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ドンキー日記 2020年 5月

5月31日
 Bandcamp用に「MAGIC」の弾き語り。いいテイクが録音できた。

5月29日
 疲れが取れない。肩こりで首と左顎が痛い。シークワーサーのジュース、キョーレオピン、オメガ、もずくレモン、とんかつ。

5月28日
 『Tanks and Children Vol.5』「My Little World」録音。ベーシックの歌とギターは一発録音だからやり直し多し。緊張感もすごいが左手の指を使いすぎてる。
 終わってから『愛の不時着』第5話を。高原で列車が停まって外で焚き火して寝るシーン。美しい。

5月27日
 品川で、『愛の不時着』第二話を。朝方に移動。酷く疲れている。
 夕方、マッサージ。ここ1カ月と発送作業の4日分の疲れをほぐす。 
 市川崑監督『私は二歳』。二度目。 山本富士子と船越英二は素晴らしい。 ダメ親だけど、どこもこんなもんだったはず。 ちょっと目を離した瞬間にどこかへ行っちゃうという。 ほのぼのと、ハラハラと色々あるが、 船越の姉役で、赤ちゃんをお風呂に入れてみせる時の渡辺美佐子のシーンは見方によったら相当エロい。

5月23日
 『草月ホールのカーネーション』CD発送作業開始。

草月ホールのカーネーション
http://carnation-web.shop-pro.jp/?pid=151230186

5月21日
 チカーノ・バットマンの新譜LPが遅れに遅れて届いた。しかし、こんなに音がモコモコでいいのか?聴き手をバカにしてないか?コンプかけすぎてるし。R.スティーヴィ・ムーアだとか40年前の学生のデモテープと言われても納得しそうな出来だが、しかし意地で繰り返し聴いてたらこれはこれで良くなってきた。むしろ音楽なんてこのくらいモコモコであるべきだとも。なんだよ前作より曲も良いかもと。

 アホかと思うくらい地味で泣きたくなったWilco『ode to joy』と同じで、後でガツンと来るパターンのようだ。最近そういうのが多い。やる気がないようにみせてふいをつくやつ。去年のFoxygenの新しいのも微妙だったが、聴き直したほうが良さそうだ。
 インドカレーのテイクアウト。休みなく働いている真面目なお店。応援したくなるしご飯がやたら多くて助かる。
 止まってた曲がようやく動き出した。吐き出していからないと前に進まない。物づくりはやっかいだ。
 矢部くん支援CDの発表。カーネーションwith 棚谷祐一、鳥羽修、張替智広で「魚藍坂横断」をやることに。

5月20日
 良い日本酒をとっくに切らして、安いのばかり呑んでたから、流石に美味いのが呑みたくなって通販。宮城のおふくろの実家の近所、高清水はさまや酒造の「阿佐緒」。かの香織さんが作ってるお酒。久しぶりに呑んだ。とろけるわぁ~

5月16日
 昨日は一番欲しいCDを、そして今日はかの香織さんの日本酒を注文した。いまその2つがどうしても必要。

5月14日
 コロナがいよいよという時に知った、なんでもある町中華レストラン。
Facebookでテイクアウトをやっていると知り、電話してから来訪。
店に入るといつも気さくなおばさんが
「さっきの電話の方ですか?」
と近づいて来て「コーヒー飲んで待っててください」ってほんと優しい。
こんな時だし注文は多めにチャーハンと野菜炒めと餃子。
サービス券の判子も「ひとつ多くつときました」
こんなにうまいチャーハンも珍しい。

5月13日
 矢部くんが急性骨髄性白血病と肺炎で 入院したと知ったのは夕方前。本人が投稿したFacebookだった。
 母からも「ニュースに出てる」と親戚から連絡があったと電話あり。 本人は気丈な人だし、いまは医療がしっかりしてるから、絶対に良くなると信じている。

5月11日
 周りは日常へ向かって動いている。馴染みの町中華でレバニラ炒め定食をいただく。いい栄養。

5月7日
 震災の頃にやってた倉地久美夫さんのドキュメンタリー映画『庭にお願い』がようやくソフト化。 安いし、おまけ付きだし迷わずネットで買った。 これ、予告で観ていたのだが。観る事ができなかったので楽しみ。 池袋のシネマロサで3/5から3/11までやってたのだな。

5月4日
 『有村架純の撮休』 第7話「母になる(仮)」
監督・脚本 津野愛。これが2作目とのこと。 いい。
 今村夏子さんの書く小説とも似て、 例えば床の糸くずをどう考えるか。 そういったねじれやほころびと並行する感情を掬いとる。湿気まで伝わる寡黙な景色などいちいち胸を打つ。
 描きすぎないこと。そこは音楽も同じ。

5月3日
 『有村架純の撮休』が面白くて一気に録画してた第6話まで観た。WOWOWオリジナル。七尾旅人くんと竹内アンナさんの音楽がとてもいい。

5月2日
 新潮の風元さんから郵便物。
この間、意見があった優香の『輪廻』のDVDと
コロナまみれの内容の『新潮』6月号。 スロッビング・グリッスルを流して読む。
 この中原昌也氏のフランス行は中々に寂しげな街の匂いがプンプン漂う。 ビデオやレコードを見て歩く中で、ある時ふと突然の孤独感を洩らす。 物を買い漁る、その目を通り過ぎてゆく景色や人間はほぼジャンク。 買ったものでさえ簡単に放り投げてみせる。 3月半ばに帰国。なるほど、この後すぐにロックダウンだったはず。
 

 井出健介と母船。最高ではないか!

5月1日
 自分の弾き語りをBandcampでリリースした日に、同じくリリースされたこのライヴを購入。ホームレスに寄付されるそうだ。音質は良くないが、CDに焼いてジャケットも作った。

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