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大西くんにはまる未来しか見えない
あざとい (小聡明い)
… 小利口な立ち回りに対するイラ立ちや、でもカワイイ / カッコイイから許せちゃうという複雑な心境なども、ニュアンスとして含まれている場合が多い。
突然ですが私、負けず嫌いでして。
アイドルオタク歴15年、
あざといやつには負けない…!
みたいな謎のファイティングポーズを取りながら生きてきました。
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"小利口"な立ち回り…?屈しません。
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そう、
…大西流星に出会うまでは。
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もう負けそうです…大西くんの魅力を語りたいです…!って私の心の中の三井寿が言っている。
いや待てよ?
彼があざといわけではないことを証明したら負けたことにならないのでは…?
てことで。
語らせていただきますわ…。
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1.許せちゃうとかいうレベルではない
まず、フラットな気持ちで考えていただきたい。
国民的可愛い、YUKIちゃんをみてあざといなんて余計な修飾語つけますか?(圧)
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YUKIが大好きなのだ…)
はい、つけませんよね。(圧)
可愛いから許すなぞ、そんな上から目線で語るものじゃないじゃないですか。
だって女神だから。神だから。
大西くんもそうなんですよ。
女神なんです。女神だから。
畏怖の対象だから。
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2.小利口とかいうレベルではない
うちの会社、人事評価で"お客様志向"って項目あるんですー。
大西くんですか?
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超絶お客様志向パフォーマー兼マーケター。
私たちファンのことを思ってやってくれていることに小利口なんて言えますか?
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(1) "一瞬でわからせる" 凄さ
仕事してるとさ、"いやいいこと言ってるんやけどわかりづらいわぁ〜"って壁によくぶち当たる。
うるさい!この深みわからんか!!
とかなんとか思うのは、お客様志向二流です。
(はい、反省…。)
そう、見る人聞く人がわからないと意味ないですからね。
大西くんは、いかに短い時間でわからすか、の神である。
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プレゼンって事実を簡潔に書くだけでもだめなんですよね。説得力ある写真や図表があるとなおよい。
でもそれって結構大変なんだけど…彼は他でもない自分の言葉とビジュアルでやってのけるのよね…。
人に見てもらい、聞いてもらい、わかってもらう。その一瞬にかける思いとスキル、小利口なんてレベルじゃない。
思わず丈くんもこう言います。
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(2) 天才マーケター
彼はグッズ作成・SNS担当、というマーケターの一面もある。
世の中のおじさん達がこぞって悩む
"Gen Zに対する共感型プロセスエコノミー"
これをやってのけてるんですよ。
例えば。
ちゅきちゅき!ってポーズを彼が考案して、
そっから?、"ちゅきちゅきハリケーン"なる曲が生まれました。(作詞は西畑くんだが)
そして若い女子を中心にこの真似をした動画がバズります。
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"ちゅきちゅき" ポーズです。
道枝くん切れちゃってごめんな
仕掛け人は彼です。
こーれーはー、
すごいですよ(迫真)。
BTSやTWICEと比べて、〇〇チャレンジ!みたいな、一般人がダンスを習得して勝手に広めてくれるプロモーション、ジャニーズあんまなかったかなぁと思うんです。たぶん。なんとなく。
そんな中、これ、なんでみんなこぞってチャレンジしたと思います?バズったと思います?
私の意見聞いてもらっていいです?
"あざと可愛い"
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からです。
敢えてなんです、敢えて。
時代を問わず若い女子たちは自分を可愛く見せたいものですよ。
でも中途半端なことやって、"可愛く見せたいと思ってる?"とひとたび思われようものなら、
"え、言うほどですけどね…?"
と批判的な目を向けられるわけ。特にSNS駆使するGenZ女子たちはそんな自尊心、コンテンツ力戦国時代を生きてるわけ。(誰)
なにわ男子による"ちゅきちゅきハリケーン"チャレンジプロモーションの妙は、
"あ、これ振り付けなんで…なにわ男子がやってるぶりっ子のモノマネですwwww自分あざといワロタwwww"
というテイで行けること。
あざと可愛いをさらに高次元で捉えさせ、悩めるGenZ女子に逃げ道を作ってあげている。
あざといのメタ認知。
ターゲットのニーズに合致したわけですね。
長くなってきたから別の例は割愛するが、
自分がどう見られているかに加え、
"自分たち=推しを追っている時間" を楽しくする体験を、彼はファンにプレゼントしてくれます。
それが令和のお客様志向スーパーアイドル、大西くんです。
小利口なんてレベルじゃないっしょ?
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3.立ち回りとかいうレベルではない
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そんな彼のスキルや思考はどうやって生まれたのか。これまでの歩みを見てその本質に少し触れたような気がした。
大西くんは、オーディションに合格後すぐユニット"なにわ皇子"へ大抜擢されたいわゆる"エリート"。
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10歳にして5歳年上の西畑くん永瀬くんとユニットを組み、いろんな大人達の中で働くわけですよ。この、大事な10代を大人に囲まれ、人に見られて過ごすの、想像を絶しません?
10代前半の彼、収録中やたらとモニターを見ている。
何をしゃべるか、どう振舞うか、という主観的な手応えでいっぱいいっぱいになりそうなものだが、"見え方がすべて" という客観的な視点を既に持っていたのか…。
立ち回りとかいうレベルではない。
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また、彼はメンバー同士のいわゆる"わちゃわちゃ"に自然に入れない葛藤をドキュメンタリーで語っていた。
年上後輩への気後れする気持ち、先に大人の仲間入りした自負、もしかしたら後輩に追いつかれた悔しさもあったかも…なんて思ったり。
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そんな彼を救ったのがプロデューサー大倉くん。前述のグッズ作成・SNS担当、というアイドルとファンを繋ぐタッチポイント周りの企画を担当させたのである。
ドキュメンタリーでは、横のコミュニケーションへのもやもやを、"ファンとアイドル"という関係性にぶつけることで、前向きになれる彼を見ることができた。
ファンの立場からメンバーを見てみて、また別の角度でメンバーへのリスペクトと愛を深めることができたんじゃないかなと個人的には思ってる。
それってすごく素敵な考え方だ。
10代前半からアイドルやっていた彼は、既に人間性にアイドルを内包してしまっているのかな、とも思った。
立ち回りとかいうレベルではない。
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(そうです私は心がキュッとなりやすい人間)
これだけ語れば十分でしょう。
人類は大西くんにはまる未来しか見えない。
でも決してそれは、人類があざとさへの敗北を意味したわけではないので、
存分にはまればいいと思う。
(急な人類主語で締めくくりました)
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