FX初心者の為の用語集

FXってなに??

FX(エフエックス)とは、「Foreign Exchange(外国為替)」の略で、「外国為替証拠金取引」や「外国為替保証金取引」とも呼ばれます。

FXは、通貨同士を交換して差額によって利益を狙う取引です。たとえば、日本円を米ドルに両替したり、ドルの価格が今後上がると予測して買い注文を発注したりします。

FXの最大の魅力は、証拠金として預けた資金の何倍もの取引ができることです。少ない証拠金を元手に、その何倍もの資金が運用できるので、為替相場が思惑通りに動くと大きく収益をあげることができます。しかし、一方で思惑とは逆方向に相場が変動すると大きな損失を被ることがあり、損失が証拠金の額を上回ることもあります。

FXはギャンブルではなく、根拠を持って取引する投資です。

MT4ってなに?

MT4(メタトレーダー4)は、ロシアのMetaQuotes Software社が開発した取引プラットフォームです。外国為替証拠金取引(FX)や他の金融商品の取引に対応しており、世界中のトレーダーに利用されています。

MT4は、FX会社のホームページなどからダウンロードできます。

裁量・裁量トレードってなに??

裁量トレードとは、自分の判断で取引を行うことをいいます。チャートやニュースなどを見ながら、自分自身で今買うべきか売るべきか、もしくは手じまいをするべきかを考えながら取引します。

裁量トレードには、次のような特徴があります。

  • 自身の分析や予測をもとに行う

  • リアルタイムでトレードを行うため素早く柔軟性がある

  • 相場の状況に応じて柔軟な対応をすることができる

裁量トレードのデメリットとしては、トレーダーの判断で売買判断を行うため、感情が入りやすいという点が挙げられます。

メリット

  • 相場の状況に応じて柔軟に対応できる

  • 臨機応変な取引ができる

  • トレードの経験が利益につながる

  • 勉強や練習を積み重ねて成長できる

デメリット

  • トレーダーの判断で売買判断を行うため、感情が入りやすい

  • 取引経験や感情の影響を強く受ける

  • 特に初心者の場合は売買するポイントの判断が難しく、大きな損失を被る可能性がある

  • 仕事中や就寝中の売買チャンスを逃してしまう可能性がある

EAってなに?

FXでいうEA(Expert Advisor)とは、FXの自動売買プログラムのことです。EAは、主にMT4またはMT5で作成されたプログラムに対して使用されます。

EAを使用すると、チャートを離れていてもプログラムが自動で取引を繰り返してくれます。値幅やテクニカルの数値を組み合わせて、自由に条件を設定できるのがEAの魅力です。

EAにはあらかじめパラメーターが設定されており、MT4で値を変更することで利益や安全重視のEAへとカスタマイズすることができます。

FX自動売買ツールで最も有名なのがMT4です。

メリット

  • チャートを離れていても取引チャンスを逃さない

  • プロや学者が作ったEAを利用すれば、初心者でも収益性の高い運用ができる

  • 24時間利益を得られそうなタイミングで売買ができる

デメリット

  • 相場の急変動に対応しにくい

  • ツールの設定が難しいことがある

  • 分析の知識やスキルが身に付きにくい

  • ファンダメンタル要因による相場の急変動には弱い傾向にある

裁量EAってなに?

裁量トレードとEA(自動売買)のいいとこどりな手法です。
エントリーは分析し自分の判断でエントリーし、追加ポジションエントリーや利益確定はEAが自動でしてくれるという取引です。

メリット

  • 相場の状況に応じて柔軟に対応できる

  • 勉強や練習を積み重ねて成長できる

  • エントリーを済ませればチャートを離れていても大丈夫

  • 高性能な裁量EAを使えば、初心者でも収益性の高い運用ができる

  • 取引経験や感情の影響を受けにくい

デメリット

  • 仕事中や就寝中の売買チャンスを逃してしまう可能性がある

  • 相場の急変動時の損切りの判断が難しい

ロット(LOT)ってなに?

ロットとは通貨量の単位を表したものです。

スプレッドってなに?

FXのスプレッドとは、「売値(Bid)」と「買値(Ask)」の差額です。スプレッドは、FX取引1回につきかかるコストのひとつで、取引手数料のようなものです。スプレッドが狭いほうが低コストであり、有利になります。

たとえば、米ドル/円で取引する際に、買値(Ask)が110.010円、売値(Bid)が110.000円の場合は、差額の0.01円=1銭がスプレッドに該当します。

PIPS(ピップス)ってなに?

FXにおけるpipsとは、通貨ペアの価格の変動幅を表す最小単位です。FXでは米ドルやユーロなど、単位の異なるさまざまな通貨を取引するため、単位を統一するためにpipsが使用されます。

米ドル/円やクロス円(ユーロ/円、ポンド/円など)の場合、1pipsは0.01円(1銭)で、100pipsが1円(100銭)です。

対外貨通貨ペアの場合は、1pipsは0.0001外貨となります。たとえばユーロ/米ドルでは「1pips=0.0001米ドル」となります。

pipsは値幅や損益などを確認する際に必ず使う単位です。

ナンピンってなに?

FX におけるナンピンとは、保有しているポジションに対して相場が逆の方向に進んだ際に、さらにポジションを追加し平均取得単価(平均コスト)を下げる取引手法です。

ナンピンでは、価格が下がっているときは買い増しをして価格が上がっているときは売り増しをします。

トレールってなに?

トレールとは「追いかける」という意味で、予測していた方に大きく動いたときに利確位置を追従して利益を最大化してくれるものです。


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