セルティックと日本代表。

スコットランドのグラスゴーセルティックには、現在4名の日本人選手がいます。古橋享梧選手、井手口陽介選手、旗手玲央選手、前田大然選手。
その中で、発表された2022年ワールドカップカタール大会のメンバーには、前田大然選手が選ばれました。

近年、ヨーロッパのサッカーを観ることが少なくなったのですが、個人的にはセルティックというチームは興味深いチームだと感じていました。その理由は、セルティックは、スコットランド国内ではトップでヨーロッパ(チャンピオンズリーグに出場した場合)だとグループリーグを突破出来るかどうか。スコットランドだと主導権を握りやりたいように出来るが、ヨーロッパだと我慢し耐える事も多くなる。
(これは他国のリーグやクラブでもある事だと思いますが、わかりやすく映ったので)

これを日本代表に当てはめると、アジア圏内ではトップで世界(ワールドカップ)だとグループリーグを突破出来るかどうか。アジアだと主導権を握り、やりたいように出来るが、世界だと我慢し耐える事も多くなる。

セルティックに所属し、活動している日常の経験が、日本代表での戦いに生きないだろうかと考えていました。

勿論、そんな単純な話では無い訳ですが、中村俊輔選手が所属していた頃に、マンチェスターユナイテッドに勝利したり、ミランやバルセロナなどと戦っている姿を見ると、スコットランドでは、自分達が主導権を握りタイトルを義務づけられたチームが、ヨーロッパでは耐えに耐え少ないチャンスを物にする為に、戦い方を変えざるを得ない。日本の選手は、この様な経験がワールドカップで生きるのではないかな?と考えていました。

過去のワールドカップを振り返ると、我慢強く戦えた大会で日本はグループリーグを突破出来たので、尚更そう考えていました。

登録メンバーが23人から26人に増えた事もあり、セルティックから2人か3人選ばれるかな?と個人的に考えていましたが、結果的には1人。

発表されたメンバーを見た時に、ひとりひとりの意見があるのは当然だと思います。とはいえ、もうメンバーも決まった訳ですから、ここからは応援するのみです。
ワールドカップを楽しみたい気持ちに変わりありません。

2022年11月1日





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