2021上半期・備忘録

woo!ah! / I Don’t Miss U
アイドルにもトレンドというのがありまして、ガールズグループの最近のトレンドはガールクラッシュでしたよね。それが少し落ち着いてきた今、元気いっぱいな同級生っぽいガールズグループがちらほら復活してきた気がします。かわいすぎずかっこよすぎもしない、この子達やWeeekly(KINGDOMのシャッフル対決でゲストで呼ばれていた子たちね)なんかが代表的なのでは。親しみやすい曲を出しやすいし、ダンスや歌唱力に突出するものがなくてもコンセプトで許されるのでもっと増えてくんだろうなあと思っています。まあ爆発的に売れる、ってことはない気がしますが。
ということで1曲目はwoo!ah!より。この曲調で歌詞はけっこう強い女の子、なのも今のトレンドなのかなー。日本人の子がひとりいましてソラちゃんがそうです。普通に日本で制服着てそう感が凄い、ある意味こんな子いなかったから貴重ですよこれ。

Weeekly / After School
某日本の歯医者さんバンドみたいにEをなんこ入れればいいかわからない現象発動していますが…3こね、覚えた!(どうでもいいがな)上記woo!ah!とコンセプトがどうにも重なりますが印象的にはこっちのほうが少しだけクール系かなという気はしますね。こちらも歌詞、好きな男の子というより友達と遊んでる感じのほうが強く感じます。

Cherry Bullet / Love So Sweet
これはレドベルあたりからかなと思うんですが、最初からふたつのコンセプトを行き来させますよ(ハード系とキュート系)ってのも増えてきてチェリバレもそう。2曲しか出してないのに3人も脱退してどうなるか、と思ってたんですがこのカムバは高評価だったようなのでぜひ今後も頑張ってほしいです。

Brave Girls / Chi Mat Ba Ram
Rollin’(の紹介は発売当時にしてるのでちょっと以前の曲紹介さかのぼってみてくださーい)で奇跡の逆走を見せたBrave Girls。理由はわかる、ちょっと長くなるんですが以下。
いま文明特急という過去のアイドルを再発掘する番組がありましてアフスクやT-ARA等が出たりしてました。そこで2010年代前半の曲を聴いてると今の洋楽に寄せてない、純粋なKPOPがあるんですよね。親しみやすい、耳に残る、音が重すぎず繰り返し聞けて口ずさんでしまうようなメロディー。それこそがかつて世界を相手にし始めた頃のザ・KPOPだと思います。再生回数やファンダムの規模なんかがものを言わなかった、純粋に曲が力を持っていた頃のKPOP。そしてBrave Girlsの生みの親・勇敢な兄弟とはまさにその頃のKPOPを支えた名PDなわけです。そんな彼が自らの事務所で売り出したのがBrave Girlsですからそれは売れなきゃいけなかった。少し時間かかったけどほんとよかったね!

OH MY GIRL / Dun Dun Dance
もうオマゴルは何を出そうが推していけるという絶対の信頼があります、はい今回のカムバも大正解ー。どこかで”KPOP辞書で青春をひいたらセブチ、継続は力なりをひいたらオマゴル”と見て首もげるほど頷きました。そうなのよ、セクシーがまだまだ強かった頃にデビューしガールクラッシュが幅を利かす中頑張ってきたオマゴルにしか出せない世界観はあるのです。それを見せてくれてありがとうオマゴル、そして支え続けてくれる事務所も偉いよね。後でおねのぷのとこでもちょっと触れますが。
加えて今回、アルバム曲のDear Youがめちゃくちゃおすすめです。オマゴルらしさ溢れてます。

(G)I-DLE / HWAA
例のスジンちゃんの件によりウギたん→ソヨンとちょっとソロが続きそうなあいどぅるちゃんですが、でもこの曲は間違いなくLATATAレベルの代表曲と言っていいと思います。どうしても冬に出したかったってわかるわかるわかる!ぶあつく積もった雪の下で、それを溶かそうと燃えている炎を連想させるとってもクールで熱い曲です。そしてこれを聞いてどうか共感してほしい、あいどぅるちゃんはKPOPにおける演歌歌手みたいな曲がめちゃ似合うということに。
あとアルバム収録曲も今回粒揃いなんでぜひ、私はミンニ作曲のDAHLIAとウギ作曲のLOSTが特に好き。しっかりあいどぅるちゃんの曲になってるのがいいんですよね。

ONF / Beautiful Beautiful
曲の強さとやっぱロトゥキン効果というのはあったのか、あったんだろうなあ。この曲が1位を取ってしっかり知られるようになったというのは嬉しいし、音源強いというのもボーイズグループに珍しい売れ方ですよね。あと歌詞、これ結果が出ない故の開き直りに読めなくはないんだけど結果的には凄いカッコよく聞こえるのもいいなと思います。
ちなみにここ、先輩は先ほどのオマゴルです。ここにも継続は力なり表れてるよね、事務所はよく支え切ったと思うしこれからも期待できそうです。
これは蛇足ですが、ONFはタイトル曲しかおってないのよーという方がいればぜひ聞いて頂きたいのがIUとBTSのSUGAがコラボしたEightのカバー。声が合ってるし何より聞いてほしいのがワイアットのラップ!声もフローも何もかも良すぎるしビジュアルもいい…。活動期にこの青髪が色落ちしてるんでぜひここで見とれて頂きたいです。
あとここで言うことじゃないけどこのステージを見せてくれたMBCのit's LIVE、凄くクオリティの高いカバーや生歌(ダンスあまり力入れない感じで)見せてくれるんで誰が出ててもお勧めです。いつかアチズ出る日を待ちわびてます。

PENTAGON / DO or NOT
まさかもう一度ペンタを紹介できる日が来るなんて…(泣)(いえちょっと過去諸事情がありまして)改めて聞いて思ったんですがペンタってアイドルでありながらものすごく音源強者になれる要素あると思うんですよね。パフォーマンスなしに成り立つ曲の作り込み具合、それぞれの声が聴き分けられる個性は残しつつ全員の声が馴染む感じ。ぜひまだまだ頑張っていってほしいとこ、そしておかえりイエナン!

ATEEZ / The Real
いやもちろんブルノリヤも愛してるんですけどもこっちのほうが断然刺さるし!
常に全力でステージに挑み、楽しみ続けるのがATEEZにとっての”粋”なんですよね。彼らにとっての悔いのないステージだったら見てるこっちも悔いはないです。あとその割って捨てたリンゴ、後からちゃんとスタッフがおいしく頂いたんでしょうか。床落ちてるけど。

ATEEZ / Still Here
日本曲ですがこれは選ばせて下さいーめちゃくちゃいいですよこれ。だってアチズの曲だもん、ていうのは過去の日本語曲ってJPOPに傾きすぎるかおかしな日本語で原曲もってくるかのどっちかだったじゃないですか…(あの、日本でコンサートやるからって日本語バージョン無理して持ってこなくていいよというのは全KPOPアーティストにお伝えしたい。本人たちだってそっちが楽じゃん)
JPOP路線は東方神起に倣えだったと思うんですが。それが、これはどこが起源かは不明なんですがあくまで自分たちの曲を日本語でも持ってくる、に変わりましたよね。これペンにとってはとても嬉しい、だって日本語曲だからってマイナスな感情で身構えなくていいから。これもアチズといえばなEDEN氏がしっかり関わってくれているのでしっかりアチズの曲、になっているのは嬉しい限り。この傾向はもうKPOP全グループに広まってほしいです。

SEVENTEEN / Anyone
タイトル曲はReady To Loveだけどこっちで。いつも以上にベースラインが強調されて重厚…というか重たい感じに聞こえます。それがまあ世界のトレンドであろうがやっぱりちょっと寂しいところです。せぶちの曲に対しどこかで”もっと重くできる曲もとことんポップにするのがせぶち”と見てああそうか、どんなダンス曲でもどこかきらきらしているのはこれがせぶちのこだわり、アイドルが曲を作りせぶちでい続けるためのアプローチなのだなと思っていたので…そこは失われないようにしてほしいですが無理なのかな…でもぜひ回帰はお願いしたいとこです。ビルボードで1位になるより大事なことはあると思いたい。

SEVENTEEN / ひとりじゃない
最後はせぶちも日本語曲で行きます、こっちのほうが個人的にはせぶちっぽい。パステルカラーときらきらが似合うせぶち。各人ステイホームしてる感じのMVですがこれが3ヵ月後現実になってしまったからなあ…(苦笑)
そしてこれでめっちゃ目立ってるハニジュンがReady To Loveではそうでもないのを見てようやくボーカルやその他のバランスを無理せずグループ全体で取れるようになってきたんだなと思いました。13人もいて個性や声質もちがうとこからよくここまで…という気持ち。Rolling Stoneの動画企画In My Roomでチーム別の歌がしっかり聞けますのでそこでぜひ各チーム見て頂きたいなと思います。特にパフォチ、知らない人が見たら驚くと思うな。

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