手と踊り手が総出でぶん殴ってくるんですよ説得力で。本当に凄かった。なんなんだろうあのとてつもない作品の、ダンスの力は。覚悟とかそういうやつなのかな。頂上を取りに行く、勝つ、という熱量がとてつもなかった。
この作品がCSを通して一番好きだったのですが、後日この作品が巧光くんディレクションと知ってめちゃくちゃ納得してしまったんですよね。何も知らずに見ていても、結局一番自分を打ちのめすのはこの人なんだなーという気持ちになりました。
めちゃくちゃ嬉しいですよねこれ。自分の好き(=圧倒されたい)のアンテナが見事にこの人の生み出すものを正しく捕まえているなと。自分が今こんなことになっているの、無理もないなって。だって抗えないもんこんなの。
今まで見たことのある巧光くんのディレクション作品とはまた違った要素がたくさん感じられもして、作り手としての巧光くんの底なし加減も思い知った気分です。なんなんだこの人、どんだけすごいんだ。あとどんなことができてどんなものが作れるんですか。もっと見たい全部見たい。自分の見たいという飢えが止まらない。
セミファイナルで勝った瞬間が一番泣いたかも。勝ち切った、と思ったのを覚えてます。8ROCKSもめちゃくちゃすごかったから、ここで勝てたのだからこの先も勝てる、と思わせてくれたんですよね。本当に凄い。

ハーフタイムのFANTASTICSとAPEX、めっちゃ素敵だったんですけど、もうちょっとこう心に余裕があるときにちゃんと見たかったよ!
Tell Meのラスサビ前の澤本夏輝さん最高すぎてヒャーって言った。

ファイナル、本当に凄かったです。昨年と同じ、先攻KD後攻Legit。
「All For Gold」それぞれが走り続けるLegitの究極形って感じで最高だった。KDもめちゃくちゃ凄かったから、見終わったときに本当に何も分からないなと思っていた。贔屓のチームを応援している前提で、それでも差を見つけようがないなって。


最後の1ポイントがLegitに入らなかった時、涙が出なかったのは今でも不思議です。セミファイナルで勝ったときはあんなに泣いたのに。涙腺が人よりがばがばなので割といつでも景気よく泣くタイプなのですが、勝てなかった瞬間からずっと泣いてないんですよね。実感が沸かなかったのかなんなのか、未だによく分かってない。ただ言葉も出てこなくて、ずっとぼんやりしてた気がする。
結果が出た瞬間巧光くんが足から崩れおちてステージ上に仰向けに倒れて、でもすぐに立ち上がって他のみんなに声をかけたり、泣いて泣いてしょうがなかったenaちゃんを立たせてずっと声をかけてあげたりしていたのを見ていた。
自分もめちゃくちゃ泣いているのに、本当に即飛び起きたんですよねあの人。それ見てすごいなって思ったのも何となく覚えてる。自分がステージであられもなくぶっ倒れるくらいの衝撃を食らって、でも次の瞬間に他のみんなのことを思い立ったんだろうなって。あの状況で、自身が感じた衝撃が、イコール他のみんなへの衝撃だと秒で理解して自分以外のみんなのために即座に起き上がれる人すごくないですか。この人本当にちゃんとしてるな、となんとなく考えてた記憶がある。
昨シーズンは決勝で負けてから優勝チームのセレモニーをずっとステージ上で後ろから見る、という地獄のような状態だったので、早々に袖に引っ込ませてもらえたのはよかったなと思いました。
Legitが負けてから謎に泣けなかったけれど、会場で唯一泣いたのは、KDディレクターのKEITA TANAKAさんが勝利コメントを話されていて、Legitへのリスペクトとともに彼らに拍手を、みたいなことを客席に言ってくれたときです。あの瞬間が何より悔しくて悔しくてぐっちゃぐちゃに爆泣きした。コメント内容に、ではなくて(内容そのものはめちゃくちゃ素晴らしかったと思います!)勝利した側にこれを言われてしまった現実を屈辱に思った自分がいたからです。こんなに悔しい思いをしたのはあとにも先にもここだけかもしれない。後は本当に、帰宅するまで泣いてないです。未だに謎。

・PM9:30
Dリーグにはお見送りという、お客さんが会場から出て行くときに選手がロビーでお見送りしてくれるというファンサービスがあるんですけど、CSにもありました。しかも、優勝チームは取材などがあるので居ないんです。敗者だけがお見送りにいるという。
これシーズン中もずっと思ってましたけど、あれだけ命削ってそれでも勝利に届かなかった人たちがお見送りでお客さんを笑顔で見送ってくれるの、すごすぎるんですよね。しんどい人は無理に来なくてもいいみたいにできないのかなーと思ったりしたけれど、それでしんどかったんだねと客側に思われるのも選手側は不本意かもしれないなとも思い、難しい。
でも、この日もDリーガーの皆様は笑顔で手を振ってお見送りしてくれましたし、声をおかけしたら返してくれるし、他のお客さんへの素晴らしいファンサもたくさん目撃しました。ステージの上は勿論だけど、お見送りでの皆様のこういうホスピタリティの素晴らしさにこそプロの矜持を感じて頭が下がります。

お見送りについて自分が当初からずっと決めていることがあって、「贔屓のチームが勝てなかったときほど元気に笑顔で爆裂テンションで大きな声を出す」です。
こういうスタンスは人それぞれなので何が正解とかは無いというのが大前提で、勝とうが負けようが私が見たLegitの皆さんが最高だったことに変わりはなく、実際勝敗に関わらずLegitの作品もダンスも毎ラウンド間違いなく最高にこちらをワクワクさせてくれたので、最高でしたということをあの一瞬で伝えるために全力で叫んでました。ありがたいことに今シーズンはそんな機会自体が少なくて、Legitはおたくにひたすらおめでとうを言わせ続けてくれたのですが。本当に大好きだよ最高だよ。
なので、この日のお見送りは、過去最大級のバカデカ声を出すと決めて臨みました。何もしていない見ていただけの私の悔しさなんて選手の皆さんの悔しさを考えたら塵芥なので、私があそこで悔しがるのも悲しむのもなんか嫌だなと。あくまで私個人の感覚なので、いろんな対応があって全部素敵だと思ってます!

なので、声の大きさと熱量だけは自信があるため、この時できる最大級の力を込めて、本当に最高でした、今シーズンずっと最高でした、ありがとうございます、というようなことをはちゃめちゃに叫んで伝えました。多分。もうあんまり覚えていない。何があろうと私の中ではこの日のLegitは本当に本当に何より最高だったことを絶対に伝えなくてはと思っていたので、それに必死すぎて何を言ったかは本当に覚えていない。Legitの皆さんが笑顔でありがとうと返してくれたことは覚えてます。この瞬間一番苦しいはずの人たちなのに、なんて強くて優しいんだろう。大好きです。
他の皆さんとちょっと離れて一番出口に近いところに巧光くんとかなとくんがいて、そこまで大声選手権しまくっていたところで巧光くんの顔を見た瞬間、頭真っ白になって、何か言わなきゃ、と思った結果、マジで天才、と叫んだのだけは覚えてます。我ながら本当にひどい。もっと絶対なんかあっただろうが。言われた側がちょっと困って笑っていたのでそれはそうだよ本当にすみません、だし、それでもありがとうと返してくれたのでやっぱり天才だと思うし、何よりかなとくんがめちゃくちゃびっくりしていて、挙動不審なおたくのせいでいたいけな若者を驚かせてごめんなさいと反省しました。
頭真っ白になって出てきたのが、マジで天才、なのは、私が一番巧光くんに思っていることって実はこれなのかもしれないな、と己に対する発見もあり。あまりにも脳筋すぎて猛省しました。まともな大人の言葉選びではない。まともではないのでしょうがない。いやしょうがなくないわちゃんとしたいわ。今後はもっと理性を保ちたいです。
お見送り終わって会場の外に出たら、大声を必死に出しすぎたせいでしばらく呼吸が整わずに、ゼーハーと肩で息する羽目になった。脳筋すぎ。

・PM10:30
もう時間がめちゃくちゃ曖昧だ。連番してた友達と電車で移動して、ごはん食べたい、ちょっと飲みたい、ちょっと話したい、ってなって、1時間くらいかな、軽く飲んだり食べたり。
友達とは普段もよくDリーグ今後どうなるどうするみたいな話をするので、ここでもそんな話をしつつ。友達も好きなチームがCSにいたので悔しい思いをしていたはずなのに、多分すごーくこちらを慮ってくれたと思う。自分がつらい時に人を気遣える人本当に凄い。大好きです。私はこの時あまりそういうことを意識できなかったと思う。これも反省。

・AM0:00過ぎ
帰宅して、Legit公式さんのSNSが更新されたの見たり、他のチーム関連の方々のCSや今シーズンに関わるお言葉が流れてきたりして、じわじわ泣いてた。1ポイントの差がどこにあったのか、何が足りなかったのか、私が考えてもしょうがないことをぐるぐる考えていた。いつもなら配信アーカイブを見ながら寝落ちるのが流れなんだけど、アーカイブをどうしても見る気になれなくて、一度横になったらそのまま起き上がれなくて、一度意識がなくなって気づいたら夜中の2時くらいで、結局この日も結局朝方まで寝られなかったと思う。ずっと最後の1ポイントのことが頭から離れなかった。


以上、CS当日の日記でした。なかなか無様なおたくでした。私ももっと成長したいところです。
翌日以降、Legitの皆さんの言葉がSNSなどから少しずつ出てきて、その都度しんどさを覚え、でも必ず最後につづられている未来への前向きな言葉に胸が締め付けられて、本当に素敵な人たちなのだと改めて実感していました。
来シーズンどうなるかな。新メンバー募集しているし、きっとまた新たなチームとなってみんなでもう一度優勝を勝ち取るために動いてくれるのだろうと思いながら、昨シーズンオフの時に巧光くんが、CS以降しばらく負けを引きずっていたという話をしていたことを何度も思い出して、きっと苦しかったであろうその時間をまたこのオフにもあの人は経験するのだろうかと思って、しんどいな、とただ見てる側のくせに考えたりしていました。
そういうしんどさを皆さんが乗り越えて、きっと来シーズンは今シーズンよりももっと夢中にさせてくれるんだろうな、というのも、これはもう確信です。

先日KDのワンマンを見に行って、とても楽しくて、だからこそ帰りの電車の中でLegitが見たいなー!!!ってなってました。
Legitワンマン、しぬほど楽しみだな。8月ですよ、待ちきれない。みんなで行こうねワンマン。絶対絶対楽しいので。もうそこは間違いないので!


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