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【骨延長手術】アルメニア/下腿4cm(LATN法)

【この記事を読むのがオススメな方】

  • 骨延長手術で下腿(脛)のみの延長を考えている

  • LATN法かLON法で検討している

  • アルメニア(YCLLR)での手術を検討している

 私はアルメニアのYCLLRという病院で下腿(脛)の骨延長手術を行いました。この記事では「アルメニアで骨延長」した経験をできる限り丁寧に紹介していきます。

 まず私の選択した手術はLATN法で下腿4.0cm延長でした。LATN法は外部式という点では、LON法やイリザロフ法と同じですが、手術内容や延長の過程が少し異なります。

 例えば、LATN法はLON法はどちらも足の内部に骨を支える髄内釘(ネイル)を挿管しますが、そのタイミングに違いがあります。ただスケジュール感や感染症のリスクについてはほぼ同じです。

 このnoteはこうした術式の違いやメリットデメリット、何がどうしんどかったのか等、私の体験や知っている限りの情報をお伝えすることで、LATN法かLON法で迷っている方や違いが分からないという方の参考になれば、と思い投稿しました。

 またアルメニアでは上腿・下腿のクロス延長をされている方の情報は比較的多いですが、現時点(2023年9月時点)では下腿のみLATN法もしくはLON法で延長されている方の情報があまりなかったため、特にアルメニアで下腿のみ延長を検討されている方に向けて情報共有できればとも思いました。
※もちろんプリサイスと迷われている方や骨延長手術自体まだよく分からないという方にもとっても参考になると思います。

実際に私も現地へ渡航するまではLON法で考えていましたが、現地の医師や他の患者さんの話を聴き、最終的にLATN法で手術することに決めました。

このnoteで骨延長手術を検討されている方がより手術を具体的にイメージするお手伝いができればと思っています。有料部分では、手術中の足の状態や現地の写真を織り交ぜながらできる限り詳細に説明を記載しています。


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