本物とそれ以外

本物とそれ以外というお話

さてツイッターで僕のツイートが思わぬ伝わり方をしてることが分かったので、弁明します。

もともとこのことはnoteに書こうと思ってたので、思ってたより早くはなったけれどもざーっと書いてみる。今回は装飾とか無視!

ツイートはこれ。

最近、素晴らしい演奏を聴いたり、たまたまえげつないCDを見つけたりしたことがきっかけです。

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さて具体的なお話。
直近もっとも記憶に残っているのは昨年のCory Henryのライブ。あれはえげつなかった。終始鳥肌が止まらなかったし、打ち震えたし1か月くらいは中てられてずっと火照ったような感覚でした。人生の中で最高の経験だと思う。

で、その素晴らしい演奏やえげつないCDを聴いて少し似たような感覚を思い出すことがあっての呟きました。


ここで念のため。対比した著名なプロっていうのも面識ない方ですし、全然身近な方でないです。この半年で沢山見に行ったライブのうちの一つ。

もちろん自分よりはずーーっと上の世界にいてる人。オリコンのCDにもバンバン参加してるし、世界ツアーだって行ったことあるんじゃないかなあの人たち。

でも、ライブが終わって前者と比べると全然グッとこなかった。あーうまいなー凄いなーって感想に終始した。
だから時間があいた今、何がすごかったかってもう記憶に残っていない。

とともに、率直な感想として売れてるプロの演奏ってこんな感じなのねって思ってしまった。もちろん、今回見た以上にえげつない人たちやイケてる日本人もたくさんいるから一括りにするのもナンセンスなのは承知してる。

別にこうした音楽をけなしたいわけではないし、相当に売れている以上それも素晴らしい音楽の一つの形なんだと思う。それでも僕にはグッと来なかった。

こうして考えると世界のレベルって僕の知ってる音楽ととんでもなく乖離してるんだろうなーと感じてる。もしかしたら「一部の本物」と「それ以外」の有象無象に分かれてるのかもしれない。
であればその本物を身近に置いた方がいいよねと思う。

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僕の友人のひとりがこう言っていた「日本で売れに売れている〇〇さんと、Marcus MillerやVictor Wootenを始めとしたトッププレイヤーどっちが上手だと思う?(中略)であれば、日本国内で音楽を学ぶよりも世界に出て音楽を学ぶ方がもっと自分のためになると思わない?」と。

演奏技術を向上させることを目的としたとき、この考えは正しいと僕は感じた。売れる売れないとか関係の構築とかそういった要素は無視してより音楽に注力するならば本物を肌で感じてそこを目指して邁進すべきだろう。

で、ちょうどNAMMなんかに身近な若者たちが行ってたり、LAに住んでる友人のことを考えたりなんかするとそんな次元をより身近に感じて良いなー凄いなーカッコいいなーって素直に思ったわけです。

こうして色々なことに甘えながら生きているような自分では確実にその次元には一生手が届かないのだけれども、憧れるのは自由だ。音楽を通じて聴衆を打ち震えさせることが出来るようなプレイヤーはかっこいいしいつまでも憧れ続けるだろう。という内容です。

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今回の呟きに関してはこんな意図がありました。
最近僕に対するネガキャンに精を出している方が複数いてるみたいですが、まぁこんな活動していたらそういうこともあると考えてるので僕自身はあんまり気にしてません。ちょっとだけ気にしてます。

皆で演奏してご飯食べてハッピーな環境を作って、そのうえで各々が更に自分にとってハッピーな世界を求めて歩みを進めていければ良いですよね。で、時々また集まって楽しいことが出来れば至福でしかないです。

僕はそういうこと目指してます!
という事で今年もお花見そろそろ企画します。あとはライブとかそういうイベントも実現していきたいね。

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