見出し画像

コーヒー好きがエチオピアとケニアに行って思ったこと

今年の夏の旅行は、エチオピアとケニアに行ってきました
初のアフリカ旅行ではあったものの、実は私、動物見るのとかどうでも良いのですよね(結果、行って結構楽しんじゃいましたが、、、)
単純に、アフリカってところに行ってみたかったのと、普段からコーヒーが大好きで、愛飲しているのもエチオピアモカを浅く煎ったもの
ということで、結構コーヒー的な興味の方が大きかったこともあります
また、アフリカというと灼熱の砂漠みたいなイメージもあるかあと思いますが、エチオピアやケニアは高地であり、年間を通じて冷涼な気候だったりもしますので、酷暑の日本(東京)からちょっとの間だけ抜け出して涼みに行って来ようという旅行でありました

今回は、コーヒー畑などには残念ながら訪問をしておらず、アフリカ初訪問の初心者旅行として、エチオピアは首都のアディスアベバ市内、ケニアも首都のナイロビ市内とちょっと郊外だけの訪問となりました

まずはケニアのナイロビ
ちょっと旅行好きだったり、調べられた方ならご存じかもしれませんが、一番有名なカフェとしては、JAVA HOUSEというチェーン店があります


なんとかケニアにはスタバが無いそうです。このローカルチェーンがケニア中にあって愛されているそうです
元々は白人中心の顧客層で、あまりローカルは利用をしていなかったそうですが、近年はむしろほとんどローカルと言った客層です
コーヒーは1杯300シリング程度(400円くらい)と、そんなに安くはないけど、高くはない価格帯。一方でレストラン並みに充実のフード類(カレーやパスタからステーキなども)は、1,000シリング以上(1,200円以上)と日本の喫茶店チェーン(プロントとかと比べると)お高めな価格設定
で、コーヒーのお味は?
すっきり系で酸味が少し強く感じるのは焙煎が浅めなのかと思いますが、美味しく頂きました

ケニアと言えば、JAVA HOUSE出会ったところから時代は進化をしておりまして、コロナ後急成長をとげているのが、Artcaffe
もちろんこちらも店舗によって内装や雰囲気は違う物の、前出のJAVA HOUSEと比べると断然おしゃれ!もっとくつろげる店内。そしてアルコールも飲めるのも違い
コーヒーの味、フードの味共に、いまやArtcaffe圧勝だと思われます
どんどん店舗も増えているようなので、ケニアに行った際は、是非立ち寄ってみてください。正直JAVA HOUSEがArtcaffeに勝るところはもはやないと思っております

続いてエチオピアのアアディスアベバ編
エチオピアの都市部のコーヒーチェーンとして有名なのが、Tomoca Coffee
こちらも良く街中で見かけるチェーン
経済状況を考えると、わりと経済的には余裕のあるローカルの方と外国人が利用しているように思います
こちらもコーヒーは素晴らしかったです
300ブルくらいなので、300円、400円なので日本人観光客には楽しめる金額ですが、ローカルにはかなり高級なのでは

つづいてお土産を探しに街中へ(ここが本題)
現地のカフェで楽しむことも旅の目的でしたが、やはり自宅用に友達用にお土産としてのコーヒー豆を見つけてくることも旅の目的でした
両国ともコーヒーの産地ですので、スーパーやお店に行けばたくさんのコーヒーの袋を目にします
しかし、実は日本のコーヒー専門店のように、産地や品種が細かく分かれているわけではなく、かなりざっくりとしたくくりでコーヒー豆が販売されており(ミディアムローストとダークローストみたいな感じで)
現地在住20年のベテランさんに聞いた話
GDPの大きな割合をしめ、主力の輸出商品であるコーヒー豆は、良いものはすべて輸出用として商社を通じて世界中に輸出がされているとのこと
じつは国内消費用には高品質なものは回ってこないとのこと
ケニアでは、AAと言われる高品質な豆は、昔はそもそも市中で販売されていなかったとのことで、最近になってAAが国内用でも販売されるようになった
ということで、エチオピアやケニアの都市部にフラット旅行に行っても、日本で売っているコーヒー豆よりも高品質でおいしいものをお土産で買ってこられるわけではなさそうです
当然、行った記念にももろもろ買い込んできましたが、普段日本でこだわって買って飲んでいたものの方が全然美味いです(笑)

エチオピアのスーパーで購入したコーヒー

エチオピア、ケニアに行って、本当に美味いコーヒー豆を求められる方は、地方の農園まで行くしかないのかもしれません

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?