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助成事業_頑張る人・地域応援_第4回①

「南砺幸せ未来基金 頑張る人・地域応援事業」
※年に2回(春・秋)に公募しています。

地域資源を活用したプログラム。
私たちの掲げる7つのテーマに沿った事業を公募で募集し、
審査会を経て助成実行団体(個人)を決定。
(助成上限は30万円)


令和3年の秋公募での採択団体
「井波日本遺産推進協議会」さまの助成事業について
ご紹介します。

まずはプロジェクトの概要から、、、

富山県の南西部、砺波平野の南端に位置している井波。八乙女山の美しい山麓に囲まれ、豊かな自然と歴史のあるまちです。井波は2018年5月、瑞泉寺を中心とした600年あまりにわたる歴史と、200年あまり受け継がれてきた木彫刻の伝統等が高く評価され、日本遺産に認定されました。
そんなまちの代表的な行事である井波八幡宮春季例祭。中でも、女の子が艶やかに踊り舞う「踊り屋体」が、祭りをひときわ華やかに彩っていました。
しかし、屋体の引手の人手不足、踊り子不足という現実を乗り越えていくことができず、10年前に廃止になってしまいました。
そこで今回、このままでは、消滅してしまう踊り屋体に井波彫刻を施し、まちのシンボルとして復活させるためにプロジェクトを立ち上げました。

 READY FORサイトより引用 https://readyfor.jp/projects/nanto-inami


2019年にクラウドファンディング「READY FOR」でのプロジェクトを成立させ復活した踊り屋体。
屋台の上で女の子たちが踊る、南砺市内でも唯一の珍しい屋台です。

屋体には、多数の井波彫刻を装飾し、
踊り子の育成や伝統文化の継承を図ることとともに
100年後に語り継がれる
井波のシンボルとして活動を継続していきたい。

そもそも、、この踊り屋台は
屋台の引手不足、踊り手不足のため10年間お休みされていたそうです。

が、町の有志の方々の熱い想いをうけて、
2019年に復活することになります。


井波八幡宮の春季例大祭(通称「よいやさ祭り」)
いよいよお披露目!というところで、

新型コロナの影響により
2020年、2021年と
よいやさ祭りそのものが中止や規模縮小となり、
お披露目は延期。。

今年、3年ぶりにお披露目できる機会ができました。


私たちが助成したのは
【小学校児童を募集して、屋体の子供踊りを伝承する】というものです。
具体的には、井波八幡宮の春季例大祭(よいやさ祭り)において、
踊り屋体を引き廻し、伝統文化の伝承を図る。


実際に小学生児童を募集したところ
小学2年生から4年生までの5名が、集まり練習を重ね
お祭り当日を迎えました。

踊り屋台の上で踊る女の子たちに踊りの稽古
ひとりひとり、異なる踊りをおどります




5月3日
晴天の空の下、立派に踊りのお披露目を行うことができました。


「南砺幸せ未来基金_頑張る人・地域応援事業」

https://note.com/nantokikin/n/n6833761c8005


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