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豊かさについて

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2022年3月の記事一覧

「ありがとう」で自分をあふれさす

車で5時間ほど南にドライブした海辺の街に、旅行してきた。 私の住む、田舎町から都会を通ってハイウエイを行き来するのは、はじめ、ちょっとした緊張感が伴う。 でもたいてい、行きはこれから始まる旅行の楽しい予感に、帰りは満足した喜びが私を埋め尽くすので、その緊張感はいずれ、居場所を失ってしまうわけだけど。 今回の旅も、滞在したホテルやレストラン、ショップなどで出会った人たちの気持ちのいい笑顔と、親切で支えられ、毎日喜びと感謝でいっぱいだった。 帰りの車の中では、ただただ、自分

ここにある、すぐにある、豊かさの波動

満月の夜。 いつもはシャワー派の夫が、家の外に備え付けてあるホットタブに、一緒に入ると言う。 夜、仕事の後のお風呂は、いつもは極上のお一人様時間。 でも、しばらく風邪を引いて ほとんど私に近寄らなかった夫と 久しぶりにお湯に入り、輝く夜空を見上げると、子供のようにはしゃぎたい自分を見つけた。 ひとしきり、最近店であったことを話した後、私が他所を向いている間に彼は流れ星を目撃した。 「緑色でね、ゆっくり流れていったよ」 こんな明るい夜空の、星もわずかにしか瞬いていない

マインドセットを変えれば、違う選択が見えてくる

娘家族が遊びに来た。 娘(長女)のパートナーの、双子の子供たちの学校がお休みの間、(学校にもよるけど、こちらはプレジデント・ディの祝日をはさんで、スキー休暇とも呼ばれる休みが数日ある)に、海が見たいからと言って。 二つのカフェを経営し、8歳の子供たちがいる彼女たちの暮らしは、忙しいに違いないけど、その中にもいつも「遊び」を忘れない。 アウトドア大好きのパートナーと、今でも海岸に行けば、率先して砂の城を作るような娘は、いくらでも、楽しいことを周りから集めることができるようだ