"末澤くんの7thノート" と Aぇ!groupの "圧倒的ストーリーテリング力"


Aぇ!のコンテンツに触れるたび、

いやあなたたち自分の能力1回棚卸ししてみたら…?

と思うくらい、どこもかしこも才能に溢れている。いやもうすごいのよ。笑いがとかバンドがとかじゃなくて。なんか、全体的に。
※挨拶代わりのおすすめYouTube貼っておきます


ただその中でも彼らのコアについて挙げるとするならば、私は

圧倒的ストーリーテリング力!

を挙げたい。


今日はそのこと、そしてその前にそう思うに至ったきっかけである"末澤くんの7thノート"についてまずは語らせていただく。


そもそも7thノートって何?って話ですよね。音楽用語です。ノートは音という意味です。

7thノートは、コードに含まれる7番目の音を指し、コードに独特の緊張感を与えます。

中学生のときかじっただけの私の音楽の知識では説明しきらんので、ChatGPT氏にまとめてもらいました。有能。


コードはいわゆるドミソみたいな和音ですね。
基本となる音から数えて7番目の音、7thノートという音を基本の音と一緒に鳴らすと不協和音になって、聞いている人はなんだか不穏な気持ちになって緊張感を感じてしまう。

要はこの曲について語りたくって↓

私落ちサビから最後の盛り上がりまでのフレーズが好きなんですよ。ここに彼らの魅力のヒントがあるのではと思ってコードを調べてみたんですね。


From here to anywhere with me〜↗︎!

この1フレーズ、記号にするとF→D→Eという和音の進行になります。ここがポイントです。
※追記:合っているか自信がなくなってきました。もし違ってたら訂正します。→あってますよね、Eの7thコードでDですよね。

①From 〜with:F(安定感のある基本和音)
②me:D(7thノートを含む不協和音)
③me〜↗︎:E(あるべき和音に戻る解決感)

ここです!ここの流れですよ!
(多分Aぇ担にしか通じないのやろうけど!)

Fから始まり、Dで緊張感を生み出し、最後にEで解決感を表現します。特に、Dコードに7thノートを含ませることで独特の緊張感が生まれ、ストーリーテリングの要素が加わった 深い緊張感や解決感を表現する音楽の魅力を味わわせます。

安定→緊張→解決のストーリー。
たしかにme〜!のところ、不穏な感じしません?しますよね?

この、"緊張感を演出する末澤誠也の7thノート"がいいんです…!

計算された緻密な不協和音。それをあの豊かな声で、全力かつ正確にシャウトするんですよ。まるで弓を引くかのようにキリキリとした緊張感を出せるからこそ、そのあとの爆発力がある。PRIDEの最後の見せ場花火バン!で強いカタルシスを感じられるんですよね。そうやって音楽全体で感情の流れ、ストーリーを語りかけられるのがAぇの強みだと思っています。


ただ、その分不安定で浮つきやすいという面もおそらくあって。そこで出てくるのがもう1人のセンター、無骨で実直、みんなの心の実家、正門くんだと思っています。彼の正確で安定した歌やラップが、リチャくんのあの楽譜には起こしきれないリズム感とともに、音楽の屋台骨を支え、末澤くんを繋ぎとめている…。
何この完成された年上組トライアングル…。

↓こちらも、歌い出し繊細な末澤くんの声をリチャくん正門くんで一旦受け止めるという構図がやたら安心感ある。熱くしてやるよ。


この、緊張感→解決感の流れ、それによるストーリーテリング力というのは、音楽だけに限った話でなく、彼らの面白さの根幹でもあるのではないか?というのが最近の持論。

"面白さをロジックで説明するのは罪だ"といつぞやのYouTubeで丈くんが言っていたから多くは語らないけど、"計算された不協和音" をみんなで演出し、解決(オチ)のスッキリ感につなげるという一連の流れが武器なのではないかと。

でまたすごいのが、小島くんがそのストーリーをまさに文章で作る能力があるし、最年少佐野くんはより感性的にストーリーを仕上げる天才だと思います。そもそもあんな独特な人がリーダーで、カラオケ100点がメインボーカルじゃないっていう贅沢さ、面白すぎん?

ということで、彼らがデビューへの階段を駆け上がるにあたり、音楽にしろバラエティにしろこの"圧倒的ストーリーテリング力"に磨きをかけていってほしい、その有り余る才能をどうにかいったんそこに集中して使って欲しいというのが今の私の期待なんです(誰目線)。

ただしこのタイムパフォーマンス、略してタイパが求められる時代、敢えて(解決を前提とした)緊張感を演出するというエンターテイメントが受けるのかどうかは疑問なので、難しいとこですね…。ここで出てくるのが福本大晴くんでして、彼がAぇの魅力の入り口となる親しみやすいアイコンとなってくれたらめっちゃ強力だと思うんですよねぇ。頭もいいし、Aぇのハッピーな広報部長みたいな立ち位置で良さを発信していってほしい。なんかさっきからすごい抽象的だけど彼が次の躍進のキーマンだと個人的には思っています。

…Aぇ担さんのお友達が周りにいなくてなかなかこういう話をする機会もありませんでした。
noteには存在されてるのかしら?こうやって記事を書いていけばお会いしやすくなるかな?

※2番目に好きな動画貼っておきます

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?