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30歳前後で焦り苦しんでいる人へ

さて過激なタイトルをつけてみたが、先日ある人とこんなことを話す機会がありました。

「30歳を目の前にして焦ることが多い。」

さてどの年齢の方がこのnoteを読んでくれているのか、僕自身には分かりませんが20代も後半に差し掛かってくると自分の周りにも色々なことが起こってきます。

友人が…
・出世した
・結婚した
・家を買った
・子供が生まれた
・売れっ子になった
・大きな成果を上げた

なんてのはよくある出来事で、20代後半にもなると次々次々とこんな知らせがやってきます。

SNSの発達の弊害か、こうした情報がこれまでよりもお手軽に耳に入ってくるのも困ったものです。

これを受けた自分が満たされていなかったとしたら、どう反応してしまうでしょうか。苦しくなったり辛くなったり場合によっては怒ったりしてしまうかもしれません。


「あいつは凄いな。」
「それに比べて自分は…」
「どうすればいいんだ。」
「自分ばかりが上手くいかない。」
「あいつはずるい。」

こうなるとどんどん心が荒んで自分がみじめな存在であるように感じてしまいます。

さてそう感じているのはアナタだけでしょうか。

自分ばかり。と思ってしまいますが、実はそうではなく、この事柄はちゃんと名前までついている事象なのです。


それが「クオーターライフクライシス」です。

「クオーターライフクライシス」

「クオーターライフクライシス(Quater Life Crisis)」は心理学の用語だとかで人生の1/4にあたる25歳前後で訪れる幸福を感じられない喪失感のある時期を指します。この時期には本当に人生このままでいいのか。出来ると思っていた事が出来ない。他人と比べてアイツは、何であんなに幸せそうなんだろう。などの悩みや喪失感を覚える事です。

何かで読んだだけで全然詳しくはないので興味のある方は以下でも読んでください。

https://en.wikipedia.org/wiki/Quarter-life_crisis

つまりこうした悩みはアナタだけのものではなく、ある程度の年齢になったからこそ訪れる時期なのです。


僕のクオーターライフクライシス

もちろん平々凡々に生きている僕自身にもこの時期はやってきました。

全然思ったように生きられないし、なぜか時間は無いし、お金は無いし、彼女は出来ても常に長続きしないし。

普通に生きるのってなんて大変なんだろうと思っていました。
嘘です。
今も普通に生きるのってなんて大変なんだろうと思っています

どこかに注力すれば、そうでない部分は切り捨てなければバランスはとれない。
出来るだけバランスを上手にとるように考えてはいますが、それでも自分が切り捨てているもののことを考えると虚しくなることも多くあります。

それでも今はちょっとマシ

それでも25~27歳くらいのそれに比べると落ち着いて考えることが出来るのは色々な情報が増えたからかもしれません。

ここで指す情報は周囲との対話で得たものであったり、自分で調べたものであったり、なんだか色々と奔走した結果得たものです。ただし、今でも大変な事や困っていることもたくさんあります。自分自身が超絶万能人間でもなければこうした葛藤は一生続いていくのでしょう。だからこそ少しでも後悔しないように生きていきたいものです。

そうして楽しく生きて後に続く若者たちに希望を見せて挙げられたらなぁと近年は思います。

じゃあどうすればいいの?

30代前後の人にとって"とても苦しい"のは今の時期のせいで、あがいてみれば少しずつ状況が良くなっていく。そういうものなんだろうきっと。

苦しい人に向けた個人的なお勧めは
①周囲の人と話す
②本を読む
③何も考えずに動く

あたりです。
視点を自分のうちに向けたものから外に向けたものに意識して変えていきましょう。

それでも動けないって苦しい人は連絡ください。一緒にお話しましょう。
僕に出来る手助けもあるかもしれません。

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