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新着 ㊵<公式署名>埼玉県立高校女子校・男子校の 共学化に反対します

当会においても署名趣旨に賛同し署名サイトを紹介いたします

埼玉県立高校女子校・男子校の共学化に反対します!

●児童・生徒たちから県立高校共学校・男女別学校を選択をする自由を奪わないでください。女子校や男子校を希望する児童・生徒と保護者は私立高校を選択するしか道が無くなってしまいます。

●実際に県立高校女子校・男子校に通う生徒と保護者が心配しています。県立高校女子校・男子校を共学化することによるメリット、検討方針、検討プロセスについて県はどのように考えているのか、男女別学校の関係者だけではなく、広く県民に情報公開、対話をしていただきたいと考えます。

はじめに

2023年8月30日に埼玉県男女共同参画苦情処理委員から埼玉県教育委員会教育長に「県立高校は共学化が早期に実現されるべき」との勧告がなされました。

 私たちは県立高校に限らず、男女共学校と男女別学校には、それぞれの良さがあり、これらの多様性が尊重され共存していることで、一人一人がそれぞれに合った学びの場を選ぶことができると信じています。県立高校が共学化されると、県立の男女別学校という選択肢がなくなってしまいます。男女別学校を希望する児童と保護者には私立高校を選択する道しか残されていない状況になるのです。私立高校への依存が増すことは、経済的負担を強いられる一因となり、県民にとって不利益となることは明白です。

また、埼玉県教育委員会教育長は2023年9月14日の会見で「関係する人の意見を丁寧に伺い、今後の方向性を決定する」との認識を示したとのことですが、県の検討方針や検討プロセスについては県民はもとより当該の高校に通う生徒・保護者にも十分に示されていない状況です。

私たちは、男女共同参画社会の実現に賛同する男女で集まった有志メンバーです。将来を担う児童・生徒の多様性を尊重し、全員が一人一人に合った学びの場を選ぶ機会を守りたいとの思いからこの署名サイトを立ち上げました。

ぜひ、ご一読いただきご賛同をお願いします。

1.埼玉県男女共同参画苦情処理委員の勧告と埼玉県教育委員会教育長の会見  

 前述の通り2023年8月30日に埼玉県男女共同参画苦情処理委員から埼玉県教育委員会教育長に「県立高校は共学化を早期に実現されるべき」との勧告がなされました。

 この勧告を受け県教育委員会教育長は2023年9月14日の会見で「関係する人の意見を丁寧に伺い、今後の方向性を検討する」との認識を示しています。

2.共学校・男女別学校の選択の自由について

私たちは共学には共学の良さ、男女別学には男女別学の良さがあると思っています。そして埼玉県では、共学と男女別学の県立高校が共存し、それぞれの学校においては、共学・男女別学のそれぞれの特色を活かしつつ、きめ細かな教育が行われています。児童・生徒には、こうした特色やメリットを踏まえて、共学・男女別学の県立高校を含む多様な高校の中から、自分に合った進学先を選択する機会が与えられています。私たちは、全国的に公立高校の共学化が進む中、埼玉県立高校に共学校・男女別学校が共存していることは、埼玉県の高校教育の多様性の象徴であると同時に、埼玉県の特色の一つであると考えます。

 仮に県立高校が共学化されると、県立の男女別学校という選択肢がなくなってしまいます。男女別学校を希望する児童と保護者には私立高校に進学する道しか残されていない状況になるのです。私立高校への依存が増すことは、経済的負担を強いられる一因となり、児童・生徒・その保護者の方々を含む県民にとって不利益となるのは明らかです。

3.男女別学校を共学化するメリット・デメリットの検証について

 今までの県の会見では「関係する人の意見を丁寧に伺い、今後の方向性を検討する」とのことですが、県として県立男女別学校を共学化するメリット・デメリットの検証については語られていません。現在、実績に裏付けられた順調な運営を行っている県立男女別学校を共学化することで児童・生徒・その保護者の方々を含む県民にどのようなメリット・デメリットがあると県は考えるのでしょうか。県はその検討方針、検討プロセスについて情報を公開し、男女別学校の関係者だけではなく、県民に広く対話の場を設けていただきたいと私たちは考えます。

4.親子向けアンケート調査について

2023年11月25日に「県教育局は小学5年生から高校生までの児童生徒とその保護者を対象に「高校選びで男女別学を重視するか」を尋ねる意識調査を行うことを明らかにした」との報道がありました。私たちはこのアンケート結果は今回の共学化議論の検討材料にはならないのではないかと考えます。各県立高校の特色や教育方針など事前の情報提供無しに一部の対象のみに行われたアンケート結果を今回の検討材料にするにはあまりにも無理があるため、県は県民の意見を広く収集し、対話をしていただきたいと考えます。

5.【重要】お急ぎ願います!

   このオンライン署名の1次集計日程について

1次集計日:2024年1月31日(水)

*以降継続いたします。

 県教育委員会教育長は県立高校共学化に関する勧告への措置を来年2024年8月31日までに報告するよう求められています。

 しかし前述のように現段階では県の検討方針や検討プロセスが不透明なため、いつ方向性が決まってしまうか私たちにはわからない状況です。ぜひ、ご賛同いただき1日でも早くご署名いただけますようお願い申し上げます。

 改めて申し上げます。私たちは、将来を担う児童・生徒たちの多様性を尊重し、全員が一人一人に合った学びの場を選ぶ機会が守られることを切に願っております。

 あなたの署名が児童・生徒たちの将来を守ります。

ぜひご賛同いただき、ご友人やご家族にも広めていただければと思います。

「埼玉県立高校女子校・男子校の共学化に反対します!」

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