不景気ニュース 令和4年2022年8月6,7日
日本製紙の23年3月期は250億円の最終赤字へ、無配転落
2022年8月 6日 19:11 | 赤字決算 | 下方修正, 製紙, 赤字
東証プライム上場の製紙大手「日本製紙」は、2023年3月期通期連結業績予想を公開し、当期純損益が250億円の赤字に陥る見通しを明らかにしました。
2023年3月期通期連結業績予想：日本製紙
売上高営業損益純損益前回予想未定未定未定今回予想1兆1000億円△200億円△250億円前期実績1兆450億円120億9000万円19億9000万円
為替の円安や世界情勢の激変を受けた原燃料価格の高騰で採算が悪化するほか、繰延税金資産を取り崩し49億5800万円の法人税等調整額を計上することから、営業損益・純損益ともに赤字見通しとなりました。また、年間配当を無配とすることも併せて明らかにしました。
https://www.nipponpapergroup.com/news/22020805myn223.pdf
週刊不景気ニュース8/7、上場企業の倒産が話題に
2022年8月 7日 20:39 | 不景気ニュース | 倒産, 破産, 総括
8月1日から7日までに起こった不景気な出来事を総括する「週刊不景気ニュース」。上場企業の倒産が話題の1週間となりました。
破産申請（準備含む）により倒産したのは、大阪の物流業「グッドビリーヴ」、群馬の部品加工「プログレスファクトリー」、新潟の遊技機卸「オーケーエー」、宮城の水産加工「酉抜商店」、東京の弁護士法人「浜田卓二郎事務所」、佐賀の飲食店経営「サンタフーズ」、岐阜の食品会社「チュウノー食品」、東証スタンダード上場のバイオベンチャー「テラ」となりました。
また、栃木の工場自動化システム構築「オフィスエフエイ・コム」、大阪の衣料品輸入・卸「三崎商事」、東京のチョコレート販売「ホテルショコラ」が民事再生法の適用を申請したほか、兵庫の映像機器メーカー「映機工業」が特別清算の開始決定を受けました。
そのほか、出版社のシンコーミュージック・エンタテイメントが音楽誌「GiGS」を休刊し、「島根銀行」が取立不能のおそれを開示しました。
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