続・末澤誠也さんという光


'世紀末のように'荒れていた時代の彼のエピソードと価値観を語る動画。これがもう私の胸に刺さった、刺さりまくった。まさに私が1年半見てきたThe☆末澤誠也!って感じで、痺れた……ありがとう、中丸くん!



初めてYoutubeで末澤くんのパフォーマンスを見た時から、その人智を超える気高さと強さが一瞬で自分の心の奥底から力をかき集めてくれている気がいつもしているんですよね。
なんでこんなに惹かれるんだろうという切実な疑問を常々持っていて、そしてその理由の一つとして、自分に何かひとつでも通じるものがあるんじゃないか、だからこんな感銘を受けるんじゃないかという希望や願いもあって、今回のように彼の内面に近づけるコンテンツをとてもありがたく思っている。

ということで、勝手に語っていきます。


「美意識ドリブン」で歩む一本道

「大人の言うとおりにしたらデビューできんのか、と思っていて…」と尖っていた時期を語りだす末澤くん。総じて、「自分が美しくある」ことに強い意志とこだわりを持っていた、ということだと思うんです。そしてこれがあの「美しく儚いのに強い」という彼の特性を作り上げているのだと。

自分がどうありたいかという価値基準は人それぞれあって然るべきだけれど、乱暴に言えばおそらく彼は、集団における道理とかルールといった他人軸の価値観よりも自分の美意識に照らし合わせて自らの行動をジャッジする人。その点において常識や打算はある意味ノイズでしかない。
バックで踊ることを断った話は、目の前の感情を優先し少し先の未来を計算できていない行動にも聞こえるけれど、後にも先にも彼の美意識が作る道は1本なので、感情を無視した行動の先にどのみち目的地はない。

「自分が思うスタイルで無理なら無理と思える」と言い切る末澤くんだからこそ、1人の人間を超える凄まじい光・エネルギーを他者に伝えることができて。人が目指すべき究極の自己実現、遥かに富や名誉より大事なことだって、私は思っている。


夢を追い続ける勇気がある限り

とはいえ本人も決しておすすめはできないと言い、美談にしちゃいけない彼の狂犬エピソード。というか尖っていたこと自体がキャッチーに取り扱われがちだが、本質は多分そこじゃない。中丸くんの言葉を借りると「末澤くんが要ると判断された」理由が重要で。

GRIT、という言葉がある。夢を叶える人が持ち合わせると言われる「やり抜く力」。

Guts:困難なことにも立ち向かう度胸
Resilience:苦境にもめげずに立ち直る復元力
Initiative:自ら目標を見つけて取り組む自発性
Tenacity:最後までやり遂げる執念

Gritとは?

それぞれの要素に意味があるんじゃなくて4つまとめて「必ず帳尻を合わせてみせる!」と宣言し、実際にやり切ってみせることなんだと私は理解している。


まず、自分にしか見れない夢を追いかけようとすると何者でもない・マイナスな状態がどうしても発生すると思うんですよね。変わり者になりかねない。その状態を他人に見せる度胸、その状況に耐えれる覚悟はありますか?って話だと思うんです。まずね。

末澤くんにはその勇気があった。そして、実際にここぞというとこでやり遂げるセンスと執念を持ち合わせていた。だから周りは「ああ、こいつはやるだろうな」と一本道を走り切る姿を少しずつ想像できていったんじゃないのかな。
彼が「内面を見てくれた」と感謝する方々に、私は心からありがとうを言いたい。

ちなみに「夢を追いかけ続ける勇気がある限り、必ず夢は叶う」というのはウォルト・ディズニーの名言であり末澤くんの座右の銘でもある。(デジタル会報参照)。
改めて、彼らしいなと思った次第。


荒れた世紀末から、みんなの新時代へ

世紀末の対義語をあげるならNEW ERA、新時代だよなとふと思いました。動画の後半はそんな彼の新時代、グループ結成〜デビュー後について語られる。

Aぇは多数決で決めない、徹底的に話し合うという末澤くんに対し「でも締切とかあるじゃん?」と聞く中丸くん。結局ここも、チームとしてのGritだと思うのです。時間は等しく有限なのだけど、そこに対して人間の「なんやかんややり遂げる」力は物理法則じゃ測れない。ある程度の逆算とか、混沌に突っ込んでいく胆力とか、ギャップを埋める根性みたいなの。それを集団でやる・やれるというのがね、Aぇ! groupのほんまにAぇとこで。そこに対するファンの信頼って並大抵じゃないと思います。

末澤くん自身も、否定系の「こうじゃない!」っていうアウトプットを打ち返しが多かった狂犬時代を経て、何が受け入れられ何を削るべきで…と考え方も徐々に洗練されていったのではないでしょうか。自分の個性を説明する方法のバリエーションも、Aぇの中でたくさん得て。
美しさ・儚さ・強さ、にチームでやっていくための持ち前の優しさや明るさが前面に出て、どんどん素敵な大人になっているように感じる。


これから彼に立ちはだかるハードルがあるとすれば、どんどんやるべきことが多く大きくなって、納得するまでどこまでできるか、自身の気力や体力との勝負なんじゃないかな(大きなお世話すぎる)。
彼のストーリーはきっとまだ現在進行形なので、私も何度も彼についてこれから語るんだろうなと思う。


P.S.
この日は朝チーム六甲山を見て、中丸くん対談見て、Aぇぐらむストーリーにもやられ、レギュラー番組2本も可愛すぎて、いろんな末澤さんを見すぎて流石にしんどかったことを申し添えておきます。



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