AぇとAぇ担が、覚悟の涙を流した夜 (2024.2.18結成日生配信)

Aぇ! group結成日生配信ご覧になった皆様、
大丈夫ですか?
目、腫れてませんか?

POPMALL鑑賞会の流れで一緒に付き合ってくれたなにふぁむ友達は、頑張れの気持ちで泣けたと言ってくれた(優しいいい人)。
その場で平静を装いつつ帰宅後追っかけでばっちり涙した私は…なんだろう。少なくとも泣けた、ではなく能動的な"泣いた"だったよなあ。うーん、そうね、彼らも、見守る私も、ある種"覚悟の涙"を流したのかもしれない。


覚悟。今回の配信のテーマの大きな一つでもあり、劇中で彼らが見せようとしたもの。
その定義を私は新入社員の時に教えてもらった。
"ぶつかり得る障壁をあらかじめ予測した上でやりたいことをやるのだと心に決めること"。

覚悟を決めるためにはまず、嫌なことを自ら引き出し、向き合わなければいけない。そんな困難なタスクの完了後、人は自らを落ち着けるため涙を流さずにはいられないのかな。でも思い起こす困難は大概これまでの道のりの先にあり、自信や誇りや感謝…みたいなものも一緒に出てくるはずなんだ。それがあの、最後一人一人横山くんに声をかけられるシーンだったのかなと思い返している。

💚
佐野くんは、"このまま勝ち続けようとする覚悟"を持つ必要があったんだろう。鬼連チャンやカラオケ、生放送での発言のように、勝負を仕掛けて勝ち続ける綱渡りのような激しい日々。天を仰ぎながら涙をこらえ時々笑う佐野くんからは、失敗を常に頭によぎらせながらもこれまで以上に精度良く突っ込んでいく覚悟が見えた気がする。(小島の名言、臆病と緊張は紙一重?のくだりが伏線というのは考えすぎだろうか。)

💛
リチャくんは"自らの殻を破る覚悟"が評価されつつある。人見知りの打破だけでなく、今回彼がグループで果たした役割、ベースと一緒に背負うことになったものはどう考えても大きすぎた。大変な役回りでも、なんてことないと冷静に背中を見せていく覚悟。こんなに大きくて頼り甲斐のある人だったのか。涙もぬぐわず大きな瞳で決意を述べる彼は男前だった。年始の配信でもっとちゃんと気づくべきだったな、彼は優しくて強い。

❤️
末澤くんは"末澤誠也として存在し続ける覚悟"、を求められる。なぜならそれが華でありカリスマであり、Aぇのパフォーマンスそのものだから。何があっても、周りに迷惑かけようが自信を無くそうが、ブレずに末澤誠也でい続けなければならない。だから彼は答える、これまでと変わらず、全身全霊で。いつも大きな彼の黒目はさらに大きく、赤く、視界に入る全てを捉えてやろうという美しい迫力があった。

💙
正門くんは、冷静にかつ熱く全体のことを考える、というとても難しいスキルを身につけようとしている。だから"研究します、みんなが主役で、みんなが第一線。" 自身が引くでもなく出るでもなく個性豊かな4人を見つめ続ける。誰よりも強い気持ちと覚悟がないとできないよね。配信の中で1番心に残っているのは、汗で額に張り付く前髪から除く、にらめつけるような正門くんの眼力。思った以上に彼はAぇのコアで、誰よりも熱くたぎる心を持っていたことにハッとする。

💜
小島くんの"自分を信じる"覚悟は、グループ全体のテーマにもなっている。誰かを笑顔にしたいという優しいモチベーションがありつつ、その自意識故に世間とのズレに焦る。苦悶が表現されている"神様のバカヤロー"と"ボクブルース"は二つで一つなんじゃないか。"あなたのおかげで自分のことを好きになれました"。何かを思い浮かべるように虚空を見つめながら泣いていた小島くん。信じることはまだ難しくても、少なくとも好きになれたと答えられる実は素直で飾らない小島くんが私は好きだ。



見守るファンは、"一緒に前向きな未来を見ていく覚悟"を一緒に決めたのではないだろうか。ファンと深い関係になりたい、とリチャくん。一緒に痛みを乗り越えてほしいということと受け取りました。配信、正直見ているうちは不安だったのよ、どう笑っていいのかわからなかったり、途中は"もしかしてショックなニュースきたりしないよね?"とか。心の弱い私だけど、ちょっとした不穏や不安に流されず応援する…するよ!

グループとしては、"最後には笑いに変える覚悟"を表現していたのかな。涙を流した後に出てくるのがまさかのワイパーw ってかファンも名前や存在を出さないよう日々頑張ってるのにさ、公式が積極的に出していくその未練ありありな感じが、もう…あんたら本当にもう!!ってなりましたよ。ええ。
まあでも、これこそ最後の禊といいますが、マイナスと向き合うストレスであり、その後の涙であり、さらにその後のワイパーだったわけですね。鮮やかなオチでした。一本取られた。


とまあ演者も演出側も視聴者も熱く涙を流すという、異様な雰囲気の配信でもありましたね。行き詰まった学級会や大事な試合後(前?)の部活のミーティングみたいな感じすらあった。途方もなくそれぞれ泣いちゃうアレ。
でもそんな茶番みたいなイベントを経てクラスやチームはもっと強くなるわけで、同じくAぇとAぇ担にとって必要な涙だったんじゃないかと思う。

スピッツは言った。
嬉し泣きの宝物、
何でもありそうな国で、ただ一つ。

今回嬉し泣きだったかどうかはともかくとして、何物にも変え難い宝物になりそうなことは間違いない。年始のラジオで、正門くんが言葉にしてくれた"宝物"。
100%の嬉し泣きももちろんお待ちしてるけど!!


(なにわ男子より早いのはちと複雑である)




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