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stand.fm音声配信 #680【運動】漸進性の原則

今回は運動について「漸進性の原則」についてお話します。
#669 「過負荷の原則」https://stand.fm/episodes/64ab395c6a10ec17c15362f2と合わせて理解しておくことが大切になります。

「漸進性の原則」の「漸進」は順を追って少しずつ進んでいくことと。
継続的に体力を向上させるためには、トレーニングの負荷を少しずつ増やしていく必要があるということになります。

なぜ、トレーニング量を少しずつ増やしていく必要があるかというと、「過負荷の原則」としてかけていた負荷に対して、カラダがその負荷に慣れて順応して体力が向上すると、同じ負荷では「過負荷」にならなくなるから。100㎏のスクワットを行っていて、過負荷をかけるために105㎏に重量を増やす。同じ重量でずっと行っていてもさらなる体力の向上が望めなくなるので、105㎏→110㎏→115㎏と徐々に増やしていかなければならなくなるというもの。

この漸進性の原則のかけ方は挙上重量だけではありません。
1セット当たりの回数を増やす
セット数を増やす
セット間の休憩を短くする
トレーニング頻度を増やす
などの変数のかけ方がある。
挙上重量だけでなく、いろんなトレーニングの変数を変えて刺激を入れていくことが大切になります。

ジムでトレーニングできる環境にある人は挙上重量の変数をかけやすいですが、家でトレーニングしている人は挙上重量に変数をかけにくいかもしれないので、トレーニング変数の変え方に工夫をしていく必要があるかと思います。今回の放送が参考になれば幸いです。



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