「世界で1番Aぇ!」を謳い・歌い踊り奏でる〜デビュー魂参戦レポというか感想〜

「世界で1番AぇLIVE」仙台公演に参戦してきました。Aぇにはまって1年半、ファンミはあったけどツアーは初です。

普段自分の半径1m以内のコンテンツで満足、というかそれだけでももう十分すぎる処理しきれんと常々思っているのですが、行ってみるとやはりライブはすごかった。
一言で言えば、いつもお馴染みの彼ららしさ・素晴らしさはそのまま、予想外はほぼないけど、その代わりとんでもなく予想以上、魅力が発生してるど真ん中におる…って感覚でした。


つらつら書いていきます。

ツアーの内容を細かく正確に伝えるレポでなく自身の感想であること、とはいえネタバレ含むことをご了承ください。そして私自身「行けなかったライブについて知っても…」ってひねくれがちだからこそ、一部分の感動でも文章で伝えられたらな…という気持ちがあります。

はじめに。



ざっくり時系列で述べていきます。


前半

ダンスメインの前半、末澤くんから目が離せず。

ボトムスが銀?のヒラヒラする作りというか…腰に何か巻いているのか元々緩いシルエットなのか、FirebirdもアエテオドルもWANT!!も純情パスファインダーも、とにかくその衣装が髪型と共に動きにふわっと追従して何度も何度も舞うんです。アニメのヒロインが変身する時に纏うあのキラキラ感に似た、オーラの可視化。
それで、誰より脚高く上げるわターン速いわ独特のタメやキレも随所に見られるわで、サングラスも相まって、木村拓哉さんや亀梨和也さんみのある、事務所伝統のかっこよさがあり。改めてこの人がアイドルとしてデビューできて本当に良かったと思ったのでした。

そして絶対見るんだ!とワクワクしていた「花道を走るAぇ! group」。メイン〜センター〜バックとつながる花道をちょうど横からしっかり確認できる位置だったので、今回彼らが走る姿を何度も見ることができました。上半身を綺麗に斜めに傾けぐーん!と走る末澤くんを目に焼き付ける。えっ普通に足速くない?

声で感動したのはまずリチャくん。生で聞くととても立体的ですね。水をたっぷり含んだ球体のような瑞々しさと包容力があって、潤みを帯びた優しさとぴーんと張り詰めた美しさがありました。佐野くんは本当にどうやってもピッチがぶれませんね。大事に純情パスファインダーの入りを歌う小島くんの声も素敵でした。

バンドトリオの通常運転感も良かった!
健ちゃん発案の「愚痴愚痴ボクシング(相手に言いたいこと言ってパンチする)」で始まった神尾楓珠くんをめぐるいざこざ、人見知りを言い張る小島くんに対し「憧れてるだけやろ」って冷たくあしらう佐野くん「むしろコバンザメやん」って咄嗟に謎の冷酷ツッコミを入れる正門くん…。あとここでも「たけうちっ」が出てきたけどそろそろ聞きたい、たけうちって何?

あっParty-Aholicですか?
メインステージであまり見れなかったこともあるけど、「うぉっ…うおおっ…」と小さく低く言葉を発してたら曲が終わりました。



後半

MC後はじまるストーリぃ!で
早速泣く。なんで泣いたんだっけな。
もっともっとアコースティックやってほしい。

MC後半、髪をハーフアップに束ねた末澤さんをバンドトリオが「エレン・イェーガー」と揶揄するものの、彼自身誰かわからないため会場とリチャに当たる。その後グリーンなんとかっていう納豆がおいしかってん!なんやっけ?宮城名物?どっち?と会場全体にしつこく聞くのも含め、ナチュラルに会場を巻き込むのが末澤くんさすがだったなあ。最後は進撃の巨人の名言として授けられた「駆逐してやる😠」を何度も言い放ってて最後まで末澤さんワールド全開でした。

その後アリーナを大きく回るコーナーはあれよあれよという間に終わり…クライマックスのバンドコーナーの話をしたいと思います。(Stray Dogs.もめちゃくちゃよかった!)

暗転したセンターステージの後ろにぽつんと置かれた赤いベース、ん?と思って始まったリチャくんベースソロ。
タップするような弾き方で少しずつ少しずつリズムが整って。黄色で染まる客席全体に何かを丁寧に見せるようにリチャくんは後ろへ前へと歩き、メインステージで待つメンバーの元へ移動していきました。
この間、1分以上多分あったよね…?

ここでこの日イチ泣きました。

すぐに外野からスキルを揶揄され、挑戦することが多ければ多いほど後ろ指もさされやすくなる、マイナスの声ほど大きく聞こえる生きづらい世の中。もちろんアイドルとして人前に出るための最低限は必須、それを誰よりも強く意識しているであろうリチャくんが、この空間、ファンが集まるライブで、誰も彼を評価も比較もしない、ただただ応援し感動・感謝していることに泣けたのだと思う。

からの、神様のバカヤロー。
ここで、「世界で1番」の意味するところがわかったような感覚があった。グループとしてまだ不器用でいびつで、世間的に手放しに賞賛されるレベルには到達してないのかもしれないけれど、お互いのことを信じ現状の全てを置いていく、その気概をもってして彼らは1番と言い切ろうとしているんだなと。

この曲の歌詞のように、自身の空っぽさや世間とのズレを感じて焦ったりもがいたりした経験がある人に、もっともっと彼らの音楽が届けばいいのになと思いました。
いつまで経ってもメロディーラインが掴みきれない複雑なこの曲のサウンドが、まさに自分の空っぽの場所にギュイーンと入っていくようでした。これは帰りのバスで思ったこと。


PRIDEで私はまた泣きます。
だくだく泣きます。

何度も聞いたギターとピアノの旋律、末澤くんの咆吼「かかってこい宮城!!」。MAX TOPの一体感で、ぶんぶん振られるペンライトが生き物のようにうねっていた。この曲はみんなにとって大切なんだということを改めて知る。
何か考えるというよりもPRIDEを身体全体で聞いているという感じでした。私をAぇ担にしてくれて、いつも勇気をくれているこの曲、正直当初聴けるとは思っていなかったからセトリしていると知ってめっちゃ嬉しかったです。

曲の最後、これでもかって言うくらい引っ張るのですが、その時スクリーンに映し出された末澤くんの目つきにこれまでに見たことがないくらい力があって驚きました。佐野くんがあんなに身体全体でガシガシドラム叩くのに、その物理的なエネルギー量に負けていない目の力だったよあれは。
仕事柄アスリートのパフォーマンスを間近で見て言葉を失うことは多いのだけど、あれに近かった、気持ちとしては。


余談ですが最後の挨拶でリチャくんがみんなのおかげ!自分たちの力もっと気づけよ!と言ってくれた上にセカンドも頑張ろう!おー!って言わせていて、ファンに当事者意識感じさせるスタイルのアイドルやん…って笑いました。セカンドも頑張ろうは冗談やけど、とフォローするところも含めてそんなリチャくんが好きです。


おまけ アンコール 

スタンドトロッコ目の前でびっくり。

末澤くん来た時に隣のマカロン担お姉様二人組が、どうぞと場所を開けてくれて「これが助け合いか!!」と学ぶ。負けじと丈くんのストーリーを思い出してこっちこっちしました。ありがとう丈くんがいなかったらこの辺のマナー知らんかった。
そして初めてファンサというものを間近で見たけど攻撃力すごい。


まとめ

前半のダンスメインパートでは一人一人のオーラに圧倒され、バラエティに富んでいて、「見る側を考えてくれてる、まさに世界で1番!」と無邪気に思える多幸感があり。一方バンドパートから最後にかけてはより真剣に「世界で1番?」を問い、信頼と団結と全力とで答えていく、ということを感じさせられて。その過程にある信じる/疑う・裏切られるという葛藤に泥くさいエネルギーが集まっていたようにも思う。

「世界で1番」というポップで真剣な宣言とおもてなし。彼ららしさのど真ん中の空間にいさせてもらったなー。コールアンドレスポンスも煽り多めというよりは遊び心があって、振りもキャッチーで覚えやすく優しさに溢れていました。

おかげさまで元気に現実に帰れそうです!
グッドです!👍

グッドですに続き、グッドです(小島)フィットネス(正門)ロックです(末澤)iPadです(リチャ)鼻の穴にフィットです〜(佐野)👍と1人ずつ言葉を足していくネタがありました。謎



多分全然網羅できてないので、もし興味を持っていただき、ここ忘れてない?ここはどうだった?というのがあれば、ぜひコメントかXにお願いします!

P.S. 向かい側だったのであまり見れてないけど、さのすえがフェンシングしていたのが可愛かったです。

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