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【私の働き方実験】「自分の力で稼ぎたい!」と思う人がどうしたら一歩踏み出せるか?#研究報告書

こんばんは。
オンライン秘書、おぐちゃんこと田村尚子です。

今回、ランサーズ様の「新しい働き方LAB」で開設された研究員制度で、半年間、研究員第一期生として活動しました。
▼研究員制度はこちら
https://hosting.lancers.jp/lp/lab_researcher/

研究員としての活動のひとつに、「私の働き方実験」があります。自身でテーマを決めて実験をするというこの活動は、今までにやった事がない事柄にチャレンジしたり、新しい働き方やライフスタイルを見直すことができます。

頑張っている人、頑張りたい人を応援したい!という想いで本業に携わっている私は、誰かを応援したい!という気持ちを込めた実験にしました。
こちらの記事は、半年間の実験のまとめです。

◆実験の目的と背景

まずは、私自身の話から。
私は、昔から「思い立ったら即行動!」派。こうなりたい、こうしたいという気持ちが溢れるといてもたってもいられず、すぐに行動していました。

「行動しない後悔より行動した後にする後悔の方がひきづらない。」
行動を重ねるうちに自然と身についた考え方です。

受験生時代は、進路を検討していた時にふと「大阪に行きたい」と思いすぐに親を説得し、1週間後には新潟から一人で高速バスに乗って大学の見学をするような、

SNSを通じて仲良くなった仕事仲間に会ってみたくて、朝一に新幹線に乗って東京まで行き、1時間だけお茶して帰ってきて子どもの迎えをするような。本人にとってはやりたいからやる、ただそれだけのことなのですが、周りから見たら「半端ない行動力」だそうです。

行動力があっていいな~と言われると、「じゃあ、何かやってみようよ♪」と誘ってみるのですが「けど…」という答え。気持ちは分かるのですが「けど?!」「けど、ってもったいない」と思うのです。
私が背中を押したことで「けど」が消えて「何かやってみたい!」と一歩踏み出せるなら協力したい。やりたいことをやった時の達成感を味わってほしい。

今回の実験は、このような背景から生まれました。

◆検証したいと思っていたこと

何かやってみたいけどなかなか行動に移せない人はどういう風に背中を押されたら一歩を踏み出せるのかを検証してみたいと思います。

「できるよ」「大丈夫」など励ましの言葉のパワーを感じる、苦手な部分を手伝うなどの課題解決etc…私ができることで背中を押したことでやりたいことが実現できるのか、もしくは一歩踏み出す行為は他人からの干渉があっても自分でやる気がなければできないのかを確認していきます。

◆研究活動の概要

当初は、自分の周りにいる「才能があって、何かをやってみたいけど勇気がでない」という友人・知人を対象にする予定でした。

しかし、期間中に「この実験のためにご縁が繋がった?!」という出会いがあり、その方に実験対象になってもらいました。

<実際に行った活動概要>
実験対象者:今後の働き方に疑問をもち、何かやってみたいと漠然と考えていたKさん(女性)

以前、お世話になっている方が私の仕事についての紹介記事を書いてくれたのですが、その記事を読んでオンライン秘書に興味を持ち、「話を聞いてみたい」と連絡をくれたのがKさん。

初めてお会いしてお話を聞くと、まさに「1歩踏み出せないけど何かしたい」という私が応援したいと思っていた人物像だったので、概要をお話して何回か面談しながら、色々な方法で応援してみました。

【実践したこと(一例)】
★1歩踏み出すにあたり、不安なことをヒアリング&それに対する実体験シェア
★現状の仕事面での課題の解決方法を一緒に考える
(まずは今やっていることに自信をつけようという作戦)
★これからの働き方の理想や目標立てと、それを叶えるための作戦立て
★オンライン秘書や何かしたい!と思った時にできることの情報シェア 等

 
◆結論と根拠・気づき

結論:
一歩を踏み出すために有効な手段は色々あるけど、背中を押すより「寄り添うこと」が重要!

根拠:
前回Kさんと会ったときに、「●●が課題だから、**しよう」と簡単に宿題のような感じでタスクを渡して解散したのですが、その1ヵ月後に会ったときのKさんの素敵な笑顔!!宿題で課題がスルスルと解決したらしく、前回は仕事に対して後ろ向きだったのが、びっくりするくらい前向きかつ余裕を感じられました。
「何かやりたいけど今の仕事にミスが多くて…」と言っていたKさんの「ミスを少なくする」という課題が解決したことで、単に仕事が嫌で違う働き方を選択するのではなく、今の仕事も活かしながら新しい道を歩みたいという考えに至ったようです。「来年の9月には、新しい働き方ができたらいいな♪」という具体的な日程まで出てきて。Kさんが一歩踏み出す瞬間に立ち会えたような気がして嬉しくなりました。

Kさんに「自身が変われたか」についてアンケートをお願いした結果をシェアします。

変われたか

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一歩踏み出すのは「自分」ひとり、同じタイミングで誰かと進む時ばかりではないから、やはり最初は不安がつきまとうものです。
そんな時に、気持ちをシェアしあえる相談相手がいる心強さが「一歩の勇気」につながったみたいですね。

私自身も去年フリーランスになりたての頃は、信頼できるメンターさんとご縁があって、毎日業務日報を提出していたのですが、そのタイミングで将来の不安な事だったり、疑問に思うことを相談できたのはとてもありがたかったのを思い出しました。

「背中を押す」のではなく、「寄り添うこと」が一歩踏み出すきっかけになることを、今回の実験から学ぶことができました。


◆研究に関する考察・これから

Kさんに関していえば、今回ベストなタイミングで出会い、どんどんと前向きになっていく彼女から、私も元気ともっと頑張ろう!という気持ちをもらえているので、今後も寄り添いながら将来を応援していきたいと思います。

そして、平素はバックオフィス業でクライアント様のお手伝いをしている私ですが、今回の実験でこういう形でのお手伝いができることを学び、「一歩踏み出したい人に寄り添う」というのを業務に追加できたらいいなと考えています。

あと、今回Kさんが一歩を踏み出すにあたり、おすすめしたのが「ランサーズ」。
当時の自分は、ランサーズを利用して、たとえ数十円であっても「自分の力でお金を稼いだ」という体験が簡単にできてとても良かったので、Kさんにも今度は「自分で稼いだ」という一歩を踏み出してもらうのが楽しみです♪

(早速、ランサーズに登録したKさん。行動力、素敵!!)

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◆全体振り返り

こまめに報告するわけでもなく、日々熱心に研究をしていたわけではないのですが、この半年間、常に頭の片隅には研究のことがありました。

自身のことではなく、相手がある研究だからこそ、「もっといい結果を出せるには?」と考えて一所懸命相手と向き合うことができました。

結果、私自身が良い意味でおせっかいなくらい、熱く誰かを応援することが好きで、自分のパワーにもなることが分かったので、今度は私の「新しい働き方」を探してみたいと思います。

いいきっかけをありがとうございました!

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