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スーパーアイドル相葉くんの魅力プレゼン資料を作りました

12/24。

人生の半分以上相葉担やってる私にとって、もはやクリスマスイブよりも大事な日だ。

こんなにも推し続けているのに(だからこそ、か)分解して言語化することは難しい、そんな推しの魅力、

せっかくの40歳の記念すべき日にしっかりと書き留めておきたくなった。
これまで使ってきたフレームワークを駆使して。


15年分の愛と感謝を込めて。


1.相葉くんと、ゴールデンサークル理論

「ゴールデンサークル理論」は、相手の心を動かすプレゼン術に使われています。使い方はカンタンで、「WHY→HOW→WHAT」の順番に話すだけ。ほとんどの人は、逆の順番で説明しているので、なかなか提案が刺さりません。
社会人の教養

彼の魅力を言葉にできず長らく悩んでいたが、ふと

"そうか…簡単に説明できないことがそもそもの魅力なんだ…"


と気づいた。

そして思い出したのは、Nizi Projectのワンシーン。


これは、ゴールデンサークルで言うところの

"What (ダンスのスキル) から始まるパフォーマンスは、観客の心を動かせない"

ということではないだろうか。
上手い、とかすごい、とかわかりやすいwhatがあったとて、結局それだけになってしまう人はたくさんいるのだろう。


ところで、嵐のライブを何度か見たことがある人はお気づきかもしれないが、相葉くんの振りは1/4テンポくらい早く始まる。
ちょっとせっかち出ちゃってるのかもしれない。長年のツレである二宮くんもよく言ってますからね、せっかちって。

これカウントズレじゃないですからね
リーダー以外同じ振りですからね


なのに、彼の振り大概はピタッとおさまりがいい。多分長い手足をムチのようにしならせることで、多少入りが早くても身体の中心部分に近い動きは他4人と揃っているのだ。で、誰よりも大きく見える。

せっかち感 × スタイルの良さ。
それを踏まえた身のこなし。
計算し尽くされたかのようにハマる独特な間。

なんだか彼の自然な仕草の延長に振り付けがあるように見えるのだ、いつも。

それはつまり、
"Why (JYP氏の言葉を借りれば自分が特別である理由)" から入っている、ゴールデンサークルの術を彼はナチュラルにやってのけてるのではないだろうか。

思えば声も独特で、話し方の延長に歌があるみたいだ。だから時々彼の語りかけるようなソロパートに、ハッと息をのむことがある。

ファッションだって、"相葉丈" なんてスタイルが流行りましたよね。

何をやったって、どこまでも相葉ちゃん。
すべてが"彼らしさ"そのままのアウトプットであるように見えてしまう。

だからこんなに心を揺さぶられる。
いつまでも彼から目を離せないでいる。


2.相葉くんと、パレートの法則

「80:20の法則」ともいわれ、「売上げの8割は2割の社員に依存する」といった傾向をさす。集団の報酬や評価が一部の構成員に集中するという経験則。
野村総合研究所

彼はCMランキング上位常連で、自身がMCを務めるテレビ番組もバラエティ豊か。動物、料理、スポーツ…と世の中のあれやこれやと自然と馴染み、相性がいい。

おそらくそれは、彼の

親しみやすい、ちょっとファニーな好青年

という魅力で勝ち取った8割の成果であり、彼のパブリックイメージを8割説明するものでもある。

筆者はエバラ焼肉のタレシリーズが好き


しかし我々相葉担エンゲージメントを高める、言うなれば "沼らせる" 理由は多分別にある。

意外とめっちゃチャラいし、ドSだし、ステージではカリスマ性ある一面を見せる。実は冷静に自分の立ち位置を見極めて次の一手を真面目に考えている。なのにキラキラ屈託のない笑顔に溢れる一瞬がある。そういうギャップに多くの相葉担が沼っていく。

8割で幅広く世間の共感を得て、残り2割で "離れられない魅力"を醸し出す。一度ハマった人間にとっては、その残りの2割は"抜け出せない" 8割の理由に転じていく。

彼は、そんな二段階の"パレートの法則"で広い好感度も深い沼もカバーするアイドルである。


3.相葉くんと、プロセスエコノミー

人もモノも埋もれる時代の新しい稼ぎ方が、プロセス自体を売る「プロセスエコノミー」です。なぜならプロセスはコピーできないからです。自分のこだわりを追求する姿、様々な障壁を乗り越えながらモノを生み出すドラマはその瞬間にしか立ち会えません。
DIAMOND Signal


一緒に15年嵐を推してくれた友達(リーダー担)が、5×20を見てつぶやいた。

"誰がセンターとかない5人だけど、20年かけて、相葉真ん中が1番しっくりくるようになったことで、グループとしての完成形を見た気がする"

めちゃめちゃ嬉しかった。自分の人生まで勝手に報われた気がした。

1、2で紹介した魅力も、最初から綺麗にわかりやすくアウトプットされていたものではない。

例えば歌声。

彼の初期の、やや鼻声でこもりがちなハスキーボイスは、繊細ながらも強がってみせる、ともすれば痛々しい少年のような印象を与える。 

それから15年たって、彼のカジュアルな声のよさはそのままに、余裕のある、流れるようなセクシーささえ出し入れされている。

どれだけ頑張ったのだろう。
そういえばファルセットを松潤に褒められたときの彼はとても嬉しそうな顔をして照れていたな。



嵐は、本当に長い間愛されるグループだ。

男子5人が40近くになるまでの21年間、見た目や雰囲気、考え方が全く変わらなかったわけがない。

それでも常に自然体で世代を超えて受け入れらてきたのは、"その都度の自分自身"=Why をアウトプットし続けてきたからではないだろうか。

そして、その象徴となるのが相葉くんだったのではないかと。


成長して、成熟して。
いつも自分に問いかけ、足りないものを埋めて。今の、等身大の自分らしさと、時代が求めるものに適応して。

私が彼の魅力にはまってから15年、
もちろん一瞬一瞬その時代の相葉くんが大好きだったのだけれど、改めてこうして振り返ると、そのプロセスの尊さに驚いてしまう。

彼らの歩みの集大成である5×20、後半はデビューから順を追ってシングル曲を歌ってくれるが、彼センターでの見せ場やソロパートが増えてくるのがよくわかる。なんなら一番最後は、ソロパートが聞きどころとなる"君のうた"。

この曲を最後にメドレーは終わり、締めの5×20、挨拶となる。そしてこれが、彼らが有観客で歌える最後のツアーになったはずだ。

ソロパートを歌う彼は本当に本当に頼もしくて、力強くて凛々しくて、その安定して響くハスキーな声と立ち姿に、これまでの歩みを見てとるには十分だった。何度も繰り返し聞いては泣いた。

歩き出す明日は僕らで描こう、
涙に暮れたとしても塗り替えていく、
強さ教えてくれた 君の温もりを。

根底に流れる自然体と真面目さが続く限り、彼はこれからも特別な存在で、魅力を届け続けてくれそうな気がする。


私は相葉担。
彼の20代も30代も全部誇りに思うし
一緒に歳を重ねられるありがたさを噛み締めている。

40代の彼も楽しみだ。

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