"会えない時間こそ大事に思う"なにわ男子らしい愛の形を、名曲Emeraldを聴いて改めて感じた日
週末、なにふぁむお友達とアナログ鑑賞からのライブDVD視聴会を行っていました。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/119726457/picture_pc_7d77bbaeb27859ef1f28e7ed891ca09d.jpg?width=800)
最近色々不安になるニュースが多いよね、と共感しあった後、そのお友達はつぶやいた。
『だからこそ最近、Emeraldをなにふぁむへの思いと考えると泣けてしまうんだよね』
Emerald、1つ前のアルバム、"1stLove"に収録されている名曲。たしかに、ファンソングっぽい…!去年のツアーでも本編最後に歌ってたっけ。(あの時の衣装の色使いが好みだった)
ファンソングといえば、その名の通りアーティストとファンの関係性を讃える歌である。アーティスト自身が制作に関わることも多く、大衆に聞かれることもないため、グループのファンへの思い、スタンスが色濃く現れやすいと思う。
なにわ男子と私たちファンの間に、
どんな愛が讃えられているだろう…?
◾️知ってるファンソングを思い出してみる
ファンクラブへの在籍をもってしてファンと強引に理解するならば、私は嵐、BTS、なにわ男子のファンである(Jr.情報局にも入ってるのでAぇもか)。
嵐のファンソングは5人の物語と、そばにいてくれたファンにありがとう、と語る歌。嵐ほど、ここまで事あるごとに"ありがとう"を連呼するアイドルは他にいない気がする。
僕たちからは沢山の愛の
言葉しかもう本当に何もないの
※ちなみに5×10もI Wish楽曲制作と同じ方なのだよ、尊いね!!
一方BTSはファンソングで、せっかくこうして出会えたのだから、悲しみも含めて見せ合おう、と持ちかける。人生のマイナスな面も弱さも全部見せ合って、素敵なことにフォーカスをしよう。
So show me I'll show you
So show me I'll show you
◾️前置きが長くなったが Emerald
"そばにいてくれてありがとう"な嵐と、
"こうして出会えたのだから"なBTS。
それに対しなにわ男子はEmeraldは、
"会えない時間こそが大切だよね"、
と言いたいんじゃないかな。
サビのこの歌詞が全てだと思う。
なにわ男子の全曲の中でも、指折りに好きなフレーズだ。
僕が言った「忘れない」と
君が言った「忘れない」を
掛け合わせて未来へ行く
何を"忘れない"、と言いたいのか。
そう考えて私が思い出したのは、人生で初めてアーティストのコンサートを見た冬のこと。
(そういえばこの時見たゆずもファンクラブ会員だった)
あまりに感動をくらいすぎて、この気持ちを受け止めるには自分の身体ひとつじゃ足りないと思って、じゃぁ…と夜の神戸の街で謎の決意を固めたことを今でも鮮明に覚えている。
『せめてこの気持ちをずっと忘れずに、
明日から日常を頑張って生きていこう』
コンサートって本当に楽しくて、だからこそ一瞬で通り過ぎるけれど、大事なのはその後だ。きっとそれは、与える側のアーティストも同じなのだろう。お互いの"忘れない"という決意が、めちゃくちゃ素敵な未来へのベクトルを作っている。
◾️ 言葉だけじゃない、行動で示す男子
ファンソングが単なるいい歌にとどまらないのは、そのメッセージをアーティスト自身が常に、当たり前のように体現しているからに他ならない。それは、嵐もBTSもそうだ。
"なにわ男子って、コンサートに来れない人のことを大事に考えてくれる"、と先述の友達は言っていた。見えていないファンを決していないことにしない。デビュー前後がちょうどコロナ禍ということもあるだろうが、YouTubeで、インスタで、これでもかとみんなを巻き込んでくれる。私みたいにツアー全落選で不貞腐れてる人間も置いてはいかないのだ、彼らは。
それから!
丈りゅちぇによるモノマネ甲子園🥎!!
ストーリーはリンク貼れないことに気づいたので、見たことない人はアカウントからぜひ見てくださいね(圧高めな宣伝)
ライブに参戦する前後の興奮したオタクを、りゅちぇと丈くんのオシャンでおもろーなセンスをもって全力で真似しているというものである。ここで再現されてるオタクの様子がまあ秀逸で。
"なにふぁむ用語"なるものを単語帳にまとめて覚える姿や、メンカラで書き分けられたスケジュール帳は、私たちファンの"他人から見れば滑稽かもしれない、でも大事な会えない時間"。
それをちゃんと知っているよ、見ているからね、と全力で面白おかしく演じる姿こそ、彼らからの最高の愛と感謝だと、いつもありがたくニヤニヤしながら受け取っている。
スケジュール帳には悲しき"バイト6連勤"、ライブ後には"捨ててきちゃった!語彙力、会場に"。この気持ちを忘れずに日常を生きる!!と決意した中2の私の姿もそこに見える気がする。ああもう、丈りゅちぇが好きすぎる…!
️ ◾️会えないからこそ、輝いているからね
最後に、Emeraldには、もう一つお気に入りの箇所がある。
涙になるその手前で僕の笑顔君に届け
暗がりでも見つけられる星になるから
約束だ
涙になるその手前で、という言い回しがまず優しい。人生だから、悲しいことはある、それはお互い避けられないよねと認めた上で。
あなたが悲しいだけの気持ちに浸らないように、暗がりの中でこそ僕たちが輝いているからね。
オタクの気持ちを理解し認めてくれるだけじゃない。何よりあなたの拠り所になりますように。拠り所なんて大袈裟なものじゃなくて、笑顔が届けばいい、と言ってくれている。
そんなアイドルとして非常にシンプルでまっすぐな決意を約束してくれてるんだ!!他でもない、リーダーが!!自担が!!!
…取り乱しました。
豊かな声量でたっぷりと決意を語る大吾くんと、優しくも芯の強さを感じる声のはっすんが好きすぎてまじラララルラという話でした。
改めて動画を見ると、2年も経ってないのになんかみなさん幼く感じて、時の流れの早さを感じる。(はっすん髪型も髪色もそこまで変わっていないのに何故)
いいことももちろん良くないことも沢山お互いあるだろうけど、きっと彼らはここで歌われるのうな初心を忘れてないだろう、とこのピュアで初々しい顔を見て思うのです。
会えない時間こそ大事だと、私は誰かに対してそんな気持ちを持てているだろうか?
P.S.
アナログ鑑賞ということもあり、藤原丈一郎について語りたいことが最近たくさんありすぎます。次回語ります。
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