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突然、まぶたが垂れてきたら

今日は、病院をたらい回りました。

一昨日から、右目のまぶたが垂れ、見づらい状態になってしまった。急になったのだが、眼精疲労? 眼瞼下垂ってあっという間になるのかな、とのんきに考えていた。

しかし妻は、急なまぶたの垂れはいろいろとあるかもしれないと病院に行けというのである。

確かに見づらいし、常にウィンクしているような状態では、人前には立てない。

ということで、いくつかの予定を組み替え、朝一に病院へ。

目のことだから、まずは眼科に。

いくつかの検査と丁寧な診察を経て医師から言われたのは、

「眼球に問題はないけれど、まぶたが急にたれるのは、『頭』が問題になるので、紹介状を書きますから、できるだけ早く、このあとにでもMRIを受けてください」と。

9時に入って、紹介状を受け取ったときは12時を過ぎていた。

そして、脳梗塞、脳出血、脳腫瘍、脳動脈瘤……不吉な言葉が浮かんでくる。

紹介された病院は、なんてことだ、午後は脳神経科の医師がお休みだという。午前中ならいたのにと事務方の方から言われる。

どうすればいいのだよ。

事務方の方も、脳関係は一刻を争うかもしれないとわかっているので、どうしましょうと、一緒に悩んでくれる。

そしてMRIのある近くの病院を探してくれた。

その病院まで、10分程度の距離だ。

3件目の病院、脳神経科の医師は問診のあと「○○か、○○かもしれない」と恐ろしいことを。まあ、可能性があるということなのだが、こちらの心は落ち着かない。まずは、MRIで『頭』を見ることに。

MRI中、目をつむっていたら少し寝てしまった。

脳の輪切りの画像を見ながら、医師は「ないね」と。血管の詰まりとか腫瘍はないようだ。

「あと、考えられるのは、糖尿だな。私の診た中で脳以外の7割は糖尿だったんだ。まあ、特急で血液検査」

ということで採血し、待つこと十数分。

血液検査の結果は、

「ないな。ということは、特発性眼瞼下垂、ということだ。ようは原因がわからない、ということだ。あとは○○かもしれないけれど、わからない」とのこと。

眼球とまぶたに繋がる神経に何らかの作用する薬を処方され、今日の病院めぐりは終わりになった。

三軒の病院をめぐってわかったことは、特に悪いところはないのに、まぶたが下がってきてしまった、ということだ。

9時に眼科からはじめて、処方薬をもらったのが午後の4時過ぎ。やれやれ、疲れました。

土曜日のパーソナルレッスン、来週の研修は乗り切れそうだ。

週末、千葉の某球場であるライブにも参戦できる。

病は突然にやってくる。気をつけていても、神に祈っていても。

健康でいるのは、なんとも得がたいことか。

しみじみと思い知った一日でした。

しばらくは、私はウィンクをしたように見えるかもしれない、がこれはなにかのサインをあなたに送っているわけではない、ということだけは、覚えていてほしい。

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