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文化放送ラジオCM挑戦記 41日目


本日の進捗は、『小学館 図鑑NEO』が16本。『ボートレース』が5本、『青二塾』が3本の計24本。

ということで本日までの合計は、

700/1,000本

わお!700!!キリがいい!!


今日は、山口放送の『KRYラジオCM大賞』の発表がありまして、ヴィーテックココカーズ店様の課題で、スポンサー賞をいただくことができました。

ありがたや〜。


受賞に関しては事前に電話で連絡をいただいていたので知っておりましたが、今日は13時から発表のラジオ放送があるということで、radikoプレミアムのエリアフリーで聴いておりました。

例年このKRYラジオCM大賞は公開録音の形で、アナウンサーさん(かな?)がお客さんの前でCMを演じるスタイルで番組収録を行っていたようですが、今回は無観客で行われたそうです。


そして、文化放送の五井千鶴子さんが審査員として参加されており、一度流れた各賞のラジオCMに、セリフやトーンのちょっとした演出を五井さんが加え、それを再度アナウンサーさんたちが演じるという番組スタイルでした。

他のラジオCMコンテストだと私の知る限りでは、受賞作を流して審査員の方がその講評を話すという感じだったので、その場で演出を加えるというのは新鮮でとても楽しめました。演じている最中に笑い声が聞こえてきたりと、演者さんたちもすごく楽しそうでしたね。

radikoのプレミアム会員になってる方でしたら、ぜひエリアフリー、タイムフリーで聴いてみてください。後日Youtubeにも収録の様子がアップされるそうなので、そちらでも。


さて、賞をいただいたCMですが、連絡があった時は「これが受賞でいいのだろうか?」と思ってしまいました。いくつか書いた中の一つで、自信のあるCMとは違ったからです。

男:クルマ選びなんて、初めてだし緊張するなぁ…。
女:あなた、大丈夫よ。
男:失敗できないしなぁ…。
女:落ち着いて。
男:不安で震えが止まらないよ……。
女:一旦コーヒーでも飲みましょうか。
NA:落ち着いてコーヒーが飲める車屋さん、ヴィーテックココカーズ店。

これはヴィーテックココカーズ店という、車屋さんとカフェが一つになっているお店の課題でした。

なにか面白い仕掛けがあるわけでもなし、裏切りがあるわけでもなし、ひねったコピーがあるわけでもない、そんな「普通のCM」で、どうしてこれを選んでいただけたんだろうか……と、嬉しいながらも悩んでおりました。

シンプルに魅力を伝えているから、という点が評価されたのかな、と。


でも今日Twitterで受賞の報告をして、そこにいただいた皆さんの感想で、少し気づいたことがありました。

いくつかいただいた感想が、「なんでコーヒーが出てくるのかわからなかったけど、最後まで読んでなるほど」というものでした。

自分は当然このお店についていろいろ調べたり考えたりしていたので、車屋さんとカフェが一つになっているのが当たり前のことになっていたのですが、初めてこのCMを聴く人からすれば、最後のコピーのところまでそんなことはわからないんですよね。

つまり、CMを書いた私と、それを受け取る人で見え方が違っていたということです。


コピーにしろラジオCMにしろ、書いたあとに出来上がったものを「消費者の目線でチェックする」これはコピーライター養成講座でも多くの講師の方が、何度も言っていたことでした。

講座を修了して、わかった気になっていましたが、ちゃんと身に沁みてはいなかったんですね…。

この経験もまた、挑戦中の文化放送へと活かしていきたいと思います。ありがとうございます。

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