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望んだ生活を支える要素の1つがスキルアップなのではという話

この記事はRetty Advent Calendar 2022の23日目の記事です。
アドカレPart2もありますよ!

かれこれ10年ほど社会人をやってきて、なぜプライベートの時間で勉強しスキルアップに励むのかの自分なりの回答が「望んだ生活を支えるため」であるかなと最近思い至りました。
元々趣味を仕事にしたような人間なので勉強も趣味の1つ程度ではあったのですが、様々なライフイベントを経て「趣味です」以外の回答を持ったので今回はそのことについて書いてみます。

まず最初に断っておきますが、Rettyではプライベートの時間を使ってスキルアップしなさいと会社から言うことは当然ありません。業務を通じてスキルアップして欲しいので、業務時間をうまく活用してくださいねと言っています。
それとは別に自分がプライベートで勉強していることについて個人としてどう考えているのか、がこの記事のテーマです。

ライフイベントによる仕事に求めることの変化

誰しも仕事に求めることは少なからずあると思います。自分の場合はライフイベントによって「この仕事に求めること」の内容や割合が変化してきました。

社会人デビュー初期

この頃はとにかく自分が楽しいと思える開発であれば何でも良いと言う感じでした(笑)
給与・待遇的な部分はほぼ気にしていなかったです。図にするとこんな感じですね。

結婚

自分1人が楽しく生きていれば良いという感じではなくなったので、家族のために多少は給与・待遇面を気にするようになりました。
とはいえ社会人の大人が2人で暮らしているのでそこまで慎重にならなくても大丈夫だろうと思っていた部分も正直あります。

娘の誕生

かわいい娘が生まれ、今までなかった「子持ちの働きやすさ」が軸に加わりました。ありがたいことにRettyでは育休を取らせてもらっていますし、先輩ママ・パパの話を聞いて安心したり勉強になることがたくさんあります!
仕事の楽しさを全く気にしないということはないのですが、それでも自分の中で割合として減ったなーと感じます。

チャンスを掴むためのスキルアップ

現時点では子持ちの働きやすさ、仕事の楽しさ、給与・待遇の3軸をバランスよく求めている状態です。
これが満たせる環境で仕事がしたいということになるのですが、会社に対して一方的に強く求めるものではないと考えています。
会社には会社ごとの目指すビジョンや達成したいミッションがあり、それに共感し貢献したいと思う人が集まるのが無理のない形です。自分もそれとやりたいことがマッチすると思ったところに所属する、という形でキャリアを歩んでいます。

ですので、自分が仕事に求めることをうまく満たしてくれる環境で仕事ができるかは運によるところもあるのだと思います。その中で自分がコントロールできる範囲のアクションがプライベートでの勉強ではないでしょうか。

魅力的な会社に所属していても、スキルがなければ大きな活躍はなかなか難しいでしょう。また、自分のやりたいことが変わり今より魅力を感じる環境を見つけたとしても、そこで活躍できるスキルをアピールできなければ身を置くことは叶いません。

勉強していることそのものが評価されるわけではありませんし、残念ながら勉強すれば必ず活躍できると決まっているわけでもありません。
ですが、いまの仕事に必要なこと、これから必要になりそうなことを知識として蓄え備えておくのは無意味なことではないはずです。
目の前のチャンスを掴める確率を最大限に高め、望んだ生活をするためにプライベートで勉強している、というのが今の私の回答です。

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