ミスターシービー

1983年昭和58年の三冠馬ミスターシービー。
三冠馬として知っていますが、それ以外の印象としては、[ファンの多い馬]です。
レースっぷりを見たら三冠のレースそれぞれ「よく勝ったな」と思います。
特に菊花賞は3コーナー坂の上りで上がって行くわ、下りの途中で一瞬手前が逆になってるわ。無茶苦茶な感じに見えますがそれでも最後までしっかり伸びているんですから恐るべし。
ハミ吊り(っていうんですか?)をしてるし難しい馬だったんですかね。見る限りスタートは遅い感じしますけど。

ダービーの時にそのハミ吊りが切れた?とか何とかでそのままレースへ行ったみたいですけど、そんなのあり得るのかな?ハミ吊りが切れるもそうだし、そのままレースへ向かうのも。馬装やり直せなかったんでしょうか。そもそもハミ吊りって切れる物なのかな。レースもちょっと4コーナー危ない感じでしたけど直線の伸びは凄いですね。
後ろから行く馬ですが、結構馬群に突っ込むんですね。それでもしっかり捌いて抜けてくるのが凄いですけど。それだけ脚が違うんでしょうね。

色々不思議で考えさせられる馬です。スタート普通に出たら。出せたら。ポジション取れたら。ロス無くレース運べたら。

でもそれが出来たら多分ミスターシービーじゃなくなるんでしょうね。

トウショウボーイ産駒ですし、あのレースっぷりで強い。人気になるのも頷けます。
昔も今も強くて個性的な馬はファンが多いのかな?という気がします。

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