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ドンキー日記 2019年5月

5月27日
 早く起きた。小屋の整理で粗大ゴミの整理。グレコのジャズベが出てきた。『東京ゴジラ』の頃、誰かに借りて弾いてたやつ。座長(耳鼻咽喉科のギター)にメッセージしてみると「俺じゃないと思う」という返事。ヘルメスは学校関係でもらってくれる人を探す事に。

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 恵比寿で草月ホールのライヴの取材。
 ついにiPhoneが壊れ、新宿のアップルへ駆け込む。一旦バックアップしてから夜また来てくれと言われる。地下鉄とバスを乗り継いで、機材車で事務所へ。しかしWiFiの環境が悪いのかバックアップ始めるも8時間などとでる。MacBookも調子おかしい。最悪。
 あらためてアップルサポートに電話。明日の朝に蒲田で交換ということに。
 バックアップは自宅でやり直しだ。機材車で倉庫へ行き、明日からのリハのために楽器を乗せ備える。新宿まで乗って電車2本乗り遅れながら、ようやく実家へ。

5月26日
 渋谷クアトロで、かもめ児童合唱団「クアトロへ、行くっ!」にソロで参加。新たに作ったバックトラックで「あたらしいともだち」をかもめのみなさんと歌う。
 ものすごい湿気の中、肩に担いだギター・ケースがどんどん重くなってきたが打ち上げの店へ。かもめの主宰の藤沢さんがニコニコでごきげんだった。

5月25日
 新宿京王プラザにて秋川高校の集まり。こういうところにめったに顔をださなかった樋口も来たので40年ぶりに麻呂をやる。ぼくにたくさんの音楽を教えてくれたあの竹田くんが最近亡くなったという話を聞いた(5月8日参照)。

5月22日
 事務所。トッド・ラングレン来日公演。錦糸町のすみだトリフォニーホール。とても力強く、選曲のバランスがとれた良い内容のコンサート。「たったひとつの勝利」をやらなかった以外は完璧(大阪はやったらしい、何故だ?)。お見事。焼き鳥屋さんで佐野郷子さん、名村武さん、高野寛くん、翻訳家の奥田祐士さんらと吞む。

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5月20日

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 事務所。ストリングス、ホーンズに向けてのヴィジョンのたたき書く。買い替えた機材車で自動車工場から一平そばへ。

5月19日
 結局、もうひとつのデモの修正もやって徹夜。朝の10時に寝た。
 16時頃に起きてボーッと。夕食は近所の中華料理屋さんで味噌ラーメン。
 また少し寝て22時にウォーキング7キロ。途中走りつつ。タイムも縮まる。筋肉戻ってきたか、震災前にiPhone買って、Run Keeperで記録を始めてから4番目に速かった。
 風呂入って、大好物の<那須の恵み>という野菜の惣菜パンを食べてから作業。メモにスケッチし、聴き起こしてデモを録音。中々メロディアス。
 3時半頃に品川へ向けて移動。
 煮込みうどんの余りを食べて風呂入って寝床でデモを聴きつつこれを書いてる。

5月18日
 曲作り。麻呂の樋口とやりとりしている中で送られてきた曲がとても良く、素材としていじってくれと。早速、そのサビの進行を変えたりしてデモを仕上げる。エヴァリー・ブラザーズ風。いい。

5月13日
 曲作りが進まず。朝方に風呂。

5月12日
 起きてかもめ児童合唱団用のデモの歌を入れ送信。刺身を買って実家へ。
 夕食後、母親とnetflixで「男はつらいよ」を。個人的にはいしだあゆみの「寅次郎あじさいの恋」が一番好きだが、宇野重吉と太地喜和子の「寅次郎夕焼け小焼け」もいい。続けてもうひとつ京マチ子の「寅次郎純情詩集」。寅さんを観ていると右目に涙が滲む。これは嬉し涙だそうだ。
 空いた高速をマイペースで。
 最近、車で音楽はあまり聴かない。ポッドキャストや話芸などを聞く。溜まった考えが放置されてちょうどいい。夕食は久しぶりのココイチで4辛のフィッシュ・フライ+ほうれん草。このチェーン店はソースがぬるいことがある。なので、ぼくは間違いなく熱々を出してくれる優れた店に行く。それなりにあちこちのジャンクな食べ物を食べてきて思うのは、ココイチは4辛がベストだということ。掟ポルシェさんも4辛のフィッシュフライが定番と言ってた。

5月10日
 今日はずっと鼻水とくしゃみ。ひどいもんだよ。中野サンプラザの岡村靖幸公演へ。かっこよすぎる3時間、とにかく濃厚。楽屋でお会いしたらニコニコ顔で「野音楽しかったですね」とうれしいお言葉。ありがとうございます!

5月9日
 Andy Shaufを観にWWWへ。びっくりするくらい音の小さなライヴなのであった。もちろん曲がいい。カポタスト高めで爪弾くセンチメント。木管楽器が加わるだけで生音の説得力が規格外となる。


5月8日
 テリー・リードの原稿を送信。「宇宙の柳、たましいの下着」で書いたが、『シード・オブ・メモリー』をぼくに聴かせてくれたのは小平くんかとばかり思っていた。先日、彼にそれを確かめたら「ごめんなさい、それはぼくじゃないよ」とのこと。やはり退学した竹田くんしかいないだろうと、記憶のさらなる奥の路地を覗き込むことに。
 昼も食べず、夕食。生姜焼きと野菜炒め。野菜と繊維質を意識して摂りたい。
夜、7.4キロウォーキング。

5月7日
 立ち止まらずに作業。手癖と煮詰まり防止のためにギターは使わず、サンプリングとキーボードのみでスイスイ進める。変な曲だが、意外にもメロディアスになった。かたちに出来たのが3曲。ここにギターとベースを入れてゆく。あとは色んなアイデアがあるけれど、まだ表面的な部分がとっちらかったまま。
 起きて夕べの曲を聴く。中々によい。ハウスの影響はかなりある。鍵盤で作るとそこが如実にわかる。あと、ぼくのメロディは60年代アメリカのポップスのそれより、英国からの影響が大きいのかもしれない。隔世遺伝的な。
 ザ・ナショナルとノラ・ジョーンズの新しい音を。結構、暗い音がトレンドなのか?
 夜は西田修大くんとグレイプバイン西川弘剛くんとホルモンで呑む。楽しすぎ。二軒目を探そうとしてたらお子さんを連れた大森靖子、ピエール中野夫妻にばったり!ほんと久しぶり。

5月6日
 父親の墓参り。

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 実家の物置小屋から、親にはじめて買ってもらったモーリスギターを救出。危うく捨てるところだった。あとヘルメスの石膏像がある。浪人時代、デッサンではヘルメスがどうしても苦手で練習のために買ったのだ。しかし、今となってはどうすりゃいいのだ、これ。

5月4日
 昼はコールスローの残りと卵かけご飯半分。
 身体が怠くて、鼻水とくしゃみがすごいのは強力な低気圧が関東に接近してるから。最近の天気は意地悪だ。
 なんとか原稿の直しはやったが、ムズムズが止まらず。作曲は無理。
買い出し。早めの夕食はショッピングモールのフードコートで皿うどん。数ヶ月前に食べた渋谷長崎飯店の印象が強く、流石に味が物足りぬ。コーヒー豆を購入。
 夜、猛烈に腹が減ったので出汁を作って素麺1束。1月に西鉄エージェンシーの松尾さんから頂戴した肥後手延べ「ゆきやぎ」。これが細くてしなやかでじつに美味い。

5月3日
 集中力まったくなし。最近気に入ってる蕎麦屋でカツ丼のたぬきそばセット。野菜とカレー風味のソーセージがマッチした美味しいパンを購入し、スエードのレッドウィングをソール交換に出す。夜、曲のメモ。いい感じだがまだ決め手に欠ける。

5月2日
 メロディが降りてくる。これらの素材がどう混ざり合うのか。考えすぎないようにしよう。
 SOLEILのプリプロのリメイク音源が届いたのでチェック。この路線でいけそう。そして慌てないように、今のうちにテリー・リードの原稿を書く。1000字のところ1200字になってしまったが、なんとかなるかしら。

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