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2024.7.4 高田馬場駅街宣

安住さんと辻元さんと、野田さんと、この高田馬場。アウェー感満載の蓮舫です。でもこれだけたくさんの方が来てくださった。力をもらいます。どうか皆さん、よろしくお願いします。 都知事にぜひ皆さんに選んでいただきたいという思いを強くします。どうか勝たせていただきたい。よろしくお願いいたします。

100年安心と言いました。年金保険料を上げるときに、皆さんの年金が100年安心なんだ、だから保険料を上げるの納得してくれ。
5年に一度の財政検証、それがニュースで報道された。これから33年後、国民年金は今より2割下がる。街の声、若い人たち、私たちもう貰えないんじゃないか。現役世代の人たち、ずっと働かなきゃいけないんじゃないか。
不安が渦巻いてます。持続可能な社会保障制度は本当に大丈夫なんだろうか。ここで一度なぜ人口減少しているのか、もう1回立ち止まって考えるときだと私は思います。

少子高齢化、30年間言われてたのに何にもやってこなくて、そして今になってようやく少子化対策に政府は力を入れ始めたけれども、まず1つ遅かった。そしてもう1つ、考え方が決定的に古いんじゃないか。

国は少子化対策をやるというと、どういう政策にお金をつけるのか。
結婚をさせる政策にお金をつけるんです。結婚させよう。結婚してもらおう、そうしたら子どもが生まれる、それが自然だ。
地方創生という名前で、皆さん方の税金から地方自治体が合コンイベントをやった、婚活パーティーをやった、そこに補助金がばらまかれてる。
小池さんもやっぱり自由民主党の発想の人だと思ったのは、今年度の予算で新しい少子化対策何をやるか。東京都が婚活アプリですよ。あるいはやっぱり合コンイベント企画。果ては、「皆さんの結婚の思い出の曲なんですか。」広く募って漫画にして普及をする。これで皆さんが結婚する。
こんな事業に数億円使うのは、私は直ちにやめた方がいいと思ってます。

27年前ですけど、私、双子を産みました。あの時のことが私の少子化対策の原点なんです。
お腹にいるときには、早く生まれてきてほしかった。早く会いたかった。早く育児がしたい。どんな洋服を着せて、何を食べさせて、どこの公園に行こうか、どこに遊びに行こうか。
でもね、子どもが生まれると実際は期待と全然違う。
子どもは泣き続けるんです。泣きやまない。抱っこしても、ベッドにおいても。しかも双子で2人いるからずっと泣き続けてる。何を言いたいのか喋らないからわからない。初めての育児、社会に置いていかれるかもしれない不安の中で、私が泣きたかった。本当に孤独だった。
あの時に「大丈夫だよ。みんな同じだから孤独じゃないから。」
そんな言葉が欲しかった。そんな場所が欲しかった。

子どもが幼稚園の時、靴ひもを結びたい。どうしても結びたい。
でも朝の忙しい時仕事があるから、早く幼稚園に行ってすぐ仕事に行かなきゃいけない。たった3分が待てなかったんです。その手をはたいてママが結ぶからと、自分たちの自発的行動を止めてしまったことを私は今でも後悔しています。
たった数年しか育ってない子どもを大人の論理で時間を止めてしまうあの時に、誰かに言ってもらいたかった。3分ぐらい大丈夫だよ。会社に言ってもらいたかった。それは遅刻じゃないと、そういう理解が企業に広がっていってほしかった。

私は産めよ増やせではないと思う。
私は子どもを産まない女が問題だではないと思う。
長いこと寄り添わないで、政策をとらないで、そのつけを誰かのせいにする政治ではなくて、きめ細やかにあなたに届く。不安と負担に寄り添う。東京都で子どもを育てる人には、そういう政策を隅々まで届けたいと私は考えています。

お金の使い方どうでしょうか。
プロジェクションマッピング、大変有名になりました。
2年間で関連事業含めて予算48億円。
小池さんは私に言いました。「20万人が見に来たのよ。」
20万人の記憶と思い出に残る。でも、そこから広がるんですか。私は一度立ち止まりたいと思う。立ち止まった時にどうするか。このお金があったら何ができるのかを考えたい。
例えば、3人以上子どもがいて住民税非課税世帯。東京は家賃が高い、公営住宅に入れない、お金がない、どうするか。この方たちに月2万円家賃補助をしたら、1年間の予算額は荒い試算ですが、ちょうど48億円です。
どちらに使いますか。私は記憶に残るだけの政策ではなくて、子どもがちゃんと育てる支援のために使うことこそが生きた税金の使い方だと皆さんに約束をさせていただきたいと思います。

プロジェクションマッピングにはまだ続きがあるんです。
政官業の癒着が激しく疑われるこの48億の事業は、都が直接事業者に発注してるんじゃないんです。なぜか都と事業者の間に実行委員会という事務局がある。東京都から、都庁のある新宿から、もう1つは東京観光財団という法人から、ここが事務局を使って東京都の事業を法人に発注するんですけれども、この東京観光財団の理事、大手広告代理店の幹部が名を連ねています。
この東京観光財団、この広告代理店は出演、お金を出しています、ほぼ一体化。そこがどこに事業を発注したのか。その広告代理店のグループ会社ですよ、関連会社ですよ。
このお金の使い方が正しいのか、議会で相当議論になった。出てきた資料は見事な黒塗りでした。
お金の使い方、誰も検証できないじゃないですか。正しいお金の使い方なんですか。こういう政官業の癒着があるんであれば、本当のブラックボックスを私は壊す自信があります。

同じような構造が他にも、他にも広がってる。蝕んでいると言っていいかもしれない。命の水、水道。 この水道代が止められた人が、3年前から2年前でほぼ倍増しました。10万から18万。なんでか。
3年前までは、水道料金未納の人に検針員が複数回お宅を訪問して、「大丈夫ですか、分割払いがありますよ」、止める前に相談をしていた。
それが行革だと言って、人を派遣をしないで郵便に変えたんです。郵便に変えて、そして水を止める。これが行革ですか。
水を止められて、本当に払える人だったら止めてもいいでしょう。
でも、どうやって見極めるんですか。本当に止められたら困る人たちが、もし水道が止められてその料金を払ったのであれば、何かを諦めたんじゃないですか。
子どもの食費ですか、この暑い、暑い夏の電気代ですか。
何かを諦めて、何かを諦めて水道代を払うようなところに、行革だと言って7億を、財源が浮いたと胸を張る。
私はおかしい。だったら、検針員の人に行っていただいて、「この人は東京都のこの福祉サービスにつなげたら独り立ちできるんじゃないか」、そういう行政指導をすれば、水も止まらない、この人たちはもっと豊かになるんじゃないか、そういう判断をする都知事に私はなりたい

この水道事業をとっても、政官業、疑われるのがある。
東京都の水道事業の委託先は株式会社のある水道の会社。都が8割株を持ってます、最大株主。 なぜかそこの社長が都民ファーストの元代表、小池百合子さんの側近中の側近と言われた人が今就任してるんです。なんでですか。
これ、ちゃんと民主主義的に、ちゃんと選ばれたんですか。私はこれを知りたい。 しかも、たった2人しかいない常勤理事は、東京都の水道局の天下りです。ここの年収が1000万円。
私が都知事になったら、全ての情報を洗いたい。出せるものがあれば皆さんに出して皆さんの判断を仰ぎたい。そういう行革を、本物の行革を私はやりたいと思っています。

東京都の合計特殊出生率が1を切りました。
色々小池さんもやってくれてる。家計への直接的な経済支援、これは必要です。でも、これでも成果が出ないのであれば、アプローチを変えませんか。 私はアプローチを変えるとしたら、若い人たち。
若い人たちを徹底的に支援をするところから、東京を元気にしていくことができる中長期的な少子化対策をやらなければいけないと考えています。
ずいぶん長いこと、この国は若い子たちは自分で頑張ってね、自助でした。
高校出る。高専出る。就職する。大学進学する。就職する。自分で頑張ってね、親が支えてね。
でもこの間、格差が広がりました。親ガチャなんて嫌な言葉が出てきた。親の経済環境が子どもに直結をする。小泉構造改革、この20年間で不安定雇用は70万人増えました。
フリーランスでやっていける人はいいでしょう。でも、やっていけない若者は、もしかしたらお金がないから結婚諦めてるんじゃないですか。お金がないから子どもを諦めてるんじゃないですか。 何かを諦めなくていいような私は若者への支援を行っていきたい。

一般会計、東京都って8.5兆もあるんですよ。この8.5兆、東京都が直接事業を行ってるんじゃない。これは委託をして、外注して民間法人にやってもらってる。じゃあ、ここの契約使いましょう。東京都との契約は公契約、公の契約といいます。
公の契約、東京都からの仕事が欲しい人は、その会社で働く若い人たちの給料、労働環境、休みも取れる。ブラックなところは仕事を渡せないように契約を見直すのはいかがでしょうか。
ちゃんと待遇を、若い人のことを考えてる企業は、東京都の仕事を優先的に受けられる。
そうすると、都の職員は言います。「大企業だけが優遇されるんじゃないか。もう大企業はそういう対応をとってるんじゃないか。」
とんでもない。大企業と東京都の公契約、大企業はさらに下請け、さらに孫請け、再発注、再再発注をしてる。じゃあ、ここにも条件をつけましょう。
大企業が都の仕事を受けて下請けに流すときには待遇改善を、これを要件とすれば、大企業から中小、中小から零細、入口は東京都の皆さんの税金のその財源で若い人たちの給料、手取りを私は増やしていくことができるとお約束をさせていただきます。
若い子の手取り増やしましょうよ。

もう1つは負担です。今、東京大学が学費をあげると言われている。不安しかない。学んじゃダメな国なのか。大学を出ると、2人に1人が奨学金という借金を持っています。平均額310万円です。有利子だったら、いったいいつ返せるんだろうか。
私の40代の友達、ようやく返せた。この不安定な雇用と莫大な借金があって、どうやって結婚できるのか。
若者が何かを諦めなくていい東京。じゃあ、保育、教育、介護、医療。公的サービスで働く若い人たちは、そこで働きたいという若い人たちは、その奨学金の返済を東京都が負担をする、支援をする、そうすれば若者の負担が減る。そのことに皆さんの税金をぜひ蓮舫都知事に使わせていただけないでしょうか。
中間層を分厚くしましょうよ。
このことを言うと、分断かと、排除かと、そういう声が必ず上がる。違うんだ。だってそうでしょ。若い子が手取りが増えれば、収入が増えれば、安定雇用で働ければ、それは税金が、税収が増える。
介護の保険料の担い手が、医療保険料の担い手が増えれば、持続可能な社会保障制度になるんじゃないですか。それは即ちシニアの安心につながるんではないでしょうか。
介護の現場で若い人たちが働いてくれたら、手取りが増え安定雇用になって若者が定着をしてくれたら、今80、90の両親の介護をしている50代、60代が
自分の介護離職を不安に思わないで安心してデイサービスや施設に委ねることができる。私は、若者からシニアの安心をつくっていうことはできると皆さんにお約束をさせていただきます。

分断じゃない。排除じゃない。
東京都は、循環する支え合いの社会を私は作りたい
と皆さんに問わせていただきたい。 ぜひよろしくお願いをいたします。

小池さんはずるい。私は最初からチャレンジャーです。
最初っからチャレンジャーで、8年間の現職に向き合うんですよ。
この間にどれだけいろんな事業者とお付き合いがあったんでしょうか。
いろんなしがらみあるんでしょうか。
神宮外苑の再開発の事業からパーティーチケット買われてますかと聞いたら、「法律に乗っ取ってます」意味不明な答弁をしてましたが、買われてるんでしょ。
でも、それだけの強い強い組織票、隠れてる自民党票があるところと私は戦うのに、どうして公開討論会に出てこないんですか。 フェアじゃないでしょう。
私は、やる気も夢も希望も制作も数字にも明るい。 討論会に出たら絶対に負けない。なぜ出てくれないのか、そのこともこの選挙ではぜひ問わせていただきたいと思います。

小池さんは、光に光を当てるのは大変得意な人です。それを意味不明な横文字で説明するのも得意な人です。
私はそうじゃない、光があるところは自分で、自家発電できる人は自分で頑張ってください。そうじゃないんだ。広がる光と影、 伸びる長い影。だったら、私はこの影に光を当てて、光が薄くなるまで、影が短くなるまで徹底的に光を与えて、その人たちが自分の足で立ち止まって、立ち上がって歩いていくことができるようになる、そういう都政を作りたいと皆さんにお約束をさせていただきます。

これからの4年間を託してください。 皆さんの4年間を任せてください。
できることから始めましょう。フェアでオープンで情報公開
皆さんの思いをトップダウンではなくて、ボトムアップで紡いでいく蓮舫をどうか東京都知事にさせていただきたいということを強く強くお願いを申し上げ、皆さんの時間をいただけたことにお礼を申し上げ、蓮舫からのお訴えと代えさせていただきます。
ありがとうございました。よろしくお願いします。


動画は下記をご覧ください


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