会社のしくみ(坂田岳史)を読んだ、売らないと経費はでない

会社経営したことない人間がコンサルできるようになるには、少なくとも会社経営の基礎知識が必要だろうということで、会社のしくみ(坂田岳史)を読んでいく。知りたいことは、一般的に会社がどんな仕組みで運営されているのかである。どんな構成員がいるのか、それぞれどんな機能を果たしているのかを理解したい。また、貸借対照表と損益計算書も読めるようになりたい。さらに、基本的には、材料を仕入れて商品を作って売って従業員に給料を払いながらさらなる儲けに投資する、というサイクルを繰り返していると思っているが、その理解との差分も把握したい。
読み終えたので上から順に回答していく。まず、社長から平社員で構成される会社そのものは、社長、つまり代表取締役を中心とした取締役会を頂点としたピラミッド型をしている。取締役会の下に営業部・開発部・製造部・総務部など各機能別の部署が続くか、特定のエリアや商品を受け持つ事業部が続く。また、会社経営にも国家体制における三権分立に似た仕組みがあり、会社に出資し経営に意見できる株主総会・株主総会で選出された取締役でなる取締役会・株主総会が任命し会社経営を第三者視点で監査する監査役が存在する。この三権分立は、会社内部の不正を防ぎ健全な会社経営を保持するためである。
会社には、売上に直結する業務を行う部署と、直接売上には関係しないが円滑な経営を維持するのに必要な部署がある。前者は営業部、製造部、商品開発部などであり、後者は総務部、経理部、人事部などである。
損益計算書と貸借対照表でこんがらがったのは、”200万円持っていました。原材料として100万の車を買いました。売れませんでした。”というケースではどうなるのかである。減価償却を無視して考えるが、最初”借方は現金100万固定資産100万、純資産200万利益余剰金-100万で、借方と貸方バランスしなくね?”と思っていたが、このとき車は売れてないのでコストになってないのである。つまり利益余剰金は0である。仮に0円で売ったとしたら、借方は現金の100万円、貸方は純資産200万利益余剰金-100万になる。
Breaking Downのオーディションって茶番だとしても笑ってしまう。ヤクザvs大阪府警の動画に似てて好き。

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