配信組だけど"わっしょいCAMP"での末澤さん、Aぇさんの神がかりっぷりを語りたい
(多忙&胸がいっぱいすぎてなかなか言葉に起こせなかったけど、なんとか配信終了前に書けた…!)
※長文です
『神ってる』は、2016年の流行語大賞で、プロ野球チーム広島東洋カープの鈴木誠也選手が3日連続ホームランを放った際に称されたことから世間に広まりました。ちなみに私、その3日目の試合現地で見てた組です。
アイドルやバンドを推したり、スポーツ観戦をしていたりすると、
その人の能力と個性がバチッッとはまって、
普段の存在を超越している、
その状態がまさに神のように輝いて見える、
そんな一瞬に出会うことがあるんです。
これだから推すこと、応援することはやめられない。
本日お話したいのはプロ野球選手鈴木誠也さんではなく末澤誠也さん(奇しくも2人とも94組)と彼が所属するAぇ! group、そして現地観戦ではなく配信組だったAll Jr.コンサート"わっしょいCAMP"のうち、再生箇所もコメントも圧倒的に他を凌駕していたJAPONICA STYLEについてです。
この注目度の高さ、他の人と比べてどうとかじゃなくて、単純に彼/彼らいつもと違う『神っていた』瞬間だと皆が感じとったからだと思っている。
そしてそれを、
奇跡と見るか、
成長と見るか、
はたまた
成熟と見るか。
上述の鈴木誠也さんは、『神ってる』がその後一人歩きすることを嫌がっていたそうだ。"なんだか全てまぐれのように聞こえるから"。でも、今メジャーでバリバリに活躍する彼を見ると、あの"神っていた"3連続ホームランでは決して単なる奇跡やまぐれなどではなく、飛躍の始まりだった、と言えるだろう。
末澤くんも、Aぇ! groupもそうであってほしいな、きっとそうだと願わずにいられず、この記事を書いてみる。
1.奇跡と見るか
今回わっしょいCAMPでの和コンセプトステージの最後に満を持してAぇさんが登場し、曲のサビ前までをグループ単体で担当した。それがよかったのではないかと思いますね。オーラがそこに集中していたというか。あれは確実に何かが"降臨"していた。ジャニーズお得意の和の世界観×Aぇにしか出せない独特の重厚感がね、びっったびたにはまってましたよね。
"爽やかさがあれば夢にあと一歩"、と最新のYouTubeでリーダー小島くんが言っていた通り、ともすると一般のアイドル像からすると不完全で独特な個性と世界観をもつ彼らが、あの演出で"完全体"になっていた。あの輝き様は想定以上の奇跡的なものだったんじゃないかと見ている。
末澤くんの目線の切り方、目の閉じ方、扇子の振り方、片方だけの垂れ髪。楊貴妃かクレオパトラが憑依しましたか?ってくらい見るものを翻弄、挑発するような目をしていましたね。あれはアイドルがどうとかじゃない只者ではない何か、最も近しい存在としてドラマ"JIN"の中谷美紀を思い出しました。あと出てきた時BTSジミンにも見えた。踊るよりも、"舞う"が似合う、あの感じ。でもこうやって色々例えてみてもやはり末澤誠也感でしかないわけで、結局それがすごいのである(語彙力)。
↓BTSジミンちゃん
2.成長と見るか
新規Aぇ担ですがなにふぁむではあったので、いつも横目に彼らの存在を見ていた。
自身ハマったから…ということは大いにあると思うが、この半年だけでもグループとしての存在感と勢いが確実に増している気がする。今回、"翻弄"末澤だけでなく、"妖艶"小島(彼もまた垂れ髪である)、"恍惚"福本、"貫禄"リチャード、"帝王"正門、"品格"佐野、みんな良かったっすね…。
少し前までの彼らのステージパフォーマンスを見ると正直言って、"こうありたい、というバイブスが先行し過ぎている"とか、"自信のなさをありきたりな表現やテクニックで補っていそう"と見えなくもないことがあった(ごめんなさい)。
個性と強みが各々あるメンバーだからこそ、描ける理想もそれぞれ他と一線を画していて、それゆえに中身が追いつかなかったり、周りが置いていかれたり、グループとしての形がわかりづらかったりしたかもしれないけど。RIDE ON TIMEで見たコンサート作りでの葛藤や個々のお仕事経験もあり、少しずつピースがはまってきたのではないか?とこれまた勝手に感じたのだ。何様って話だが。
自意識とプロ意識の両立を乗り越えた彼らは、その名の通り、きっと人間らしい、いいグループになるよ…!
3.成熟と見るか
プロ意識といえばやはり末澤さんですね。YouTubeコメントでも触れている方いらっしゃいましたが、末澤くん、1日目から2日目への仕上げ方がえぐかった(アーカイブは2日目のもの)。
特に歌。あれから私がずっと頭から離れない"ネバエバ誠也様"です。まず、声の音圧よ。聞いた感じ今回みんな生歌っぽいので、"あっ…(察し)"となるかと思いきや、2日目の彼の安定感たるや!
Bメロの"I never ever ever ever hurry up"で出てくるところ、特にhurryでしゃくりを入れてるところ、心震えました…。あれから本家も合わせて聞いてますが京本さんはそこまでしゃくってない。彼の方が声が軽めなので、アクセントとしてこの末澤節はめちゃくちゃいいと思いました("どぉしようか〜"で少し喉つぶすのも好き、これは京本さんもやってる)
↓改めて見るとやはり本家だなって思う
この2日間での修正力こそ、成熟である。
カラオケ100点な佐野くんを差し置いて、末澤くんはグループでボーカルという役割を与えられているじゃないですか。しっかりと自分の声を楽器として繊細に扱い、日々チューニングを怠らないところがとてもとても好きなのです。それをグループとして尊重している感じも好き。
繊細すぎるあまり、時々何かを探るように発声しているような雰囲気を感じることがあったので(だがそれもいい)、今回のあの自信満々な発声こそが、神がかっていたと感じる1番の要因かもしれん。そしてそれは、気持ちとか勢いとかそんなんじゃなくて、彼の繊細さゆえの修正力や調整力がちゃんと報われ、パフォーマンスとしてはまったからではないだろうか。
↓部屋に(おそらく)濡れタオル干してる末澤くん、ああ自分の喉を本当に真面目に大切にしてるんだ、と思えて好き
奇跡と見るか、成長と見るか、成熟と見るか。
私の答えは"全部"、である。
彼らが夢にあと一歩と言わず近づいて、"いややっぱりあの時のパフォーマンスが神ってたんだよな…!"とセンターステージから出てくる扇子や、にこっと笑うやたら唇の血色がいい末澤くんを思い出す日が来るといいなぁと思う。
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