メイケイエールの勝利と折り返し手綱

シルクロードステークスは、メイケイエールが勝利しました。
メイケイエールといえば、一生懸命走りすぎるところが課題でしたが、陣営の日々の調教や馬具の工夫など試行錯誤を繰り返し、レースでは力んで走ってるようには見えましたが、暴走には至らず久々の勝利を掴みました。テレビの画面越しからも伝わるスタンドの拍手の大きさと池添騎手のガッツポーズに安堵と喜びが入り交じり素直に嬉しくなりました。おめでとうございます。

今回はホライゾネット(パシュファイヤー)を装着し、折り返し手綱での出走でしたが、僕が確認した報道によると、[折り返し手綱はレースでは使えない]だったと思います。

確かにJRAのHPに記載されている競馬用語辞典では、
【腹帯から’はみ環’を通した手綱。これは、頭を上げる悪癖のある馬に、その癖を出させないために使うもの。】
と、あります。
[レースでは使用不可]とは記載されていません。

報道の[レースでは使えない]が[レースでは使わない]と言う表現だったのか、ただ単なる自分の見間違い、勘違いだったのかわかりませんが、また1つ勉強になりました。

今回は返し馬まで折り返し手綱でいき、レースでは外す予定だったそうですが、池添騎手と担当厩務員との現場の判断で折り返し手綱で出走したようです。

次走以降、馬具もそうですが、同じように我慢して走れるかどうかもわかりません。

ただ、今回のようなレースが出来れば、もしくはもっと落ち着いて走る事を覚えれば、この先ますます楽しみになる、そんな勝利でした。

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