ファム・ファタールVol.2狂夏 感想

ストーリー★★★★☆

えっち度★★★☆☆

糖度★★☆☆☆

佐和真中さんと櫻井真人さんのこちらは幼馴染みと義理の兄に取り合われるお話です。

土門さん達とほぼ個人的評価が一緒なんですけど、私はこちらの方が好きです。個人的に好きだと思った理由はラストにあります。

以下ちょっとすきじゃなかった部分も含めてネタバレします。




基本どろどろに甘やかされるシチュエーションが好きなので、今回は冒頭から私は好きでした。

二人揃って笑い合うシーンがなんかちょっと怖かったです。めちゃくちゃ爽やかに笑い合っているんですけど、なんか含みがあるっていうか。「ごっこ」を見せられているような感覚。そこがまず凄いと思いました。

前回土門さん達同様、シナリオや展開的にも全然無理矢理なところはないんですけど、最初主人公が本当にそれまで甘やかされてきた感もあって、いつまでも温いこと言って二人の間を優柔不断にしてたところが好きじゃなくって、病んでる所もキャラクターも本来好きな筈なんですが「この作品好きじゃないな…」と思ってたら、主人公のラストの行動が好きでした。

突然の関係崩壊に右往左往して、でも最後にはしっかり女の子の意志がしっかりあって、それもまたその女の子ならではの気持ちだったので、そこが凄くよかったです。前回はモヤモヤしたんですが、この女の子のは潔くてよかったです。

そこまでの過程がそこまで好きじゃなかったのは少し前回の土門さん達のモヤモヤが残っていて、「どうせこうなるんかな」っていうのがあったと思います。良い意味で裏切られました。

ファム・ファタールは好みが別れる作品だと思いますが、シナリオと役者様方はとても素敵だと思います。


それにしても佐和さんで語る作品がこの作品だとは予定外でした(笑)

最近は土門さんとテトラさんに浮気しっぱなしだからなぁ…


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