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波打ち際の丈くん

本日誕生日の彼の魅力を、私はどう受け止めているだろうかと必死に掬ってみて出てきたタイトルでした。


波打ち際の丈くん。

🌊🌊🌊

彼について語るとすれば、なにわ感担当の抜群のお笑いセンス&コテコテ感、長いキャリアで培われた実力…といった感じだろうか。

一方で、オフィシャルな"リア恋兄さん"であり、なんとなく近所に住んでそう、でもよく考えたらこんな男前そうそう近くにおらんやろ、と世の女子の遠近感をバグらせる罪な最年長でもある。


結論から言えば、
私が思う彼の魅力は一元的でなものでなく、
二面性"2 Faced"で魅せるギャップでもなく、

その間の"グラデーション"
にこそある。




彼の魅力に入る前に、そもそもなにわ男子とは、"令和のプロアイドル集団" であるということを改めてお伝えしたい。アイドルに憧れ、アイドルとして見られることをもパーソナリティに組み込み、数あるアイデンティティのうちの一つ、"アイドルとしての一面" をクールに確立しているメンバーが多いと思う。

もしかしたらこれはZ世代(1996〜2012年生まれ)に特徴的なふるまいではあるまいか。

Z世代の間ではアカウントを複数個持ち、使いわけることが当たり前になっています。身近な人としかつながらない「リア垢」や「裏垢」、自分のヲタク活動を投稿する「ヲタ垢」などと呼ばれる複数のアカウントを使いわけて、SNSでの交流を楽しんでいます。
東洋経済ONLINE  若者たちが複数のSNSアカウントを持つ心理


そんな、まさにZ世代代表なにわ男子の、磨きあげられた"プロアイドルとしての顔" が素晴らしいことに間違いはないのだが、ごりごりミレニアルズ(〜1995) である私からすると多少寂しく不安な気持ちにならなくもない。等身大の若者としては、不自然なくらいキラキラで綺麗すぎるのだ。

加えて、パブリックな顔からパーソナルな顔へと、どちらもリアルな自分さ〜と真正面から言われると、それはそれで切ない。ああギャップもあらかじめ織り込み済みなんですね、と。

こんなおばちゃんでごめんやで。
でも2 Faced大好物なんやで。


そんな中、生まれは1996年だけど早生まれで学年的には1995年の丈くん。世代で線を引くのはいささか乱暴だと思いつつ、やはり彼は端境にいるんじゃないか、こっち側に近いんじゃないかと言う気がしてならない。

もちろんプロとしてどんな世界観にもきちんと入り込むことができる丈くんだが、時々

彼本人の隠せない照れ臭さが垣間見える瞬間がある、

と思えるからだ。

そしてそれがいい。
それがたまらなくいい。

参考動画がないのがとても悔しいのだけど、
雑誌かなんかの撮影時、真顔から徐々に堪え切れず笑ってしまった丈くんを見たときが多分私の丈くん沼の始まりだったと思う。

パブリックな顔からパーソナルな顔へと。
ギャップそのものではなく、2つの顔の間の"振り向きざま"、グラデーションを見せてくれることに、なんだか安心してしまうような、でも余計に心がざわつくような思いがした。

同様に、きゅるんきゅるんな他メンバーとは違う、ノーメイクのリアルな男っぽさにも心が揺れてしまう(SnowManの深澤くんもちょっとそんなとこないっすか)

彼の通常運転のテンポ良いトークや上がりまくった口角ももちろんいいのだが、彼の本質めいた"照れ" が隠し切れず奥ゆかしく見え隠れする時、私の胸になんだか迫りくるものがある、と言うことに気づいた。

当たり前だけど、キラキラアイドル丈くんも、男前丈くんも、面白い丈くんも、年下の中で元気な丈くんも、全部まとめて等身大の丈くんなんだと思わされる。その事実にどうしようもなく安心する。


Z世代プロアイドル集団なにわ男子のキラキラした魅力は、まるで海のように広くて綺麗で、だからこそ得体の知れない不安や寂しさを時折掻き立てるものであるとしたら。


丈くんが見せる照れ臭い笑顔は、まるで打ち寄せる波のように、一つ一つは穏やかながらも確実に私の心の崖を崩していく。気がつけば私は波に足を取られそうになる。

大丈夫だよ、こっち側にいるよ、と対岸にいる我々に優しく教えにきてくれる気がするのだ。

そして、またキラキラの中に帰っていく。
それが藤原丈一郎である。

…私の思う彼の魅力です。


あとは…あれだな、
一生丈橋していてほしい、お願い(懇願)

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