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フィラデルフィアユニオンに潜入! 前編

みなさんこんにちは、なおきです!

うちの大学のスポーツマネジメントクラブ

の企画でフィラデルフィアユニオンという

(MLS)メジャーリーグサッカーの

サッカースタジアムを訪れました。

チームフロントスタッフの方による

スタジアムツアー兼試合観戦をしまして

実際に生の声を聞いてくることができたので

前編と後編に分けて紹介していきます!

前編は施設とアメリカサッカーの

立ち位置についてです。

まずは施設面ですが

クラブ会員限定の

お得意様用のラウンジがあり

中にはバーやレストランが併設されています。

ここではご飯を食べながら試合を観戦したり

取引先の人などの接待などに

使われるそうです。

またこのスイートボックス席や

サイドラインに設定された

ボックス席では個室が用意されており

家族などで1日を過ごすことが出来るように

設計されていました。

サッカー専用スタジアムのため

眺めも最高で大抵アウェイチームサポーターの

場所にするであろう場所に

このスイートボックス席を完備していました。

そのため、アウェイチームは

隅っこの方に追いやられていて

なかなか大変そうでしたけどね 笑

また報道関係のプレスルーム

隣にあるデラウェア川とブリッジを一望できる

SEAPORT DECK

ピッチサイドも近くて

なかなか臨場感があり

スタジアムに来ただけでワクワクできます!

以前ニューヨークシティFCについての時に

書きましたがMLS並びに全てのスポーツは

シングルエンティティという

リーグ一括管理の体制を布いていますが

今回のツアーではより強く

アメリカスポーツ界の

狙いが見えてきました。

スポーツの収益の3本柱は

チケット収入

広告収入

グッズ収入

と言われていますが

MLSに限らず全てのスポーツチームは

チケットを売ることに命をかけており

フィラデルフィアユニオンの

チケット販売の専門スタッフは

30人ほどいるらしいです。

チケットを売りつくし

満員のスタジアムを作ることで

プロスポーツの雰囲気を作り

それと共に放映権の価値を上げ

ローカルイベントが全国区になることで

スポンサー獲得をしやすくしたり

チケットの価値そのものを

上げることができるというスポーツビジネスの

好循環を作り出せるように努力しています。

そしてそのために必要なものは

リーグ自体がクラブを管理し

また来たくなる洗礼された

サッカー専用スタジアム。

予測不可能性を生み出す

ドラフトによる選手の戦力均衡。

サラリーキャップ制度による

高額な人件費の抑制。

と言ったことがあげられます!

一見多めに設定されている

チケット担当者の人件費は

チームにとって投資のようなもので最終的に

好循環を作り出して利益を出せれば

回収できるという考え方みたいです。

長い時間でリーグという会社が

チームという部署を管理し

長期的に成長させていくことに

重きを置いていて

合理的で体系化されているなという印象です。

後編ではもう少し掘り下げた

実際に聞いてきた生の声を

反映させながら書きたいと思います。

お楽しみに!

書いた人
平出 直樹(ひらいで なおき)

小学3年時、地元金指商店のおじさんが監督をやっている地域サッカークラブ、ミレニアルズに出会いサッカーの面白さを知る。高校3年までプレイヤーとして10年、大学1〜2年では母校の中学サッカー部にて学生コーチとして2シーズンにわたって活躍。大学3年時に出会ったJリーグ所属チームにてインターン生として試合運営に2シーズン関わる。現在はアメリカの大学院にてスポーツ経営学、マネジメント&リーダーシップのプログラム受講中の大学院生。

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