関西リーグ戦的中率1位で東西に出たにも関わらず、1中スタートで大失敗した話。(1)

こんばんは、おますです。

今回は、大学4年のときの話をしようと思います。

ちょうど今ごろ、11月の第3週の週末、大学弓道をやっている者ならおそらく知っているであろうビッグイベント、全日本学生弓道王座決定戦(通称王座)と東西学生弓道選抜対抗試合(通称東西)が伊勢神宮弓道場で行われました。(今年は新型コロナウイルスの影響で12月に行われるそうです。)

王座は文字通り日本一の大学を決める大会ですが、東西は北は北海道、南は九州までの各地区の代表選手が東日本チーム、西日本チームに分かれて的中を競う大会です。

私は関西地区の大学に所属しており、秋のリーグ戦の的中率上位5人が西日本チームとして東西に出ることができ、奇跡的に的中率1位で東西に出ることができました。

的中率はというと80射78中の97.5%(大学のリーグ戦は1人当たり1試合20射を4試合行います)、自分で言うのもおこがましいですが、レベルの高い東京のリーグ戦的中率上位者と比べてもなんら遜色ない的中率でした。(因みに、その年の東京のリーグ戦の1位の的中率は80射79中の98.75%でした。)

また、王座と東西には皆中賞というものが存在し、東西で20射皆中(20本の矢を全て的中させること)すると金の器、金盃がもらえるのです!

実は私、その前年、大学3年のときにも東西に出させていただいており、そのときは1本目から外して20射17中、とりあえず20本引いただけで終わってしまいました。

なので、今回こそはどうしても20射皆中して金盃をもらいたかったのです!!

関西や東京•東海では、王座•東西に先駆けて、王座に出場する大学とリーグ戦的中率上位者が戦う壮行試合が行われます。(東京は都学選抜、東海は東海連合とか言ってた気がする)

その壮行試合を東西の練習試合だと考えており、しつかりと20射皆中させることができたので、「準備は万端、あとはやるだけ!」と自信を持つことができました。

そう、東西本番で20皆中するイメージは完璧にできていたのです!!!!


それがまさか、あんなことになろうとは、、、。

(長くなるので続きは次回へッ!!)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?