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短距離チャンミ所感


2/18 12:00~ ラウンド1開始

2024年2月短距離チャンミ1週間前となったが皆様いかがお過ごしだろうか。今回は少しルムマを回して思った所感をもとにtier表を作った。これをもとにTier表の理由説明や今回の戦術について語ろうと思う。
基準はチャンミレベルであり、対人レベルではまた環境が違ってくるので先にこれを記しておく。


レース図・解説


U-tool様より

阪神1400m 右・内 冬・曇り・稍重
序盤0~233m 中盤233~933m 終盤933~1,400m
ポジキ区間0~533m ラストスパート1,167~1,400m
下り坂600~1,195m(-1%) 上り坂1,200~1,325m(2%)

2024/2/11 9時現在Tier表


オグリは先行/差しとなる

Tier神

夏バンブー(差し)

今回はこの夏バンブーの1強だと予想する。
まずスキルが展開によってほぼ腐らないことが挙げられる。
その前に固有や進化スキルについて説明しておく。

固有 奥義・常夏バーニング!!
残り200m地点で前の方にいると速度が少し上がる、短距離レースで終盤に追い抜いていた場合はすごく上がる
(順位条件:2~5位)

進化スキル 熱血進化ライディング!(乗り換え上手)
レース終盤始めの方に中団以降にいると加速力が上がり、そのあと残り200m地点で速度がわずかに上がる<作戦・差し>
(順位条件:4~9位)
進化スキル 必殺!爆速スプリント!(スプリントターボ)
レース終盤に加速力が上がりそのあと残り200m地点で速度がわずかに上がる<短距離>

まず重要な終盤加速についてだが、乗り換え進化の熱血進化ライディング!がほぼ有効発動し、仮に順位条件によって不発であろうと保険でスプリントターボ進化である必殺!爆速スプリント!がある。また夏バンブーは覚醒スキルで垂れウマ回避を持っており、最悪これで乗り切れる可能性もある。
次に固有について、差しであればほぼ満たすであろう条件ですごく速度になる上に、差しであればよほどの事故が起こらない限り発動順位条件を満たせるので、実質条件がない200m地点のすごく速度固有としてとらえることができる。
この2点においてスキルがほぼ腐らないと言える。

次に、夏バンブーの火力がそもそも高いことが挙げられる。
残り200m地点ですごく速度+わずか速度2つがほぼ確約されているにもかかわらず、バンブーがオグリやフラワー、タイキといったかなり有用な固有を持つウマ娘と相性も良い。
これによって育成面でも有利に働き、試行回数が稼げるところもポイントとなる。

これらのまるで今回のチャンミのために生まれてきたのではないか、と思えるほどのかみ合い方を見せたことが理由でTier神とさせていただいた。

TierS

通常ルビー(差し)

夏バンブーには一歩劣るが展開次第では遜色ない性能であるためTierSとした。
解説に入る前に固有・進化スキルの説明をしておく。

固有 至上であれ
冷静に走行し終盤突入時に後方付近だと少し前に出て、先頭から4人までのウマ娘をちょっと委縮させる
(順位条件:5~8位)

進化スキル 華麗であれ(威風堂々)
最終コーナーで中団以降だと前後3人ずつの速度をわずかに下げ、自分の速度をすごく上げる<作戦・差し>
(順位条件:4~9位)
進化スキル 常に最たる輝きを(電光石火)
レース終盤に後方で追い抜こうとすると加速力を上げ、さらに目の前のウマ娘をわずかに委縮させる<短距離/マイル>
(順位条件:5~9位)

通常ルビーについてだが展開次第では火力がかなり期待できるウマ娘であると言える。しかし、安定して勝とうとすると順位条件が目に付いてしまう。

まず終盤加速(固有含む)が5位以下でしか発動できないことが挙げられる。
これはもう一つの進化スキルが4位以下で発動できる中盤すごく速度であることとも相性が悪く、展開が向いて最終コーナー時点で4位だった場合にすごく速度が発動し、ほぼ確実に加速が発動しない、ということにつながる。
固有に関しては掛かりで不発になることも考えると二つのうち一つは発動しない状況をよく見かけることになるかもしれない。
また編成次第でもかなり不利になることもあり、仮に差し過多状況になった場合4位より上、すなわち3位にでもなろうものならすべての固有・進化スキルが発動できず、おいていかれてしまう。
この点においても夏バンブーは加速不発になりにくい展開にしやすいところから評価できる。

また終盤の火力が夏バンブーにそもそも劣る点も挙げられる。
夏バンブーは固有で200m地点ですごく速度を発動できるが、ルビーには自前の終盤速度が乏しい。突き詰めると夏バンブーが優位となり、評価を下げてしまう。

とはいえ、他の有象無象の差しと比べて加速や中盤速度の面で優位であるため、一つ抜けたTierSとさせていただいた。


TierA

ここからはスキルなど少し説明を省略する場面も出てくるが許していただきたい。

通常ザパール(先行)

よく他のTier表では最上位や2番手に置かれている印象であるが自分はTierAとさせていただいた。

所持スキルに関してはかなり強い。終盤速度固有で条件を満たせばすごく速度となり、また序盤でも終盤でも出れば一定の効果のある速度スキルやほぼ無効にならない序盤中盤速度もあり、速度スキルに関しては潤沢にあると言える。
しかし自前で加速がないことが苦しい。鍔迫り合いを積んでも基本上位Tierの差しに火力負けする。よって中盤速度を積んで加速を追いつかないようにするのが基本戦術である。
しかし、今回のコースは内回りであるためコーナーがきつく、中盤で追い抜きがかなり難しいコースとなっている。強引に追い抜こうと外に行くとかなり不利になってしまうため、よほどの中盤速度を積めていないとそもそも追い抜けない、という事態が発生する。
また仮に追い抜けたとしても外回りロスによりそこまで後ろと差をつけることができず、結果的に差しに抜かれる結果となる。

この理由によってルビーにも一歩劣ると考え、今回はTierAとした。
しかし、速度スキルに関しては潤沢にあり、展開次第では勝ち筋を作れるため、そこらの先行よりは希望はある。
また差しザパールについては加速の火力が足りないため上位Tierの差しが未所持であるなら一考の余地あり、程度に考えていただきたい。

夏ドーベル(差し)

夏ドーベルは他の差しより一歩抜きんでていると感じたためTierAとさせていただく。
夏ドーベルの固有は下り坂中の中盤速度であり、コース的に接続可能性があるためである。
その他自前スキルは金スキル一つが条件を満たさないものの、自前でフルスロットルを所持している。
なお自前の加速スキルはないので外付けするなどそこには気を付けてほしい。

通常スズカ(大逃げ)

大逃げには育成難易度が高いが相手の編成などに左右されず自分の展開が作り出せる点がメリットである。その中でも特に抜けている通常スズカをTierAとした。
通常スズカが抜けている理由は自前で逃亡者を持っていることだ。
逃亡者は今回のコースではおよそ30%程度の確率で有効加速となりうる。
逃げの安定加速は基本アンスキしかないため、ここで差をつけられる通常スズカが大逃げでは強いと考えた。
また進化によって現在速度も獲得するため仮に加速が無効となったとしても一応それなりの利益がある。
もう一つの金スキルはコンセントレーションなので出遅れの影響が緩和されるのもおいしい。

注意点として、デバフなどを考えたときにスタミナが最大で1100程度は欲しい点がある。
また、ここまでしても今度は差しに抜かれる可能性すらある。そこを考えて育成するかどうか決めてほしい。

TierB

ここは基本的に他の先行より抜けているウマ娘を上げている。ザパールのところで話した通り今回は先行がかなり弱いのでそれを前提に見てほしい。

通常ミラクル(先行)

ミラクルは自前で鍔迫り合いを所持しており、先行育成で必須な根性ミラクルを編成しなくてもよい点が挙げられる。
また最終コーナー速度を所持しており中盤速度、場合によっては接続可能性もあることが強い。
固有は終盤前半の現在速度であり、基本発動すれば有効になる点も評価できる。

嫁カレン(先行)

嫁カレンは自前でスプリントターボを所持しているのが評価の一つであるが、注目はもう一つの金スキル悩殺術及びその進化#カレンに染まってみる?である。
これは後方のウマ娘に対する速度デバフであり、これによって中盤の位置取り争いや差しに対して多少優位に立ち回ることができる。
もちろんエース運用するならばもう一つの進化先が速度スキルであるためこちらを採用したくはあるが、自分の編成やもし育成が失敗・間に合わないなどといった時に簡易的なデバフとして採用できる。

通常フラワー(先行)

フラワーはいわずと知れた本家固有つぼみ、ほころぶ時を所持しており、加速が十分担保されている点が挙げられる。
進化スキルでは直線ですごく速度であったり、下り坂で加速力が上がるため、運次第ではかなり加速の火力が高い点も評価できる。


Tier運

ここではほぼ運ではあるがそれでも有象無象よりは評価できる点があるウマ娘を紹介している。

通常ライス(先行)

通常ライスは自前で決意の直滑降を持っており、進化で現在速度もつくため運次第でジャイアントキリングを目指せる。
初期の短距離適性がEであるためそこには気を付けたい。

通常オグリ(先行/差し)

通常オグリは自前で曲線のソムリエを持っており、運次第でジャイアントキリングを目指せる。
また固有は残り200m地点ですごく速度であるため火力もそこそこある点も優秀。
こちらも初期の短距離適性がEであるため因子には気を付けよう。


総評

今回かなり先行が弱いことにルムマを回すまで気づかなかった。
追込はそもそもルムマではほぼ見なかったため考慮していないが、嫁ヒシアマあたりはかなりやれる性能をしているように見える。
脚質ごとの強さを示すならば
差し>>(追込?)>先行>逃げ
となるだろうか。
これがチャンミ目前の追込の助けとなれば幸いだ。

謝辞

この記事を作るにあたり、
U-tools様(https://xn--gck1f423k.xn--1bvt37a.tools/)
ウマ娘 TierMaker By Taso Ver.3.0 Tier List Maker様(https://tiermaker.com/create/-tiermaker-by-taso-ver30-15577314)
を利用させていただきました。
この場を借りてお礼申し上げます。


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