コーヒーに含まれるカフェインと健康の関係について

こんにちは!
コーヒーライフパートナーのNaoです。

今回は、コーヒーに含まれる化学物質として有名な「カフェイン」と健康の関係について詳しく掘り下げていきたいと思います。

まず、皆さんの中にこんな疑問はありませんか?

コーヒーに含まれるカフェインは身体にどんな影響があるの?
1日にどれくらいの量を摂るのが安全なの?

はい、よくある疑問だと思うんですよねこれ。

では早速解答してみたいと思います。

はじめに、カフェインとは何なのでしょう?
カフェインは苦味成分がありコーヒーの味わいを美味しくする成分です。

また、カフェインは正式にいうとアルカロイドという化合物の仲間でもあります。

アルカロイドは主に医薬品として使われてきた歴史があります。

しかしコーヒーの大衆化により、コーヒーは美味しい嗜好品としてのイメージが強くなり、カフェインは悪者扱いされるようになりました。

カフェインはアルカロイドという化学成分なので、ほかの薬と同様に正しい使い方で、適量を守って体内に取り込む必要があるのです。

そのため、コーヒーも正しく飲まなければなりません。

次に重要なポイントが、カフェインが作用する場所についてです。

カフェインは全身の神経を司る脳などの中枢神経系、そして消化器系、呼吸や心機能などを司る循環器系に作用します。

カフェインのメリットを以下にまとめました。

適切に摂取することで身体にいい効果が期待できます。

近年ではカフェインの研究は世界各国でされており、正式なデータも出ています。
東京福祉大学の調査結果によれば、より安全性を考慮した場合、
成人での一日のカフェイン摂取量は、300mg(5mg/kg)以内にとどめて摂取することが望ましいとされています。

また、カフェインにはデメリットもあります。

カフェインの過剰摂取による健康への悪影響は皆さんもご存知のところかもしれませんね。

これはコーヒーだけでなく日本茶や紅茶、エナジードリンクを飲む方も注意が必要なところです。

では、コーヒー1杯についてのカフェインの含有量は?

コーヒーの淹れ方によってカフェインの量が変わることはぜひ覚えておいてください。

インスタントコーヒーの場合、150mlあたり85.5mgです。

そしてハンドドリップの場合ですと、通常の一杯分150mlあたり90mgとされています。

ハンドドリップの場合、抽出時間が長くなると苦味とコクが出てくるため、カフェインの量は増加します。
反対にさらっと早めに抽出した場合はカフェインの量は減ります。

また、淹れ方以外でも焙煎度合いやコーヒー豆の種類によってもカフェインの含まれる量は変わってきます。

一般的に深煎りと言われているものの方がカフェインの含有量は少なくなります。

では缶コーヒーではどうか?

缶コーヒーの場合は90mg〜160mg/1缶と製品によってかなり大きな差があるので表示を確かめて飲むのが良いでしょう。


最後に、1日のカフェイン量はどのくらい摂取するのが安全なのか?

結論から言うと、カフェインの1日の摂取量の目安は5mg/kg(体重)です。

例えば体重が50kgの人なら、250mg。

一般的なドリップコーヒーは1杯90mgなので、3杯以下となります。
(意外に少ないと思いませんか?)

これを超えてしまうと、先ほども書いたようなカフェインのデメリットが出やすくなるわけです。
もちろん体質などもありますから、1杯でデメリットが出る人もいます。

カフェインは効き方に個人差が強いものでもあるので、一般的に1日に3〜4杯を目安に楽しむようにしましょう。

体質的に弱い方は1杯か2杯にとどめておくのが無難です。

また、カフェインに弱い方はディカフェ(カフェインレスコーヒー)を選択するという手もあります。

ぜひ、身体に悪影響のない範囲で楽しくコーヒーとお付き合いしていけたらいいですね。

(注意点)
記事の中では1杯という表記をしましたが、たとえばマグカップの1杯と、普通のコーヒーカップの1杯では中身の容量が異なることもありカフェインの量も変わってきます。
つまり150mlx2=300mlであれば、カフェインを一度に摂る量も2倍になるわけです。
そのあたりも気をつけてみてください。

より詳しい情報を知りたい方は

のページをご覧ください。

ではまた!

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